silurianperiod

日本人なら皆知っているであろう幕末を舞台にしたオープンワールドアクションゲーム。主人公のキャラメイクの自由度、多彩な武器に流派と戦術、江戸横浜京都の街並み、歴史上の人物の生きざまの描写などどれをとってもハイレベル！政治家のイメージが強かった伊藤博文などの偉人の武士としての姿が描かれ、教科書でしか彼らを知らない人には新鮮に映るのではないでしょうか？また偉人の生きざまや歴史を追体験することで、幕末の歴史が単なる年表上の情報でなく、互いの事情思惑が絡み合った末の一連の出来事であることが強く感じられます。また東京と江戸を比べてみるのも面白いでしょう（新木場は貯木場の名残であり本作のマップではそれが再現されている）。ただすべてが歴史準拠でなくゲームの都合上、史実と違う部分があるのでそこは学生は注意が必要。一つ難があるとすれば、クリア後に挑める難易度「暗夜」のレベル上げが面倒なところ。オンラインで協力プレイで高難易度ミッションをクリアする方法もあるようですが、オンラインプレイは有料（PlayStation Plus）なのでソロプレイでも楽なレベル上げがあるとよかったかも

教科書で見た偉人たちが実際に生きていた人間であると実感できる歴史ゲー

ライズオブローニン

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詩を紡いで魔法を行使する詩魔法を中心にした世界観とゲームシステムは唯一無二！地表を覆う死の雲海にブラストライン（プラズマで満たされた上空層）に挟まれた限られた土地で生きる世界観も末期的な雰囲気があってよい。世界はいろいろ大変だけど主人公たちは前向きで暗くなりすぎずにゲームを楽しめる。シリーズ1作目ということもあって結構バランスが大味なところもあるがそれも楽しい！詩魔法の強化のためヒロインの深層心理（コスモスフィア）に潜り新しい詩魔法・衣装を手に入れるのも面白い。そして、詩魔法は特別のもの（ヒュムノスと呼ばれてたハズ）は何と作中独自の言語を用いたホントの歌が付いてきます。これがシリーズ通して素晴らしく、歌だけでも聞いてほしいくらい

詩魔法を軸にしたストーリーとゲームシステム

アルトネリコ世界の終わりで詩い続ける少女

本作はサージュ・コンチェルトシリーズの二作目であるRPGです。一作目と世界観と話はつながっていますが、二作目だけやってもOK（自分はそうした）。このゲームの魅力は詩（作中では歌でなくこの表記）が魔法になる独特な世界観です。ゲームシステムは可もなく不可もなくといった感じですが、唯一無二の世界観だけでこのゲームはほかのRPGに代えがたい魅力があります！正直あまり世界観について説明するとそれ自体がネタバレになりかねないというジレンマ……。アルトネリコシリーズと同じで土屋暁がディレクターなので、アルトネ好きなら買って損なし

独特な世界観が魅力

アルノサージュ ～生まれいずる星へ祈る詩～ DX

美麗なグラフィックに惹かれて購入しましたが、これが傑作！キャラクター同士の百合があまあまでとても良いです。ストーリーは予測できない展開がありながらもわかりやすく、なおかつSF要素もふんだんに盛り込まれておりながらキャラが解説を入れてくれるので、プレイヤーがおいて行かれないように配慮されています。重い話ではありますがキャラクターが明るく悲壮感あふれる感じではない。システム面はレベル上げに苦労することはなく、キャラも移動速度が速く（ここ重要）ストレスなく進めることができます。ボリュームは多すぎず少なすぎずの良い塩梅で、全体的にうまくまとまったゲームという印象。いまは人気キャラのトリニティがプレイアブルで、お茶会（キャラ同士のトーク）も追加されているので、始めるにはちょうどいいでしょう（でも追加分のお茶会開放に必要なレベルが高くて……ここはもう少し楽にしてほしかった）

美麗なグラに百合！そして重厚なSFストーリー

クライマキナ

零シリーズは1～3作目が出てだいぶたってから出たのがこの4作目（月蝕の仮面）です。PSハードから任天堂ハードに移ったことが原因かわかりませんが、固定カメラ視点からビハインドカメラになり、より屋内を探索している感じが高まっています。また舞台も日本家屋から病院にうつったことで、従来の和風テイストに洋風のテイストも加わり和洋折衷のような独特な魅力・不気味さがあります。カメラを使用した戦闘に関しては、自動追尾機能が付き、戦いやすくなっています。ただ難易度が下がったかというとそうではなく、手ごわさは残しつつ戦闘時のストレスを軽減することに成功しています。4作目ですが今作から初めても大丈夫なようにかなり配慮されており、1つの作品として高い完成度を誇ります

