テイルズ オブ エターニア

「RPGの主人公ってどういう人？」そう問われてやはり大多数がイメージするのは”正義感の強い熱血漢”ではないだろうか？必ずしも性格はそうではないにしても、RPGといえばやはり主人公は”勇者”の印象が強いと思うそういうイメージが強い作品が多かったRPG成長期の中で、私が出会ったのがこの『テイルズ オブ エターニア』の主人公”リッド・ハーシェル”だった彼は田舎に住む猟師で、何よりも平穏を望む18歳の青年「食べたいときに食べたいだけ食べる、寝たいときに寝たいだけ寝る」「何も起きず平穏ならそれが一番」が信条という、RPGの主人公とは思えないくらいのニュートラルな性格であるそんな彼がひょんなことから世界規模の事件に巻き込まれ、仲間と旅をし、様々な人々と会い、そして強くなっていく姿を是非見届けて欲しい●エターニアの世界設定彼らが住むのは特殊な世界で、リッド達が住む世界(惑星)を「インフェリア」そして宇宙を挟んで反対側にある世界が「セレスティア」その間に「オルバース界面」という境界線のようなものが広がっているこの世界を総称して”エターニア”と呼ばれているインフェリアの空からはセレスティアが、セレスティアの空からはインフェリアが見るというような惑星同士とは思えない距離感の近さが特徴普通なら重力で引かれあってしまうのだが、オルバース界面を境目にして重力が反転しているとのことそんな距離感の2つの世界なのだが、約2000年もの間交流は断絶しているインフェリアは緑豊かな世界で、王国があり身分制度があるイメージとしては今までのRPGにあるような世界観だリッドが住むのはそんなインフェリアの端っこにある”最果ての村ラシュアン”であり、そこから物語が始まる・・・●あらすじラシュアンに住む猟師の青年リッドと幼馴染のファラは、村の見晴し台から空を眺めていると大きな光がこちらに向かって降ってきた2人が光が落ちたところへ向かうと、そこにはなにやら飛行物体のような機械が墜落しており、褐色の肌を持ち見慣れない服を着た女の子が倒れていたしかも気が付いた女の子とは言葉が通じない村長に相談するが、得体の知れない女の子を村から追い出そうとするそこへ謎の人物が襲い掛かってくるが、2人はこれを撃退することに成功しかし村長はトラブルの原因になると考え、女の子を村から追い出す気持ちを余計に固めてしまうファラはこの決定に納得出来ず村長に反論し、結局は女の子と一緒に村を出ると言い始めるしかし女の子はリッドから離れようとせず、最終的には3人揃って村を出ていくことに…まず言葉が通じなければ始まらないそこで2人は、もう1人の幼馴染で秀才のキールに知恵を借りる為、彼が在籍する大学へ向かうのであった…●ゲームシステムテイルズシリーズではおなじみの戦闘で、アクション攻撃を仕掛けつつ、魔法やアイテムを駆使して戦うシステム通常攻撃→特技→必殺技→奥義…など、RPGなのにコンボが繋がる戦闘シーンの快感は素晴らしいまたこちらもテイルズシリーズでは定番の”料理”のシステムもある食材を組み合わせて使用することで、アイテム以外での回復などが出来るのだそれぞれの仲間に得意料理や熟練度などがあり、成功するとバフなどの効果もあるのが面白い●問題点これに関してはただ１つで、現状プレイ出来るハードが限られてしまっていることであるPlaystation用ソフトとして2000年11月30日発売され、のちにPSPに移植されたがそれ以降は移植やリメイクなどが作られていないらしい自分含めてファンが非常に多い作品なので、是非何かしらの形でプレイ出来るようになることを祈るばかりである●最後にRPGの主人公っぽくない性格だが、異なる文化と触れ合い、同じ世界の中でも異なる価値観を持つ人々と旅の中で会い、自分の中の戦う理由や内面と向き合い成長する姿はまさにRPGの王道だと感じたこの作品プレイ環境ハードというハードルさえ超えられるのであれば是非プレイして欲しい作品

｢変われる強さ、変わらぬ想い｣のキャッチコピーに恥じない、永遠と絆のRPG

サークル”川越オーバーザウォール”のサークル主でもあり、イベントお手伝いおじさんでもあり、一般競馬好きのおじさんでもあり、バニーギャルVTuberみみぴさんを応援するリスナーでもある。
しかしその正体は…！

テイルズオブエターニアの評価・評判レビュー

｢変われる強さ、変わらぬ想い｣のキャッチコピーに恥じない、永遠と絆のRPG

ブラホ

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