筆者は小学生時代に初めて桃鉄にふれ、駅名はもちろん、その駅で売っている特産品から物件の価格まですべて頭の中に入っているほどやりこんでいました。そのおかげで学生時代は地理が結構得意でした。Switchバージョンでも、2020冬季ランキングのランカーであり、オンライン対戦でも勝率7割越えでしたので、自称桃鉄ガチ勢という前提でこの記事を読んでいただけると幸いです。
私の紹介はさておき、本題に入っていきます。
このゲームは開始前に順番を決めますが、順番による有利不利はあると思いますか?筆者の疑問に対する答えはこうです。
基本的には先行有利だが、上級者の後攻は強力
みなさんが想像した通りこのゲームは先行が何かと有利です。最初の目的地に到着しやすい、空き物件が多い、決算後のお金を奪われないなどなど。コンピューターと遊ぶときは順番をシャッフルせずに遊ぶ人も結構いるぐらいかと思います。
それだけ先行有利であるのに、上級者の後攻が強力と言えるのは、後攻にも大きなメリットがあるからです。具体例を紹介していきます。
坊主丸儲けカード(他の社長のお金を全額もらえてしまう都合の良いカード)を4人全員が持っている状況を考えてみてください。お金を全額取られてしまうわけですから、誰かが使用した場合は当然取り返しにもう一人が使う、さらにもう一人が使用…となっていくのが自然です。最終的に最後に使ったプレイヤーがまるまるお金を手にすることができるので、後攻が有利になります。言い換えれば、後攻は相手の動き方を見て、自分がどう動くかを決めることができるということです。
もう一つ例を挙げてみます。
決算前の3月には少しでも物件を買って収益を上げるのがセオリーなので、持ち金が余っているのであれば物件駅に行くことをまずは考えます。しかし、そのターン他の人に貧乏神をなすられたらどうでしょう。物件購入の考えは一旦捨てて、どうやってなすり返すかを考え始めることと思います。これも同じで要は、相手の動き方を見て、自分がどう動くかを決めるということに過ぎないのです。
最後に…
後攻が有利とまでは言えませんが、上級者になればなるほど、状況を見て動く力に長けているので、後攻も十分強力になりえます。上級者にとって、順番はそれほど大事ではなく、その状況下で行える最善策を考えて実行できるかどうかが重要なのです。
皆さんも順番にはそこまで有利不利はないということを頭に入れて、シャッフルで希望の順番にならなかったとしても気にせずプレイしてみてください!