エコーナイト

フロムソフトウェアさんと言えばエルデンリングやアーマードコアが有名ですが、その昔にプレステ1で発売された今作「エコーナイト」はそのフロムソフトウェアさんが本気でホラゲーを制作した至高の作品です。ストーリーの舞台は西洋の豪華客船「オルフェウス号」その客船には迷える魂がたくさんいて、主人公は消息不明になった父を探しながら謎を解き、迷える魂から逃げたり救ったりしていきます。全てが3Dで描かれたグラフィックのアドベンチャーで当時は画期的なゲームでした。しゃがんでテーブルの下のアイテムを探したり、遊園地のどこかに隠れたアイテムを探したり、突然電気が消えて幽霊に襲われて急いでブレーカーの電源を入れたり…最近流行っている主観視点のホラゲーの先駆けと言っても過言ではない楽しさがあります。このゲームの醍醐味は怖い幽霊から逃げるホラー的な要素よりも、迷える魂たちが何で成仏できないのか考え、この世の未練から救ってあげるところにあります。舞台は西洋ですが、幽霊を成仏させていく様はなんだか日本的なホラーを感じられます。3Dゲームで自由に移動できるので謎解きの正解が一つではなかったり、マルチエンディングだったりするのも「作り込んでるな～」と当時感動しました。音楽も感動的なものが多く、最近フロムソフトウェアさんのゲームを知ったひとにもぜひ遊んでほしい名作です。

フロムソフトウェアさんの本気のホラゲー

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エコーナイトの評価・評判レビュー

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雅広