ff4との出会いとにかくゲームが好きな自分は、ゲームショップで安くなったゲームをよく手に取ってプレイしていた。自分はドラクエは大好きでほぼ全ての作品を遊んでいたのだが、ffはまったく遊んだことがなかった。中学生くらいのころだっただろうか。たま

とにかくゲームが好きな自分は、ゲームショップで安くなったゲームをよく手に取ってプレイしていた。自分はドラクエは大好きでほぼ全ての作品を遊んでいたのだが、ffはまったく遊んだことがなかった。中学生くらいのころだっただろうか。たまたまDS版のff4が安く売っていたので思い切ってffデビューした。

コマンド選択中に攻撃される理不尽

はじめてのffに心を躍らせながらプレイを開始し、早速戦闘に入ると衝撃が走った。なんと自分がコマンドを選択している最中に敵が攻撃してくるではないか。ff4では

(アクティブタイムバトル)を採用している。今までドラクエしか遊んだことがなかったので、じっくりコマンド選択しているとタコ殴りにされ、中学生の自分にとって恐怖でしかなかった。

物語開始で登場する「セシル」は悪の幹部みたいな風貌で、素顔も見えないキャラクターである。職業は暗黒騎士。パッケージには白い髪の王子様みたいたキャラクターが描かれていたので「主人公はいつ登場するんだろう」と思いこんでいた。

セシルよ、君が主人公だったのね。

物語を進めてカイポの村に辿り着き、少女リディアを助けて仲間になったあたりから「あれ？この人主人公なんじゃ」と思うようになった。人は見た目じゃないってことだね。

その後は色々あって暗黒騎士だったセシルがパラディンになった。(パッケージと同じ見た目になった)

パラディンになるための試練で苦戦したのは今となってはいい思い出である。その試練では偽物の暗黒騎士セシルと戦う。勝つためには攻撃せず防御をしなければならない。そんなこと中学生の自分にわかるわけはなく、セシルを使って過去のセシルを殴り続けていた。

ff4ではたくさんの仲間キャラとの出会いがあるが、お別れも多発する。一時離脱かなと思っていたら最後まで仲間にならないなんてザラだった。一番辛かったのはパロムとポロムが自ら石化してしまうあれかな。あれは心ある人なら泣くと思う。

色々なRPGを遊んできたが、ff4は一人一人の心情とかが色濃く反映されている作品だと感じた。全部綺麗なものじゃなくて、嫉妬だったり恨みだったりドロドロしたものまで目立っていた。そういった人間臭さが作品の味になって名作として語られていくんじゃないかなと思ったり思わなかったりする。

【ff4】思い出