放置ゲーム、または「放置ゲー」と呼ばれるゲームジャンルは、プレイヤーがゲームを直接操作しなくても進行する特徴を持つ。最近放置ゲーが盛り上がっている中で、ふと「放置ゲーはゲームと言えるのか？」という疑問が湧いた。ここではその疑問などを雑に書いて

放置ゲーム、または「放置ゲー」と呼ばれるゲームジャンルは、プレイヤーがゲームを直接操作しなくても進行する特徴を持つ。最近放置ゲーが盛り上がっている中で、ふと「放置ゲーはゲームと言えるのか？」という疑問が湧いた。ここではその疑問などを雑に書いていこうと思う。

放置ゲーは、プレイヤーがゲームを放置しても自動で進行し、リソースが貯まる仕組みを持つことが一般的である。有名なアプリで言うと「放置少女」や「AFKアリーナ」などがある。基本的にこれらのゲームは、一定の時間”待つ”ことで、報酬を受け取る形式だ。また、多くの場合、遊ぶ前にキャラ設定などをした後、放置して成果を待つ必要がある。

ゲームとは、もともと「目的を達成するために、とあるルールに従って

行動するもの」と認識されていたはずだ。つまり、キャラなどを我々プレイヤーが

ことでゲームが進む。もちろん放置ゲーにおいても、デイリーなどの達成を目指し、一定のルールのなかで行動する。しかし、その大半は「私たち操作をする側が

続いて、先ほど書いた「私たち操作をする側が関与しない」という点について掘り下げてみたい。一般的なゲームは、キャラなどをリアルタイムで操作し、敵を倒し、クエストや目標を解決する。一方、放置ゲーは我々が直接操作する時間がとても少なく、ゲームが自動で進行する。つまり、「目的を達成するために、とあるルールに従って能動的に行動するもの」と言う前提が成り立っていないのだ。

新しいゲーム体験としての価値

しかし「私たち操作をする側が関与しない」を

として捉えてみたらどうだろうか。忙しい現代において、長時間ゲームに集中する時間はあまり取れない。そんな中で、放置ゲーは手軽に楽しめるゲームの一つだ。また、放置ゲーはただ放置をするだけでなく、キャラ配置やスキル選択などを練る必要があり、我々が効率的にリソースを管理することが求められる。「

」が「とあるルール」になっているわけだ。

長々と書いてきたが、放置ゲーは伝統的なゲームとは異なる。それでも「ゲーム」としての要素を持ち合わせている。我々の関与度が低いという今までの常識とは異なる体験はあるものの、今や放置ゲーはゲームの一つとして馴染んでいる。

結論として、放置ゲーもまたゲームであり、その楽しみ方や価値は我々プレイヤーによって多様である。我々が楽しみを見いだせる限り、確かに「ゲーム」と言えるのではないだろうか。

放置ゲーは”ゲーム”なのか問題

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