Final Fantasy IX

PS時代の最後のナンバリング、ファイナルファンタジー9をご紹介しますff9は「原点回帰」を意識し、7や8のような未来感のある世界からファンタジーな世界観で作成されたそうです。キャラクターデザインもリアル等身からデフォルメされたもの変更されました。全4枚のディスクで構成された重厚なストーリーは、プレイヤーに様々な感情を抱かせてくれます。主人公の名前はジタン、盗賊団の「タンタラス」のメンバーであり、王国アレクサンドリアにて王女を誘拐する場面から物語はスタートします。盗賊・誘拐と聞くと物騒ですが、ジタンの陽気な言動(ちょっとキザ)が雰囲気を柔やげています。戦闘システムも簡単なので、ゲームを楽しむ中でストレスもありません。序盤は賑やかで明るい雰囲気の旅路ですが、段々とシリアスな雰囲気が強めになっていく中で、キャラの掛け合いが「感動」「アツさ」「怒り」といった、良い・悪い問わず感情を高めてくれます。物語が進むにつれ見えてくる、待ち受ける危機、増える仲間、倒すべき相手、守るべきもの。プレイする中で「命とは」「生きる事とは」を考えさせられるストーリーとなっていて、プレイ中はかなり感情移入した事を覚えています。拙い文章ですがこのレビューで「クリスタルを巡る壮大な冒険へ身を投じて行く、魅力的なキャラクターの物語」に興味を持っていただけたら光栄です。

Final Fantasy IXの評価・評判レビュー

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