TGA2023、ついに発表ですね。
ついに明日、日本時間12月8日9時半から発表されるゲームアワード2023。
「今年はティアキンだろw」と言われていた本年ですが、後半に突如出現した『バルダーズゲート3』が海外で爆流行り。すべてを持っていきそうな勢いでノミネートされティアキンとの一騎打ち状態になっています。
BG3は日本語版未発売のため、海外での勢いとは裏腹にイマイチ置いてけぼりを食らっている日本。「そもそもバルダーズゲート3って何???」って日本の方も多いと思うので、そんな方向けにどんなゲームなのかサラッと解説しようと思います。サラッと予習して明日の発表に備えよう。
ちなみにバルダーズゲート3、日本語版は12月21日発売です。買おう。
バルダーズゲート3とは
『バルダーズ・ゲート3』は、世界初のロールプレイングゲームとされるテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにしたRPGシリーズ。ダイスロールでの成否判定など『D&D』の要素やルールをゲームシステムに取り入れつつ、プレイヤーの選択によって展開が変化する物語や、複数の解決方法が存在する攻略自由度の高さ、戦略性の高いバトルシステム、美麗なグラフィックといった数々の要素により世界的で非常に高い評価を得ている。
です。
日本国内でもクトゥルフTRPGなどで有名な『テーブルトークRPG』の要素をメインに盛り込んだのが、このゲームの最大の魅力かつ特徴ですね。
ほぼすべての行動にダイスロールが絡み、ダイスを振るプレイヤー(キャラクター)のステータス値と照らし合わせて成否が決定していきます。そのため、「ここでこう話せば必ずこう進む」といった保証が全てにおいて存在しないため、必ずしもプレイヤーが望む通りに話が進まないのが面白いところ。大枠のストーリーは同じですが、無限に用意された選択肢とダイスの出目によってプレイするたびに全く違った結果になっていきます。
TRPGをやった事が無い方にはイマイチ馴染みがないタイトルではありますが、TRPG経験がほとんど無い自分もドはまりしたので、興味さえあればきっと大丈夫。
何をしてもいい本当の"自由"度
洋ゲーって「自由度が高い」ってよく言われますよね。TESシリーズやFalloutシリーズなんかがいい例で、海外勢は自由度の高さを重視する傾向にあります。
そんな自由度高いゲーのSkyrimやFalloutを愛してやまない自分ですら「そんな事までしていいの???」と思えるマジモンの自由度がバルダーズゲート3にはありました。

例えば、そこら辺で適当に発生するサイドクエスト1つですらクリア方法が大量に存在します。戦っても戦わなくてもいいし、説得しても盗んでもいい、なんなら他のクエストを終わらせてもう一回進めに来ると話が変わってたりもする。「こうすれば結果的にクリアになるんじゃない?」と思うルートは大体用意されています。
更にメインに関わってくるストーリー部分は分岐を含めると異常な数の選択肢が用意されているようですが、あまりに取れる選択肢が多すぎるので考えるのを辞めました。
どういう人が向いてるのか
洋ゲーの例に漏れず日本人でも向き不向きが大きく別れます。
個人的に大丈夫だと思うタイプは
無限の選択肢の中から自分で考えて選んでプレイできる
キャラの素性やステータスから"ロールプレイ"が出来る
バチバチの洋ゲーっぽいビジュアルでも大丈夫
グロ耐性あり(結構グロいです)
ですね。
特に赤文字の部分は大事で、和ゲーにありがちな主人公と周りが勝手に喋って戦ってさえいれば話が進んでいくようなゲームが好みな方にはマジで向いてないのでやらない方がいいです。このゲームは一つ一つプレイヤー自身が考えて行動する必要があるので、ゲーム内NPCは誰もクリアへ導いてくれません。
またSkyrimとかでもよく聞きますが、『自由度が高すぎて何すればいいかわからない』タイプの人にもおすすめしません。
一方で「このキャラならこうするだろうな」等を考えられる本当の意味での"ロールプレイ"が出来る人には超絶向いています。キャラのバックグラウンド(クラス)に合った行動をするとボーナスが貰えるようなシステムもあるので、キャラになりきってプレイするのが大事。
(おまけ)PC版はMODもあるよ


遊べるPCを持っていてPS5版か迷っている方がいれば、断然PC版をおすすめします。
おわりに
ゲームの内容があまりに膨大なので上澄みだけをサラッと説明しましたが、マジで向いてる人にとっては神ゲーなので、合いそうだなと思ったら手を出してみてください。自分は既にかなりの時間が溶けました。
短いですがこれにて。