
リーパーは厨二心をくすぐるアクションと比較的簡単な操作が人気のジョブである。暁月パッチ初期では驚異の強さを誇ってはいたものの、パッチを重ねるごとに他の近接DPSが強化され相対的にリーパーの立ち位置が下がり続けているのが現状だ。
今回は新極討滅戦をリーパーで40周以上した筆者が、パッチ6.2におけるリーパーの所感について語っていきたいと思う。
上方修正について
まずはパッチ6.2で調整が入った項目について振り返ってみる。以下は公式が出したリーパーの調整内容である。
スライス | ・威力が、300 → 320 に変更されます。 |
ワクシングスライス | ・威力が、140 → 160 に変更されます。 ・コンボ時威力が、380 → 400 に変更されます。 |
インファナルスライス | ・威力が、140 → 180 に変更されます。 ・コンボ時威力が、460 → 500 に変更されます。 |
基本コンボの火力が上昇し、他の近接DPSとの火力差を縮めるような調整だ。リーパーは基本コンボがバーストの生命線となるので嬉しい修正ではありつつも、今まで以上にコンボを途切れさせてはいけない数字になっている。
次は運営が発表した調整の意図を見ていく。
近接物理DPSロール内での火力バランス調整のため、アクションの威力を引き上げました。瞬間的に火力を出す能力は十分持っているため、基本コンボの威力を引き上げる調整となっています。
ここでの疑問はレムール状態での火力は確かに高いが、それでも他の近接DPSに負けてしまってる点である。ただ、零式も控えていることもあり大胆な調整を控えるため基本コンボを調整したというのであれば納得がいく。ただ個人的には物足りない感じは否めない。
実際に触ってみて
冒頭でも述べたが、新極討滅戦を40周以上したので、そこで感じたことを話していこうと思う。
偶数分バースト後のDPSの落ち方が緩やかに
リーパーは開幕バーストより偶数分バーストの方が強いことは周知の事実だが、そこからのDPSの落ち方が以前より緩やかになったと感じた。これは基本コンボの火力上昇が上手い具合に作用していると思う。しかし、コンボを途切れさせてしまったロスは以前より大きく、スキル回しを誤った時には毎回絶望してしまう・・・
やはり他の近接DPSには及ばない
上方修正をもらったものの、他の上手い近接DPSには及ばなかった。それどころか開幕バーストではタンクである暗黒騎士に負ける始末。上手い機工士に追いつかれそうになった時にはもうどうしようかと思ったほどだ・・・
今後の期待
7.0以降への期待になってしまうが、やはりWPが多すぎるのでアビリティでもソウルゲージやレムールゲージに関与するものが欲しい。また、この火力感で調整を行うのであればシナジー倍率を上げて欲しいところでもある。
実装当初語られていたピュアDPSに近いデザインとはかけ離れ、全てが中途半端になってしまっている感が否めない。方向性をしっかりユーザーに示し調整を頑張ってもらいたい。
パンデモニウム煉獄零式も頑張っていきたい。コムニオ気持ちよすぎだろ!