絶体絶命都市 2 凍てついた記憶たち

絶体絶命都市シリーズの2作目前作は人口都市「首都島」において巨大地震が発生しそれから逃げるという「地震」がメインテーマで、今作は真冬の「富坂市」を舞台に洪水や大雨を相手にどう対処してどう逃げるか、「水害」が今作のメインテーマ今作はプレイヤーキャラクターにHPはなくTPという概念で管理されていて、転倒などする他、衣服が濡れることでTPが失われていくので、いかに暖をとるのかが重要なゲーム前作が震災からどう逃げるかという真面目ゲームだとすると今作はバカゲーに振り切っている部分がありますそんな所を推したい！物語のストーリーとしては複数名の主人公からなるオムニバスストーリーで、ある主人公で取った行動が別の主人公の行動に影響を及ぼして、ここをこうしなかったらどうなるんだろうと何周か遊べる楽しさがあります各々の主人公がそれぞれの目的を持っていて、災害に巻き込まれながらもそれぞれの目的を果たしていく、そんなストーリーです。推したい所は所々挟まれる選択肢の数々です、災害をテーマにしたゲームである以上、シリアスでなければいけない、ふざけた行動をとる訳にはいかないというのを良い意味でも悪い意味でも裏切ってくれました。災害がテーマのゲームで余裕が無い状況、人の命がかかっている状況でキャラクター達がふざけた行動をとる選択肢があるのはどうなんだと賛否両論があるゲームなのは知ってます。それでも、ふざけた選択肢がある、その面白い選択肢を見たいが為という理由で話題に挙がって、誰かが興味を持って災害をテーマにしたゲームをプレイして、災害の恐ろしさを学べるとしたら賛でいいと思います。災害の恐ろしさを知ることも出来て、合間で面白い事も出来る素晴らしいゲームと思ってます

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