”お行儀がいい”ゲームは一歩足りない

ゼノブレイド3

suteacount1111

CooperLooper

このゲームを一言で表現するなら、映画を体験するようなゲーム体験である。この世界では戦争は日常であり、命を命で血で血を洗うような過酷な世界。そこに生きる6人の少年少女たち通して命の尊さを描く。過酷な世界で必死に生きようとするキャラクターたち、緻密に作り込まれた世界観と物語、悲壮感がありながらも広大な世界観と荘厳なオーケストラが否応なしにプレイヤーを世界に引き込む。特徴・圧倒的スケールで描かれる世界観と緻密に伏線を張り巡らせた、驚き連続の物語・その物語を余すことなく表現しきる映像演出の数々・主人公ノア、ヒロイン ミオをはじめとする魅力あふれるキャラクターたち・広大に広がる世界、変化に富んだオープンフィールドがもたらす没入感・一度に最大十数人が入り乱れるバトルで集団戦を表現・多彩なクラスとスキルを組み合わせて自分好みにキャラクターをカスタマイズ・カットシーン（イベント）からバトルをシームレスで繋ぐことでもたらされる臨場感・光田康典をはじめとする作曲家陣と東京交響楽団によって紡がれる荘厳なオーケストラ音楽良かった所・主人公ノア、ヒロイン ミオをはじめとするパーティーキャラクターは好きを通り越してもはや愛おしいレベルの魅力その他のキャラクターたちも皆魅力的な人物多数・映画さながらのアクションや演出が素晴らしい・驚き連続の物語が止め時を見失う・物語を余すことなく表現する音楽特に物語で局所的に流れるメインテーマは、聴くとプレイ当時の感情が込み上げるほどの名曲今ひとつな所・バトルシステム自由に移動はできるものの、アクションではなくコマンド入力に近いシステムなので操作してて楽しい感じは薄いもう少しアクション性を高めてくれれば良かったその他なお、3とナンバリングされているが1、2と世界観を共有しているだけで物語的な繋がりは無いのでこの3から始めても全く問題はない。評価を4としたのは、バトルシステムにもう少し楽しさがあればと思い4としたが限りなく5に近い4。RPG好きであればSwitch本体ごと買ってでもプレイする価値あり。・対応ハードNintendo Switch

大作映画を体験するようなゲーム体験

yiu74015

ゼノブレイド1、2の集大成としてよくできているゲームではないでしょうか？戦闘システムは1と2の要素を取り込みつつ、複雑だった部分はよりわかりやすく爽快感があるシステムに仕上がっている印象。サブストーリーも追いやすく全体的にストレスなくゲームを進めることができます。ただ、舞台は新しくなっているとはいえストーリー後半に行くほど1、2のプレイ経験があったほうが良い場面はあります（話についていけないことはなく、既プレイだとより理解が深まるイメージ）。けっこう哲学的、倫理的な話も出ますが理解できる部分もあり、うーんとなる部分もありな感じではあります。マップは1、2同様広大ですが2に比べると立体的な複雑さが減って1に近いイメージになっています。これは結構好みがわかれるところでしょうが、2は少し複雑すぎて迷うことがあったので、3もこれはこれでいいんでは？という感想。こちらも2と同様追加DLCが出ていますがこちらは完全に1、2プレイ済みプレイヤー向けですね。本編のテーマが命なら追加DLCのテーマは未来でしょうか？個人的に主人公のキャラがかなり良くそれだけでもプレイしてよかったと言えます。

ゼノブレイドシリーズの集大成

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