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<p>SFC時代のFF、サガシリーズ、ブレイブリーデフォルトなど、様々なゲームのいいとこどりをしたような、それでいて綺麗にまとまっている作品。</p><p>それらが好きな人にはオススメしやすいRPGです。</p><h3>戦闘</h3><p>戦闘はターン制バトルながら、様々な要素が絡み合った戦略性の高いものとなっています。</p><p>敵にはシールドポイントという値が設定されており、弱点を突くことで削る事が出来ます。このシールドポイントを0にすることでブレイク状態にすることができ、敵は一定ターンの行動不能となり、その間に大きなダメージを与えることができるようになります。</p><p>そして最大の特徴はブーストポイント(BP)というシステムがあり、各キャラクターはこのBPを消費して大ダメージを狙ったり、連続攻撃をすることができます。</p><p>敵のシールドポイントを削るためにBPを消費するのか、ブレイク中に大ダメージを狙うためにBPを温存するのか、敵の大技が来る前にBPを使って強引にブレイクさせるのかなど、プレイヤーやパーティに応じて対応が異なってくるため、1周クリアしたとて2周目でまた違った遊びができます。とても楽しい。</p><h3>ジョブ・アビリティ</h3><p>強いジョブと弱いジョブの格差はあれど、どのジョブの組み合わせも楽しく、個性的なジョブが揃っています。使ってて楽しい。</p><p>また、やや付け替えが面倒ということもあるものの、同じサブジョブには1人しかセットできないという制限もあるため、各キャラクターで個性が被り、誰を使っても同じ……とならないのが個人的にポイントが高いです。</p><p>装備やアビリティの組み合わせを考えるのが楽しいため、メニュー画面から抜け出せない。</p><p>FF5のジョブシステムが好きな方にオススメしたい。</p><h3>フィールドコマンド</h3><p>街の人たちに対してキャラクターにより『試合』や『盗む』といったコマンドを実行できます。</p><p>試合を申し込めばその街の人と戦うことができて、倒せば通路をさえぎっていた人をどけることができ、通れなかった通路を通れたり、盗むであれば文字通り持っているアイテムを盗むことができる。</p><p>このシステムにより、序盤から強力な武器を手に入れたりすることができたり、プレイの幅がとにかく広いのが特徴で、序盤から強引に盗みにいっては<span style="color: rgb(68, 68, 68)">住人との関係性が険悪になったりならなかったりします。</span></p><h3>シナリオ</h3><p>8人それぞれに用意されたシナリオをクリアしていく形になります。</p><p>シナリオはキャラクターによって色が異なるとはいえ薄味なので、ここにあまり期待はしないように。</p><p>特に8人もキャラクターがいるにも関わらず、互いのシナリオには一切干渉しないため、キャラクターの掛け合いなどを期待する人にはオススメできません。</p><h3>グラフィック・音楽</h3><p>HD-2Dを活かしたグラフィックが特徴で、雪原を歩いているだけで楽しい。</p><p>ただ長時間プレイしていると、背景がぼやけたりと探索のストレスに感じる部分も多々あります。</p><p>音楽は文句なしに最高。特にイベント時の音楽の変化は必見で、これだけでゲーム体験としてプレイして良かったと思わせます。</p><p></p><p>全体的にゲームシステム・戦闘を楽しむためのRPGとなっています。シナリオ面ではあまり面白さを感じられませんが、ジョブや新たな武器のために次に進みたいと思わされます。</p><p>古き良き時代のRPGが好きな人にオススメしたいゲームです。</p>

古き良き時代を感じさせるPRG

Octopath Traveler

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