今季の環境であるスネークアイ、斬機、烙印、超重といったデッキに対し、明確に差別点を見いだせる優秀なデッキだと思っています。デッキは強かった。プレイヤーが弱かったんや。

デッキレシピ（はみ式改）

現環境において一段抜けて強い戦術として、モンスター二体によるアナコンダ→ミラジェイドが存在します。これを最も強く使うデッキを模索した結果、スケアクローに行き着きました。最低限の出力と確かな取り回し、対応力を持つ、中高速のバランス型（ミッドレンジ）デッキです。

デッキ名は構築を参考にした方（はみるとん氏

）から、「はみ式改」としていますが、スケアクローでアナコンダを使う以外の着想は元の構築から引き継いでいません（煙玉禁止により、当時と完全に同一の構築ができないことも起因しています）。それでも、この着想は極めて重要であり、この構築を成立させるために不可欠であるため、この場をお借りして引用させていただきます。

解説のため、先に初動パターンを紹介します。いくつか派生が存在するものの、主要なパターンは以下の4つです。なお、ミラジェイドは墓地にリンドブルムを落とすことによりアルバス蘇生で妨害になるため、一枚で2妨害と換算しています。

展開を通して、このデッキの強みを紹介します。以下の2つは明確な強みであるといえます。

今季において際だって分布していたデッキとして、スネークアイ、斬機、超重、烙印、メタビート（クシャトリラ含む）が挙げられると思います。これらに対して、スケアクロー特有の強みがそれぞれ存在するので、紹介します。

このデッキには17枚の自由枠が存在します。ここでは、今回の自由枠のカードの大まかな解説と、検討したカスタマイズについて紹介します。

成績（確定版）

成績は上のようになりました。3日目の夜に1000位ボーダーを超えていたものの目標である銀アイコンにはほど遠く、4日目はプレイしなかったので、すごくもったいないことをしたなという感じです。

時間と実力が伴いませんでしたね。無念。

主要デッキ別勝率

144戦85勝59敗の勝率59%でした。上は144戦中4戦以上したデッキに対する個別の勝率です。クシャトリラ、ふわんだりいずには今回の環境読みがぴったりとはまり、好成績を残せた一方で、ラビュリンス相手には強引に持久戦に持ち込まれるケースが多くボロ負けしています。

超重、烙印、スネークアイ、斬機の環境本命とも、満遍なく渡り合えたと思います。

本当に勝率は申し分なかったものの、期間中に用事もあり対戦数だけが稼げなかったDCだなあと感じました。

ここまで読んでくださった方、大変ありがとうございます。なぜか3シーズン近く環境の第一線で使えてしまった、かなり思い入れがあるデッキなので、是非使っていただけると幸いです。10期最終盤にハリラドンを最も強く使った天威勇者が活躍したように、アナコンダミラジェイドを強く使えるデッキは1,2個環境にいてもいいと思います。アナコンダ生存が確定（2024/03/28現在）したいまこそ、この着想は研究の余地があるのではないでしょうか？

【マスターデュエル】(144戦85勝59敗)DC用烙印スケアクロー

遊戯王マスターデュエル

DC使用デッキ

akadapika140

動画で紹介した【原石魔鍵デモンスミス】の展開を補足説明します。

Season40マスター1到達【原石魔鍵デモンスミス】の補足説明

遊戯王マスターデュエルで魔鍵を使ったソリティアを研究しています。修士（文学）。
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