古の神ゲーTPS「GUNZ」って知ってる?
GunZ: The Duel

古の神ゲーTPS「GUNZ」って知ってる?

aaaa65610165
ライターA

公開日:2022/07/29

更新日:2022/09/23

今ではFPS/TPSと言われて思いつくゲームは多いだろう。

ApexLegendsだとかスプラトゥーンだとか。


そんな時代を作り上げた多くの作品がある。

今回は、この時代の火付け役とも言える、SA(サドンアタック)やAVA(Alliance of Valiant Arms)に並んで遊ばれていたゲーム「GUNZ」について紹介しよう。

複雑すぎるゲーム故、全てを伝えきることは難しい。今回は最大の魅力だけでも伝えれたらと思う。


ゲーム自体は、とうの昔にサービス終了になり、今はエミュレーションサーバーとか海外サーバーで極々僅かなユーザーが遊んでいるだけとなってしまっているのだが....。


内容が非常に複雑なゲームなため、読み進める前に「GUNZ」が、どんなゲームか動画などを見ることをおすすめする。

GUNZ」とは?

先程から言っている「GUNZ」の正式名称は『GunZTheDuel(GunZOnline)』だ。

ジャンルとしては『TPS』に該当し、第三者視点からキャラ操作し、銃を撃つという内容だ。そのままだ。

といっても、GUNZを触ったことがある人は、このジャンルの位置付けに違和感を覚えるだろう。

私もそうである。このゲームは新たなジャンルを確立しそうだったのだから...。


元々は、韓国発のゲームで、日本での運営は、ネットマーブルだとかゲームオンだとかでプレイすることが出来た。

GUNZの魅力「自由度の高さ」

GUNZを語る上で絶対に欠かしてはいけない事。

それは...

自由度の高さである!

一概に自由度といっても、GUNZにおける自由度は全て「動き(移動や攻撃を含めた動作)」にある。

GUNZにおいては、ほぼ不可能な動きはないといってもいいほど、多くの動き方が可能だ。

そう、人間の理解が追いつかない動きですら可能。


そのためか、「当たり前のように空を飛ぶし直角方向に空中で曲がる事が出来る」

というのが最大の魅力ではないだろうか。

これのおかげでハイスピードでスタイリッシュな銃撃戦が可能となる。

FPS/TPSにおいて、被弾をしないというのは、基礎中の基礎で勝利への必要条件だ。

(ダメージを受けなければ負けることはない)

GUNZでは、この圧倒的理不尽な動きで敵を制すことが重要となってくる。

魅力であり最大の欠点「操作難易度」

高度な動きが可能な反面、要求される操作難易度は異次元級となっている。

ただプレイするだけであれば、左手のWASDで移動して、右手のマウスで敵を狙って撃つ。

しかし、GUNZにおいてはそんなことだけで勝利することは出来ない。

GUNZの操作について紹介する前に、GUNZの基礎知識を共有しよう。


GUNZでは、基本的に銃ではなく剣を所持していることが多い。これは、後に説明する小技を利用するためにだ。

また、ダッシュが可能で、一定距離を早く移動が出来る。走るのではなく、もはやスライド移動だ。

加えて、銃弾を剣でガード出来るのだ。これが剣を所持している事が多い理由の1つだ。


以上のことを踏まえて、GUNZで求められる基本動作の1つ「BS」を、一度言葉になおしてみよう。(BS=他のゲームでいうレレレ撃ちみたいなものだと考えてほしい)


「スペース→WASD何れかを2回連打→左クリック→シフト」


敵と見合って移動するだけでこれだけの操作が必要となる。

これが実際の動作では

「ジャンプ→ダッシュ→剣を振る→ガード」

となり、早く動きつつ最大限にリスクを抑えた基本の移動方法となる。


更に!

シューティングゲームの醍醐味である「マウスで敵を狙って銃を撃つ動作」も、GUNZにおいては重要にも関わらずだ。

上記の一連の動作をしつつ、同じように高速で動く相手を狙って撃つわけだ。


この時点で操作に苦戦して離脱したプレイヤーも多いだろう...。

(上記の操作はまだ銃を撃つ段階まで行っておらず、銃を撃つ動作を含めると更に操作が必要となる。中にはフレーム単位での操作が要求される動きすらある。気になる人は「TBS」とか「AS」で調べて見てほしい...)


最後に

操作難易度とかまともに戦うまでの道のりが過酷すぎるが故に、新規ユーザーが全く寄り付かなくなったといっても過言ではない「GUNZ」


しかし、その裏を返せば、プレイスキルを磨けば磨くほど新たなムーブを取り入れた動きで敵を倒す魅力に惹かれてプレイし続けたユーザーも多かっただろう。

私もその一人である。

操作難易度をカバーするかのごとく、独自のローカルルール(結構多かった)で楽しむ部屋があったり、馴れ合いを楽しんだり。

まさに無限の可能性を秘めたゲームであったのだ。


そんな「GUNZ」というゲームが存在していたことを、新しく知ったり思い出したりしてくれたら嬉しい。

そして、似たようなゲームをつい探してしまう自分がいる。

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