システムを一新した新しい零（ZERO）

零 月蝕の仮面

ゼノブレイド1、2の集大成としてよくできているゲームではないでしょうか？戦闘システムは1と2の要素を取り込みつつ、複雑だった部分はよりわかりやすく爽快感があるシステムに仕上がっている印象。サブストーリーも追いやすく全体的にストレスなくゲームを進めることができます。ただ、舞台は新しくなっているとはいえストーリー後半に行くほど1、2のプレイ経験があったほうが良い場面はあります（話についていけないことはなく、既プレイだとより理解が深まるイメージ）。けっこう哲学的、倫理的な話も出ますが理解できる部分もあり、うーんとなる部分もありな感じではあります。マップは1、2同様広大ですが2に比べると立体的な複雑さが減って1に近いイメージになっています。これは結構好みがわかれるところでしょうが、2は少し複雑すぎて迷うことがあったので、3もこれはこれでいいんでは？という感想。こちらも2と同様追加DLCが出ていますがこちらは完全に1、2プレイ済みプレイヤー向けですね。本編のテーマが命なら追加DLCのテーマは未来でしょうか？個人的に主人公のキャラがかなり良くそれだけでもプレイしてよかったと言えます。

ゼノブレイドシリーズの集大成

ゼノブレイド3

ホラゲーといえば、戦うかもしくは逃げるかに分けられますが、このゲームは戦う方。しかし、使う武器はなんと除霊能力を持つカメラ。基本視点は昔のバイオハザードのような固定カメラ方式ですが、カメラを構えると一人称視点になり怨霊を真正面から見ることになります。これが怖い！倒すためには怨霊に正対しないといけないジレンマ。舞台の日本家屋も不気味さ満点でこれもよし。初代なので少々難易度は高いですが、最悪攻略情報見ればクリアできるかと。消費アイテムがけっこうシビアなんですよね。怖すぎるがゆえにホラゲー初心者には逆にオススメできないかもしれない位の完成度のホラゲー

カメラで幽霊と戦う新しいコンセプトのホラー

零〜zero〜

このゼノブレイド2というゲーム、ホムラにヒカリは知ってるけど～って人も多いんではないでしょうか？自分もその口でたまたまニンテンドーカタログチケットが余ったのでやってみたらこれが面白い！巨大な生命体アルスの上に広がるフィールドは前作から引き続きその壮大さに圧倒されることでしょう。敵に魅力があり、ストーリーも壮大で世界観はすごく良いです。システム面についてはブレイドと呼ばれる相棒を集めたり、育てたりといった楽しみがあり、やりがいがあります。戦闘システムも属性玉というものを作ってコンボするというものでハマる人はハマる感じですね。反面、やりこみの多さが面倒さにもつながっており、ブレイド入手が基本ランダムなのでなかなか欲しいブレイドが集まらない、なのでブレイド関連のストーリーが見れないなどがあります。マップについても、ギミック解除に必要なブレイドが足りない、いても成長させないといけなくてストーリーが一旦止まってしまうなどの欠点はあります。戦闘面についてはオートが賢く、そちらに任せることで回避はできます。メインストーリーを追うなら間違いなく名作なのですが、サブストーリーを見ようとするととたんに面倒になってしまうのが残念ではありました。とはいえ間違いなく名作なので買って損はないでしょう。本作は、追加DLCがありますが上記の欠点はいくつか解消されています。ブレイドが固定、戦闘システムが本編と違う、などなど。追加DLCのストーリーは本編をやったなら絶対やってほしいところ！本編とは違うキャラクターの一面が見れるところがいいですね。個人的にはゼノブレイド2という作品は追加DLCまで含めてのものだと思ってます

やりこみ要素満載のJRPG

ゼノブレイド2

テイルズオブシリーズはいくつかやりましたが、グレイセスfの戦闘の完成度はピカイチ！初めてやったときはこんなに面白いのかと驚きました。テイルズオブシリーズの戦闘システムにおけるエポックメイキング的な作品と言えるかもしれません。旧作では術師系キャラは使っていてあまり楽しくない（敵から離れてひたすら詠唱するとか）こともありましたが、今作ではバンバン魔法を撃ってコンボできるので、どのキャラクターを使っても楽しい。ストーリーも複雑でないものの、目的が一貫しており初志貫徹みたいな気持ちの良さがある。ただここは個人の好みが大きいかも？

雑魚戦も苦にならない高い完成度の戦闘システム

テイルズ オブ グレイセス エフ

いままでのシューティングゲームといえば、敵を撃ったり、怪物を殺したりとか殺伐としたものが多かったのでは？ぎゃる☆がんシリースはなんと女の子を撃つという新しいコンセプトのゲーム。一見するとバカゲー（いや実際そうかもだけど）ですが、シューティングパートの出来やコンプ要素の充実、キャラクターの魅力など細かい部分がストレスなく楽しくゲームできるように丁寧に作られています！とくにシューティングパートはレールシューティングなので初心者でもエイミング集中できて良い感じ。シリーズは「初代」→「W」→「2」と続いてますが、「W」から始めても無問題。「2」でVRに対応したり、キャラクターが他の同メーカー作品にも出演したりと一発屋で終わらず、長く愛されている作品です

しるる