こんばんは。あいまるです。
ムゲンダイカップで使用した構築を公開します。
今回は幻ルールのみです。(冠とGSは丸パクリなので……。)
【構築経緯】
・ホウオウ
幻環境はホウオウサイクルが結論だと思い、握ることにしました。
・トリトドン
ホウオウの相方として採用しました。
ナットレイで考えていたときに、珠カイオーガ/ザシアン/グラードン/ジガルデ/マーシャドーなどのケアが難しいことが悩みでしたが、HBトリトドンにすることで全て解消できると感じホウオウの相方に決定しました。
・ザシアン
基本選出の@1に求める要素は『イベルタルに強い』『ホウオウトドンで回した後のスイープが可能』『能動的に崩すことができる』だったので、最も適任なHAザシアンを採用しました。
・ランドロス
ここまででグラードンが若干重かったこと、ムゲンダイナ絡みのサイクルを崩す手段が乏しかったことから珠ランドロスを採用しました。
威嚇と合わせることでHBトリトドンが無敵になれます。
・イベルタル
黒バドレックスの一貫がすごかったので採用しました。
ザシアンに可能な限り不利をとりたくなかったので、黒バドにも安定しやすいHDSベースのスカーフ型にしました。
・カイオーガ
現環境で最もやれることが多く、見た目だけでも入れ🉐だと感じたカイオーガを採用しました。
以上で構築が完成しました。
自分で考えた風を出していますが、以下の記事を大いに参考にさせて頂いています。
【個体紹介】
①ホウオウ
持ち物 : 厚底ブーツ
特性 : 再生力
性格 : 慎重
実数値 : 213(252)-150-141(244)-×-191-112(12)
技構成 : 聖なる炎 / ブレイブバード / 電磁波 / 自己再生
調整意図
・黒バドレックス意識のD補正
・S…S+2で最速黒バドレックス抜き(=麻痺黒バドレックス抜き)
・あまりHB全て
②トリトドン
持ち物 : 食べ残し
特性 : 呼び水
性格 : 呑気
実数値 : 218(252)-×-132(252)-112-103(4)-47
技構成 : 大地の力 / 冷凍ビーム / 欠伸 / 自己再生
調整意図
・HB特化
・A個体値0
・S…最遅ラッキー抜かれ
③ザシアン
持ち物 : 朽ちた剣
特性 : ふとうの剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 189(172)-244(252)-136(4)-×-136(4)-178(76)
技構成 : 巨獣斬 / インファイト / ワイルドボルト / 電光石火
調整意図
・A…特化
・S…準速マーシャドー抜き
・あまり耐久
④ランドロス
持ち物 : 命の珠
特性 : 威嚇
性格 : 陽気
実数値 : 165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
技構成 : 地震 / 空を飛ぶ / 身代わり / 剣の舞
調整意図
・AS特化
⑤イベルタル
持ち物 : 拘りスカーフ
特性 : ダークオーラ
性格 : 陽気
実数値 : 217(124)-159(60)- ×-116(4)-134(124)-158(196)
技構成 : イカサマ / 空を飛ぶ / 岩雪崩 / 蜻蛉返り
調整意図
・HD…c217黒バドレックスの+1ダイフェアリー確定耐え / アストラルビット+ダイフェアリー確定耐え
・S…最速ランドロス抜き
・A…ダイロックでHB特化ホウオウを約7割で倒せる(目安)
⑥カイオーガ
持ち物 : 拘り眼鏡
特性 : 雨降し
性格 : 臆病
実数値 : 175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)
技構成 : 潮吹き / 波乗り / 雷 / 冷凍ビーム
調整意図
・CS特化
【個体解説】
①ホウオウ
構築の軸/サイクルの核です。
基本的に選出し、「聖なる炎」「ブレイブバード」で圧をかけながら再生力で復活してサイクルを回します。
「電磁波」は好みの枠ですが、ホウオウで先行ダイマを切ったときに相手のダイマを裏のザシアンで縛りやすくするために採用しました。(主にイベルタル/黒バドレックスに打ちます)
②トリトドン
ホウオウの相方です。
HD振りでもカイオーガは若干怪しい上、そもそも出てこなくなるので腐りにくいHB振りでの採用です。
