シグマです。お疲れ様でした。

・カンムリルールで最も強いと考えているHS弱点保険持ち回電波サンダーとHB電磁波ポリゴン2の二体から考え始めた。その際、カンムリ環境最終シーズンで使っていた構築(サンダーポリゴン2ゴリランダーアシレーヌガラルヤドキング霊獣ランドロス)が一番基盤がしっかりしていると考えてこれをベースにして問題ないと思いスタート。

この構築はゴリランダーのグラスメイカーを軸にガラルヤドキング、アシレーヌをより強く扱うことがコンセプトだったためゴリランダーは続投し、ガラルヤドキングとアシレーヌの枠を見直すことにした。ガラルヤドキングはS20中盤こそ動かしやすかったが、終盤に連れてどのプレイヤーも対策が行き届くようになり、今大会でも対策必須だと考えているため一旦除外することにした。アシレーヌはHB食べ残しこそ強力でありS20では選出率も高かったが、型が渦潮+滅びの歌とどの試合にも選出して充分活躍が見込めるわけではなかったため、単体性能が高く単体で試合を詰めにいけるスペックがある瞑想型に変更することにした。それに伴い、より耐久に優れるカプ・レヒレの方が上記のグラスフィールドとの兼ね合いを含めても採用価値があると判断してコンセプトを更新して採用に至った。

ここまでサンダーポリゴン2ゴリランダーカプレヒレだが、相手のサンダーやガラルヤドキング、エースバーンが重かったため、電気の一貫を切りつつガラルヤドキング+珠ランドロスの並びにも出していけるオボンのみランドロスを採用した。ランドロスはS20でも使っていたため問題ないと至った。

最後1枠はガラルヤドキングだった枠だが、まだ選出画面で相手のサンダーが重いためサンダーに強いことを確定条件として考えた。それに加えて鋼枠がいないため構築としてのサイクルパワーが不足していたりミミッキュが面倒だったりと鋼タイプが欲しかったので、最も条件を満たしているツンデツンデを採用して構築が完成した。

実数値：197(252)-*-106(4)-145-110-167(252+)

カンムリ環境最強のポケモン。サンダーの型としては珠ボルチェンもトップレベルで強力だが、今回はこの型にした。最速+プレッシャーにすることで相手のランドロスやカプ・レヒレ等初手のポケモンの素早さ関係を判定してスカーフか確認できるだけでなく、ランドロスやウーラオスに上から行動できる、回電波で特殊全般に受動的に試合を勧められる(＝単体でTOD勝負に持ち込める)、ダイジェットからの詰ませを単体で完結できる、放電麻痺+暴風混乱の運要素の押し付け等をハイスペックで熟せる等の点により、このルールで最も強い型だと考えている。今回同じブロックにいるさにーさんは特殊ポケモンの積みが考えられるため、そこにも刺さると考えた。

実数値：191(244)-90-156(252+)-125-115-82(12)

 / イカサマ /  電磁波 / 自己再生

特性トレースにすることで、このルールで珠エースとして受け辛く役割であるランドロスやカイリュー等の特性を利用してより安定して見てもらうことができる。また、さにーさんのピクシーも天然をトレースすることで誤魔化せると考えた。

攻撃技はトライアタック・冷凍ビーム・イカサマの中から2つずつの組み合わせをどれも試したが、冷凍ビームが無いだけで珠ランドロスのダイマックスの打ち合いで負けてしまうため優先度は高く、イカサマは見せておくだけで強引な積みを抑制したりダイアークで重いガラルヤドキングを押し切れたりと様々な用途で生きるためなるべく採用したい。一方トライアタックはポリ2ミラーやサンダーに押したりダイアタックとして優秀だったりで汎用性こそ高いものの明確に必要な場面が思いつかなかったため今回は「冷凍ビーム」と「イカサマ」を採用した。

実数値：176(4)-194(252+)-110-*-90-137(252)

 / 十万馬力 /  ギガインパクト / 剣の舞

ポリドヒドやウーラガラキン等を崩す際により確実に数的優位を取りにいける剣の舞命の珠で採用。技はグラススライダーと剣の舞は確定。同ブロックのさにーさんが使いそうなツンデツンデへの打点は欲しく、ナットレイを使う人がいないと考えてガラキンやヒードランの打点にもなる十万馬力を採用。残りはドラパルトやラティアスの打点になる叩き落とすを採用しようかと考えたが、HBサンダーを無理やり崩しにいけるダイアタック媒体となるギガインパクトを採用した。

実数値：177(252)-*-168(140+)-120(36)-151(4)-115(76)

 / ドレインキッス /  瞑想 / 挑発

タイプ補完・特性共に構築を一気に纏めてくれるポケモン。前述のアシレーヌの様にグラスフィールドを生かせるようにテレパシーにするかも考えたが、ミストフィールドはミストフィールドで活躍が見込めるため踏みとどまった。

瞑想×挑発により、幅広い並びに活躍が見込める。

実数値：196(252)-166(4)-123(100)-*-126(116)-116(36)

 / 空を飛ぶ /  岩石封じ / 剣の舞

補完枠①。カプ・レヒレ同様に優秀なタイプ補完・特性で構築を纏めてくれる。サンダーやガラルヤドキング、ウツロイドを意識してHDベースのオボンのみ剣の舞で採用。他の候補としては突撃チョッキだが、サンダーやポリゴン2を絡めたTODを意識する際、削り合いに優れているがHP管理が難しく相手を倒し切る性能がオボンのみ剣の舞型の方が高いと考えた。

実数値：168(252)-152(4)-231-*-168(252)-16

 / ストーンエッジ /  ボディプレス / トリックルーム

補完枠②。ランドロスをHDベースの調整にしたとはいえ、依然としてサンダーやウツロイドが重いためHDに振り切った。構築単位で炎打点が不足しているためヒートスタンプを採用した突撃チョッキ型にするがも迷ったが、構築単位で中〜低速のポケモンが多かったため、あるだけで切り返しの選択肢が増えるトリックルームを採用したかったため、突撃チョッキには見送った。補完として採用したもののこのポケモンだけ使用練度が明らかに足りていないので、積極的に選出はしないように決めていた。

ツンデツンデ以外から5体。サンダー・ポリゴン2の両選出が多め。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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