ニーアレプリカント。2010年4月22日にリリースされたゲームで、11年の時を経て2021年4月22日にリメイク版がリリースされました。ニーアといえばケツ。って思う人がいるかもしれません。あってます。が、それはニーアはニーアでもオートマタの話

ニーアレプリカント。2010年4月22日にリリースされたゲームで、11年の時を経て2021年4月22日にリメイク版がリリースされました。

ニーアといえばケツ。って思う人がいるかもしれません。あってます。が、それはニーアはニーアでもオートマタの話です。レプリカントではありません。レプリカントに出てくるキャラはシスコンと露出狂と見た目が化け物のゲイです。露出狂は確かにケツといえるかもしれませんが、全体的に露出過多なのでケツだけを取り上げるのはよくないと思います。でもよくよく考えたら2Bも爆破後は結構露出あったのでなんとも言えません。

さて、レプリカントはニーアシリーズの最初の作品ですが、オートマタほどには知名度がありません。知名度がないというか、直接的に言うと売れていません。今でこそニーアはケツで売れたおかげか尻軽コラボしまくっていますが、当初はコラボなにそれ状態です。まぁ2010年のソシャゲなんてあのパズドラだって生まれてないんでコラボしてないのなんて当たり前っちゃ当たり前なんですが、レプリカントは初週の売上6万程度という体たらくです。オートマタは20万本も売れているので、ニーア好きなんだ～っていってるやつがオートマタしかやっていなくてもそれは致し方ないのです。ニーアといえばオートマタであって、オートマタがすなわちニーアなのです。是非も無し。いや、あるんだよ。

ところで僕はFate/zero以降から入ったくせに、SNがどうたらとか文句言うやつが許せません。zeroはSNがあってこそのものであって、そもそもzeroのセイバー弱体化されすぎやろがいとか性格違うとか文句も言いたくなるものです。SNの場合は半端なマスターだった士郎だから弱い、っていうのがわかるんですが、仮に遠坂凛がマスターだったとしたらセイバーってめちゃくちゃパラメーター高いんですよ。士郎だから弱い。

あ、ここでセイバーってどのセイバー？とかいうやつはお帰りください。もしかしたらこんなことを言う僕はアンリマユ扱いされるかもしれません。でも男の子に意地があるように老害にも意地があります。老害と言われようとセイバーはセイバーなのであって、アーチャーはアーチャーなのであって、ランサーはランサーなんです。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの本名も言えないようなやつは回れ右をして然るべきなんですよ。未だにイリヤのことイリアって言うやつおるし。UFOの夏だってイリヤなんだよ。

そういう僕なので、ニーアが好きといっているくせにレプリカントもやってないやつは許せないんですよ。君が言ってるのはオートマタが好きだっていうのであって、ニーアじゃないよね？　ニーアはレプリカントから始まるってわかる？　と小言の一つも言いたくなります。というか言ってます。現在進行してます。

というわけで正直どうなのよ、っていうふんわりしたタイトルですが、レプリカント正直どうよ、って思う人はプレイしてから色々言ってください。はっきりいいますが、良くない点は多いです。特にオリジナル版に関しては不満点もめちゃくちゃ多いです。当時ってまだアナログだったんですよ。地デジに以降したのが2011年。今みたいなしゅっとした形のテレビじゃなくて、やたらと幅をとるアレです。ブラウン管テレビで検索してみれば色々画像がありますが、そういう感じです。

画質も悪けりゃ画面も小さい。そんなテレビでやってたもんですから、ニーアレプリカントは文字が小さくて読みづらいという欠点に気づくのにそう長い時を必要とはしませんでした。割りとシナリオとかしっかり読まないといけないタイトルだっていうのもあって、しかも当時はパートボイス。フルボイスじゃなかったので、文字を読み進めるしかないんです。にも関わらず読むのに難儀するほどの文字の小ささ。そりゃ文句も出ます。目が悪い僕はテレビの前にひっついて見ていました。メガネをかけろといいたい。

他にも当時モンハンが流行ってたからか知らないですが、採取モーションとかもあったし、はっきりいって戦闘は面白くない。RPGなのでレベルを上げればなんとかなるっていうのもあったかもしれませんが、ともあれ面白くない。

でもですよ。僕はニーアが好きになりました。当時やってよかったソフトの一つだと間違いなく言えます。多分、ニーアって結構知名度があるから、どういうゲームなのか雰囲気だけは知ってる人も多いと思います。オートマタやったしいっか、ってなってる人はそれ以上に多いと思います。

確かにオートマタのお陰でシリーズは息を吹き返しました。息を吹き返しました、って言う割には2作目ですけど、記録的なヒット作になったので、ヨコオタロウも一躍時の人です。知名度が全くなかったわけじゃないですが、やっぱりオートマタが大きかった。シノアリスの宣伝のされ方も”あの”ヨコオタロウみたいな感じだったのを思い出します。オートマタと同じ年に出ているので運がよかったのかもしれません。そうじゃなきゃシノアリスはサ終してますよ。そもそもリリース直後一瞬サ終してましたからね。ここでもFGOと共通点。リリース直後の無限メンテナンス編。まぁシノアリスの場合、オートマタのヒットのせいで見積もりミスったんでしょうね。南無三。

実際オートマタもいいゲームです。僕はやっぱり好きでした。特に遊園施設がいいです。あのBGMと雰囲気は最高です。ただ、レプリカントをやった上でオートマタをプレイしてほしかったのが本音です。シリーズとして繋がりが匂わされている程度でも、やっぱりオートマタはレプリカントの世界線を継ぐ世界なんです。

細かい話はニーア年表とかやれば結構でてきます。もっと言えばニーアの世界って同じくヨコオ氏が手掛けた作品であるDOD、ドラッグオンドラグーンから連なる世界だったりします。そういう意味でいえば、ニーアをやる上ではDODを知ってる方がもっと楽しめるのかもしれません。

なにはともあれ結論としては、レプリカントみんなやろうよってことです。今はリメイクも出てて遊びやすくなりました。リメイクのほうが概ねよくはなっていますが、PS3の雰囲気というか、当時のキャラデザも結構好きです。だけどリメイクはリメイクでよかったです。声優がピーターから安元さんに変わったのでちょっとどうかな、って思ってましたが、なんのその、全くとは言いませんが違和感なかったので安心しました。それにリメイクは釣りがやりやすいです。オリジナルは釣りめっちゃむずいです。画質がよくないせいか、HDMI接続にすればギリギリなんとかなるんですけど、それでも糸を視認するのめっちゃむずいんですよ。

「一人のために、全てを滅ぼす」ニーアレプリカントのキャッチコピーです。めっちゃいいです。もうこれ見ただけでやろうってなります。だからやろう。オートマタプレイしたあとでも大丈夫です。どっちからやってもデボルポポルだ！ってなると思います。特にリメイクでは追加されたエンディングがあるんですが、あれもいいものです。設定資料集とともに遊びましょう。

の設定資料集です。どっち買ってもいいですが、コレクターならどっちも購入するのが良いと思います。

ちなみに筆者はDOD未プレイです。なんなのだこれは。

ニーアレプリカントって正直どうなのよ

ニーアレプリカントって正直どうなのよ　