これにより、ホウオウがカバーしきれない物理を全般を誤魔化すことができました。
また、ルギアや日食ネクロズマの電磁波の一貫を消しながら欠伸で対面操作できるのは地味ながら強力でした。
ポケモンは種族値だけではないと証明した最高のポケモンです。
③ザシアン
幻環境の王です。
この構築での役割は、「相手の構築を雑に削ること」「相手のダイマックスを止めること」だったので、A特化巨獣斬+電光石火のリーチはとても頼もしかったです。
インファワイボの範囲は、ホウオウナット意識というよりは、ディアルガやカイオーガを意識しています。
④ランドロス
唯一のダイマックスエースです。
主にグラードン入りに初手で選出し、対面したら身代わり→剣の舞でテンポを取っていき、他のポケモンと対面したら初手ダイマ→身代わりでのダイマ枯らしを行います。
初手ディアルガに身代わり×3→地震→ザシアンorカイオーガで縛る動きも強かったです。
幻環境のランドロスの結論は「身代わり」たと思えるくらい強力でした。
⑤イベルタル
黒バドレックスに投げてイカサマを打つだけのポケモンです。
それ以上でもそれ以下でもありませんが、この仕事だけは代わりがおらず、きちんと全うしてくれました。
⑥カイオーガ
受け寄りのサイクル構築に選出し、トリトドンでの「欠伸」やホウオウの「電磁波」のサポートを受けて破壊します。
雨眼鏡潮吹きは水無効以外に受かるポケモンがいないので、それらが減った幻環境ではとても動かしやすかったです。
【選出】
ホウオウ+トリトドン@1
基本選出です。
サイクルを回して@1の一貫を作ります。
ランドロス+ザシアン+@1
サイクルが回せないと判断した時に初手ダイマから崩していく対面選出です。
カイオーガ+トリトドン+@1
受け寄りのサイクルを破壊する選出です。
欠伸で対面操作しながら潮吹きを押していきます。
【結果】(敬称略)
予選
vsさにー ×
vsタクト ○
vsシグマ ○
本戦
vsくろこ ○
合計3-1
詳しい対戦内容は↓の記事を読んでください。
練度が出る構築で不安でしたが、このメンバー相手に勝ち越せたのはかなり自信になりました。
【冠&GSの構築について】
そもそも冠とGS環境は納得できる構築もなく、自分で1ヶ月で組んでも勝てる気がしなかったので、ムゲンダイカップが公表された時点から人の構築を使うことにしていました。
ほぼ全パクリなので構築記事は書きませんが、なぜこれらの構築を選択したのかは書きたいと思います。
・冠
参加者とその過去の構築を眺めていたところ、ウツロイドの通りがよさそうなことに気付きました。
そうしてウツロイドを軸とした構築を探していたところ8luさんのカバウツロナットを発見しました。自身がs20でレンタルを使用したときにかなり手応えを感じた記憶もあったので、すんなりと決定しました。
10月中旬に決定。
ほぼ1ヶ月考えて、変更点はウーラオスの毒突き→蜻蛉返りだけです。(ブルルがいなそう&カバラグが若干重かったため)
↑8luさんの構築記事
・GS
めっっっっちゃ悩みました。
10月中ずっとS27-33の記事を読み漁りました。が、11月に入っても答えが分からず、とりあえず幻の構築を決定することにしました。
そして出来上がったホウオウトドンを眺め、もう一度GS環境を考え直したところ閃きました。幻も冠もサイクル構築だったこと、幻→冠→GSと対戦することから、「相手はサイクル脳になっているし、サイクル偽装した対面構築が強いのではないか」と。
そして記事を見漁ったところ見つけました。
神谷月音さんの壁ルギアジガルデ。
これだ!と。3つくらい候補を用意していましたが、それが全て吹き飛びこれの構築に決定しました。
ルギアジガルデは自分が使うとは絶対に予想されず、構築の見た目もすごいので、流れが悪くても一旦リセットでき得るというのも後押ししました。
11/7に決定。
努力値の端数が所々違う程度。
↑神谷月音さんの構築記事。
【結果】(敬称略)
冠
vsさにー ○
vsタクト ○
vsシグマ ○
vsくろこ ×
GS
vsさにー ○
vsくろこ ×
詳しい対戦内容は↓の記事を見てください。(2回目)
【感想】
3つとも選択した構築は合っていたと思います。
考えて考えて選択したので出した結論だったので悔いもないです。
SVでも同じような大会があるのなら、参加できるように頑張ります。