スーファミ大好きVtuberによる脳内駄々洩れ語り

レトロゲームと食べることをこよなく愛する炎の神様、朱雀ナナミです。

特に、スーファミのRPGをよくプレイしています。

スーファミで生まれ、スーファミで育てられし女

特に好きなRPGについて語り倒そうと思います。

聖剣伝説３に絞りました。とてもとても長くなるので。

聖剣伝説３は、私が初めてプレイしたRPGです。

６人の主人公の中から３人選んで冒険する、ザ・ファンタジーって感じの世界観のゲームです。

やってた当時→ゲーム自体が面白くて、最高！

今→ゲームシステム自体は微妙だけど、シナリオとかBGMとかキャラの関係性最高！

多分これはいろんなゲームに触れた結果、

「あれって戦闘自体は結構単調なゲームだったよね？」

と気付いてしまっているからゲームシステム自体の評価は下がっていて、

でも、様々な小説を読み、教養を得て、生きる中で人と接し、いろんな経験をしてきた結果、「シナリオとかキャラの関係性いいよな～」になっている気がする。

だからこそ今、やってきたレトロゲームについてじっくり振り返るといろんな気付きがあって面白い。

ということで、細かい点を振り返っていこうと思う。そう、ここまで前座です。

さて、改めて聖剣伝説３の基本を語ろう。

・ザ・ファンタジーの世界観によくある「マナの力」が主軸になった世界。

　その世界に存在する６つの大国……国じゃないところもあるが……の争いがストーリーの中心。

・６人の主人公から３人選び、冒険する。

　１人目の主人公によって変化するのは序盤のストーリー＋ラストダンジョンとラスボス。

・正確にはアクションRPG。ただし基本はA連打で敵を殴打し、たまにXボタンで魔法や技を使うゲーム。

・ドット絵が良く動く、縦、横、斜めとかじゃなくほんとに縦横無尽。　

で、なんやかんや世界を救うためにタイトルの「聖剣」を求めて旅に出て戦うのがゲームの主軸である。

当時の感動ポイントは、「主人公選べる！　しかも６人から！」、「選んだ主人公によってラスボス変わる！」、「なんかドット絵死ぬほど動く！」でした。

「主人公選べる！　しかも６人から！」、「選んだ主人公によってラスボス変わる！」の二点について、

ストーリーの主軸は変わらないけど、

選んだ主人公でラスボスが変わったり、選んだ仲間によっては喧嘩したり、逆に選ばなかった３人が旅の中で現れるのも面白い要素だった。

私が特に好きなのは、シャルロット。

仲間にならなかった時の子供具合で、イラっとする主人公たちの反応が好きだった。

主人公の見た目もインターネッツがない時代だったので、ゲーム内のドット絵の情報しかなかったけど、等身大のドット絵がおっきく表示されていて、見たときのインパクトと言ったらなかった。

主人公の見た目こんなに教えてくれるんだ～！という感動。

付け加えると、クリア後にはなるが、ゲーム雑誌に載っていた主人公たちのイラストを見てこんな感じだったんだ～！とそれはそれで感動した。

上記二つともインターネッツがなかったからこその感動だったと思う。

今思う聖剣伝説３の感動ポイントは、「戦を起こした側の国の理由が割と攻め込まざるを得ない系で悲しいところ」、「ものすごくBGMがいいところ」、「今知ると更に奥深い敵キャラのストーリー」……などなどが代表で、それ以外にも数えきれないほどある。

「戦を起こした側の国の理由が割と攻め込まざるを得ない系で悲しいところ」

ストーリーの中ではラスボスとなりうるキャラたちが戦を仕組んでいるわけだけど、

ナバール→水が枯渇してきているのでとにかく水を得られる手段が欲しかった。

アルテナ→とにかく寒い雪国で、熱源となるマナが枯渇してきて辛かった。

ビーストキングダム→人間たちに虐げられて夜しかない森で過ごすのが嫌になった。

と上げてみると、感動ポイントというと違和感があるかもしれないが、

悪役たちが付け込めるだけの理由がちゃんとあるという、子供の視点では見逃しがちな点に気づけると、大人になったなあ……と感慨深くなる。

「ものすごくBGMがいいところ」

聖剣伝説２から作曲担当になった菊田氏の、すべてのBGMが本当に良い。

街のBGMでは明るい物から物悲しいものまで、口ずさみたくなる曲ばかり。

特に黄金の街道は聞いたころのある誰もが口をそろえて名曲だというだろう。

当時もいいなー、とは思っていたけど、こんなにずっと飽きないとは思ってなかったのが個人的感動ポイント。

「今知ると更に奥深い敵キャラのストーリー」

インターネットが普及した結果、「敵キャラ」についてのストーリーが判明したり、誰かの考察をのぞいたりできるのがとてもとても良い。

紅蓮の魔導士、一番印象が変わるのはここだと思う。

なんとなくゲームしてる中でも紅蓮の魔導士とアンジェラはもともと知り合いなのは伝わるが、ちゃんと「紅蓮の魔導士」でない名前があったというのがわかり、更に、もともと落ちこぼれでかなり蔑まれていたというのが他のゲームで語られている。

そりゃ～～～～力手に入れられるなら闇堕ちするよね～～～～！！！！！

見た当初、赤べこ並みにしみじみうなずいてしまった。

その他にも、インターネットの情報なしにしても、美獣ってめちゃくちゃ健気だなって思ったり、闇の貴公子が一番悪役なのではと思ったり、そんでほんとに仮面の道師あまりに可哀そう……この人あまりにも可哀そうなのでどっかで救われてほしい……と思ったりする。

知らない情報を得るだけじゃなくて、ゲーム内の情報を気軽に振り返れることによって増す味わいもあるんだなあと実際に記事を書きながら思っている。

語ろうと思うと、このボスのBGMがさあ……でんでん太鼓のデザインがめっちゃよくて……装備品の名前とかデザインがえぐやばくて……ハァハァ……となってしまうので語るのはここまで！

実をいうと、聖剣伝説３はリメイク版のTRIALS OF MANAが大成功とされています。

私もそう思います。３Dの再現力、街並みのきれいさ、ゲームシステムゲームバランス、追加要素、ボイス、もう何をとっても最高です。

なので、プレイしてないけどこの記事でゲームが気になった方、ぜひSFC版でも、リメイク版でもいいので触れてみて下さいね！　どうか！　よろしく！　お願いいたします！

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