原作のダイヤモンド＆パールは未プレイだったが、アルセウス発売に向けてシンオウ地方の予習をすべくBD版をプレイした。チャンピオン撃破までは終えたが、それ以降はプレイする気が起きず。評判が気になり調べたところ、楽しめたという声もあったが、一方で原

原作のダイヤモンド＆パールは未プレイだったが、アルセウス発売に向けてシンオウ地方の予習をすべくBD版をプレイした。

チャンピオン撃破までは終えたが、それ以降はプレイする気が起きず。

評判が気になり調べたところ、楽しめたという声もあったが、一方で原作ファンたちが大層首をかしげる出来だったという声も見受けられた。

個人的な総評としてはイマイチ。

まず、ポケモンの世界で二頭身のトレーナーは見慣れていないせいかかなり違和感を感じてしまった。

グラフィック自体は決して悪くはないと思うが、どうも好きになれないのは二頭身のせいであろう。

そして近年のゲームにはよくあることだが全体的な動きがなんかこう、ヌルヌルしすぎており、テンポが悪く気持ちよさがない。

戦闘の演出にメリハリがなく退屈に感じてしまう。

ついでにストーリーも興味が持てず。

数年後にこのゲームの話をしようと思ったら語れることがなさそうな、パッとしない一作だった（好きな方、ごめんなさい）。

また、ポケモンシリーズはジムリーダー等、トレーナーの魅力もシリーズ人気に一役買っている。

しかし今回、個人的に印象に残ったキャラはシロナとデンジ、四天王のゴヨウぐらいだった。

他のキャラは、申し訳ない、本当に覚えていない。

キャラクターは同じゆえにBDSPだからではなく、原作からの問題点と言えるが。

あくまでも筆者個人の感想なのでまあ、記憶力が悪うございますのねと捉えていただければ幸い。

ギンガ団の面々もどうも印象が薄い。彼らは結局何がしたかったのか。

トレーナーの魅力という点において「ソード＆シールド」はかなり巧かったと思う。

ダンデやマリィ、ビートやキバナなどの作り込みを感じるキャラたちと、キョダイマックスやダンデの決めポーズなど演出重視の派手な世界観がマッチしており、トレーナーカードによるキャラの掘り下げも面白かった（筆者の推しはルリナちゃん）。

BDSPも、もっとトレーナーの魅力が引き立つ工夫を取り入れてほしかったものである。

良くも悪くも原作通りのようだ。

とはいえBDSPは任天堂の22年3月期決算によると1465万本も売り上げたという。

これは本編リメイクで過去最高の売上だったようだ。

なんやかんや言われても結局売れたのだから、次回以降のリメイクもこの二頭身路線になるのであろうか。

リメイク作品はどうしても原作の思い出補正が影響するものである。

もし筆者が当時ダイヤモンド＆パールをプレイしていたら、あるいは子どもだとしてBDSPをプレイしていたら印象は異なっていたかもしれない。

嘆く人々にとって、BDSP自体は本当に残念な出来だったのだろうか。

昔の作品のリメイクなわけなので、単にソード＆シールドと比較すると劣って見えたということもありそうだ。

また、近代人のゲームへの評価基準が厳しくなっているのもあると思うが、当時の子どもたちが大人になった今、純粋な気持ちでゲームを楽しむ心が薄れてしまったからとは考えられないだろうか。

少なくとも筆者はそうかもしれないと感じた。バグが多かったのは初代だって同じだ。

子どもの頃、周囲の大人たちが、大人になるのは悲しいことだと言っていた理由が、今になってよくわかる。

一体どうしたらいいのだろう。

寝食や時間を忘れ、朝から晩まで夢中になってゲームを遊んでいたあの頃の自分はどこへ行ったのだろうか。

ポケモンシリーズの絶対的ないいところはやはり、ポケモンがかわいいところ。

ゴンベから大切に育てたカビンゴ（ニックネーム：あけぼの）が、主人公の後ろをついて歩いてくれる。

主人公が立ち止まると座ってしまう。

そんな姿を眺めているだけでもわりと満足した。

赤緑の再リメイク待ってます。

思い出補正に勝る調味料はないんだろうか

ポケモンブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

あまり役に立たない記事を書きます

pon_pon_ponzu99

シンオウ神話を語りたい

ゲームを横道それながら、世界観考察したりキャラにのめり込んだりして楽しむエンジョイプレイヤーです。

stella_trans

今まで多くのポケモンシリーズをプレイしてきた執筆者が、唯一序盤でプレイを断念した『BDSP』シリーズの辞めた理由について書いています。これからプレイする人やBDSPに興味がある人はぜひ。

初めて殿堂入りもできなかった話

BDBL_game8

諸事情によりナエトルで冒険を始めた男の末路

okubyocsnaetoru

なぜか今更アルセウスの色違い厳選を始めてしまった男の物語です。

思い出補正に勝る調味料はないんだろうか

シンオウ神話を語りたい

初めて殿堂入りもできなかった話

諸事情によりナエトルで冒険を始めた男の末路

アルセウスの色違いを探していたらアラバスタが救われた話