結論から言うと、もう心が折れてしまったのだ。2022年5月11日。画面の前のみなさん、突然だがこの日が何の日かご存知だろうか？そう、忘れもしないApex Legends(エーペックスレジェンズ)のランクマッチシーズン13が始まった日である。良

結論から言うと、もう心が折れてしまったのだ。

画面の前のみなさん、突然だがこの日が何の日かご存知だろうか？

そう、忘れもしないApex Legends(エーペックスレジェンズ)のランクマッチシーズン13が始まった日である。良くも悪くもApexのランクマのシステムが大きく変化した日だ。下に変化したポイントをまとめてみる。

ランクマッチシーズン13のルール

▼ランクを上げるための必要RP比較

▼マッチエントリー消費RP比較

他にもキルポイントの上限がなくなったり、チームキルポイントが導入されたりと細かい変化があったが、大きく変化したのは上のRP周りともう一点、「降格保護」がなくなったことだろう。

細かい仕様などについてはここでは書かないので下の記事を見ていただきたい。

出典：【Apex】ランクはいつまで？仕様と報酬【エーペックス】ーGame8

1ランク上げるのに必要なRPが増えた

なぜ以前に比べてランクを上げるのが難しくなったのかを見ていこう。まず必要RPが増えたことが挙げられる。

必要RPを見比べるとシーズン12でダイアに上がるのに必要なRPが7200だったのに対し、シーズン13では11400に増えている。4200ポイントの増加だ。11400RPも稼いだらこれまでのシーズンで言えばすでにマスターに上がっているほどのRPである。

これまで最もプレイヤーの分布が多かったプラチナ帯に至っては8200RP必要になったので、ダイア3にいた人でやっと今シーズンのプラチナ帯に上がれるといった絞り具合だ。

獲得RPはそこまで増えてないが、マッチエントリー消費RPが増えた

難しくなった次の理由が消費RPの増加だ。今シーズンのゴールド1ですでに消費RPが48と非常に高く設定されている。これはこれまでのシーズンの消費RPと比べるとダイア帯に匹敵する量となっており、実に2ランク上の消費量である。

それなのに獲得RPがほとんど増えていないのである。

一応キルポイントの上限がなくなったり、チームキルのポイントが入るようになったので、少しは増えているのだが、それでも1試合に獲得できるRPなんてそこそこキルを稼いで優勝しても300RP程度だろう。

このように消費量の増加に対して獲得量が追いついていないというのが現状のApexである。(さすがここは問題だと運営も感じたのか、6/22に消費RPが減少する調整が入ることになったとのこと)

現状の仕様だと初動で他チームとファイトするメリットが殆どないので、とにかくジャンプで他のチームと被らず、順位を上げるのが定石となる。(初動で1部隊壊滅させても、14位以内に入れないとキルポ1につき1RPという渋さである。)

これに関しては細かい説明は不要だろう。ランク底のRPを3回割ったら下のランクに落ちるようになった。俗に言う「床ペロ」ができなくなったのである。それだけだが、これが一番大きな話題となっているだろうか。

目標のランクまで上げたし、あとは激戦区に降りたりして適当にやろうということができなくなったのでこれは非常に良い調整だと感じている。

1試合1試合が重い…がそれがペクサーだ

大まかにまとめると上の理由でランクを上げるのが非常に難しくなったのがApexのランクシーズン13だ。実際に一つ前のシーズン12とプレイヤーの分布を比べると「プラチナ4」が約15％と最もプレイヤーが多い分布だったにも関わらず、現在は(ルーキーを除けば)最も下のランクである「ブロンズ4」が15％程度となっており、ブロンズ帯が最も人が多いランク帯になっている。プラチナ以上にいるプレイヤーに至っては10％もいないのが現状である。

全体的に今までのランクマッチと比べて1~2ランクほど、適正ランクが下がったと見られるだろう。

(かくいう筆者もこれまではダイアまで上がったら満足してやめていた勢だが、今シーズンではゴールド止まりである…)

とにかくランクを上げるのがしんどい、そしてランクを上げる立ち回りもしんどく、一戦一戦がヘビーになったという感覚だ。初動の被せは大きく減ったように感じるが、厳しく立ち回って安地に先入しハイドする。そして順位を上げていき、あわよくば漁夫を狙っていく様子はさながらプロシーンの大会のようである。

果たしてプレイヤーのどれほどがプロシーンのような試合を望んでいるのかはまた別の話だが。

ランク上げに時間がかかりすぎるし、厳しい試合が続くし。ミスも許されないし、だいぶ疲れるがバトロワらしさは強まったか

Apexのランクシーズン13を一言でまとめるなら「ランク上げに時間がかかりすぎるし、厳しい試合が続くし。ミスも許されないし、だいぶ疲れるがバトロワらしさは強まったか」と言いたい。

とにかく時間がかかりすぎる。それは試合もそうだし、ランクを上げていくのにもだ。社会人ペクサーの皆さんにとって時間がかかりすぎるというのは一番つらいことだろう。

特に初心者ペクサーが離れてしまうのではないかという懸念もある(一説によると同時接続は増え続けているらしいが)。以前に比べてランクが上がるのに時間がかかるようになったため、実力的には上のランクにいるべきプレイヤーが下のランクに残っているということが散見される。実際にゴールドマッチに潜るとほぼ全てのチームに「マスター軌道」をつけた猛者がいるなんてこともままある。ドロップシップから紫の軌道が各地に降りていく様子は見ていて恐ろしい。

しかし悪いことばかりではなく、良い点もある。順位を上げるのが最も大切という「バトルロワイヤル」の基本に立ち返った感もあるのではないかと思う。これまでキルムーヴをしていた方たちは一度立ち回りを見直すいいきっかけになるかもしれない。

降格保護がなくなったのも試合の健全性を保つために有効なイメージもある。

いろいろ語ったが、まあこのように良い点良くない点がある調整となったと思われる。今後この方向性で進むことになるのか以前のように戻すのかは誰にもわからない。しかし幸か不幸か、調整に対して積極的な運営のことだ、どちらにするにしてもこのまま何の調整もないということはないだろう。

我々ペクサーは常に運営に試されているのだ。だが筆者はとりあえず休憩しようと思う。

最近どう？新ランクマッチやってる？僕は

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重度のSteamゲーマー。三度の飯よりTESシリーズとFalloutシリーズが好き。

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