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ペンギン風のかわいいキャラクター「プリニー」を操作する横スクロールアクションゲームですが、かわいさとは裏腹にスーパーマリオブラザーズ２や魔界村シリーズ並みの難しさで鬼畜ゲーの一つだと思います。　残機は1,000からのスタートですが、ダッシュ、ジャンプ、しゃがみ、ヒップドロップといった基本アクションも素早い判断が求められる場面が多く、敵への攻撃もボタン連打による連撃が使えないと、あっという間に残機が減っていきますｗ　このゲームはPSP用ソフトとして2008年に発売された「プリニー 〜オレが主人公でイイんスか？〜」と2010年に発売された発売「プリニー2 〜特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!〜」の２つのソフトがSwitchで遊べるようになったものですが、マリオや魔界村と違って公式攻略本が存在しない日本一ソフトウェアの作品のため、発売当時は試行錯誤しながら100％クリアを目指すしかありませんでした。　１回でも敵に当たったら即死の魔界公式モードや、３回まで敵に当たってもＯＫなスタンダードモード（２ではベビーイージーモードもあります）がありますが、スタンダードでも攻略が難しい場面がたくさんあります。ただでさえ難易度高めですが、ゲームの中には朝昼晩の時間の流れがあり、同じコースでも真夜中はさらに難易度が上がります。でも、ステージの道中には複数の中間ポイントがあるため、やり直しはしやすくなっています。　Switch移植版が発売された今ではいろんな攻略サイトに情報が載っていますが、それでも隠しボスなどの情報や攻略動画の掲載は少ないので、自分の力で100％クリアを目指す楽しさは他のメジャーゲームよりも多いかもしれません。

マリオ２・魔界村並みの最凶難易度アクション!!

プリニー1・2

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横フリースクロールのアクションゲームで、クリアするだけならゲームが苦手な人でもそれほど苦労しませんが、ストーリーが大長編ドラえもん並みのクオリティで感動的です。　物語は、のび太がスネ夫に見せてもらった化石を壊してしまい、別の化石を持ってくるまでスネ夫にドラえもんのポケットを貸す約束をするところからはじまります。（ひみつ道具の「復元光線」か「タイムふろしき」で直せばいいのにというツッコミは置いといて）　ドラえもんとのび太は化石を探しにいった原始時代で未来人ジェロに会ったことで、歴史改変をもくろむ組織の事件に巻き込まれてしまい、西部開拓時代、アトランティス古代文明時代、未来の東京、様々な時代を駆け巡ることになりますが、そのストーリーはエピローグまでしっかり組み立てられており、まるで映画版ドラえもんのような仕上がり。　序盤はドラえもんとのび太の２人で攻略を進めることになりますが、ある程度進めるとおなじみの５人がそろい、クリアまでには必ずドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン５人全てのキャラを使うことになります。　スーパーファミコンのカセットですが、５人にはボイスがついており、オープニングの「ぼく、どらえもん。さぁ、タイムマシンで出発！」やジャイアンの歌声なども聞けます。　ドラえもんは空気砲、のび太はブーメラン、しずかはスモールライトのように武器が固定されている上、スネ夫なら狭い通路も通れたり、ジャイアンなら歌声でブロックを壊せたりと、キャラクターの個性を使い分けないと100％クリアをするのは難しくなっています。　プレイアブルキャラ以外では、ドラミちゃん、のび太の孫のセワシくん、学校の先生や神成さんなど様々なドラえもんキャラが登場し、各キャラの小ネタが満載となっていますし、ワールドステージボスの対戦曲は神曲ともいわれています。　難点はパスワード。カセット内にセーブをすることができず、ひらがな31文字で構成されるパスワードを記録する必要があります。アナログブラウン管の画面では「ぱ」や「ば」の見分けがつきづらく見間違えてメモしてしまうなんてこともありました。　ドラえもんのゲームを実際に５、６本程度プレイした中でも一番のおススメ作品です！

ももん