「機塊リンクモンスターを先攻でも使いたい！」という思いから行き着いた、先攻を取って展開するタイプの機塊デッキです。展開途中含めVRAINSに登場したキャラクターのカードをたくさん使用するので、VRAINSが好きな方におすすめ。

▲派手さはないが見た目以上の厄介さがある

一番の自慢ポイントはロイヤル加工の《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》に《メタルシルバー・アーマー》を装備することでフィールド・墓地・除外状態のモンスターに対象耐性を与え、《扇風機塊プロペライオン》をはじめ、《天火の牢獄》や《魔装戦士 ドラゴノックス》で《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》に(実質)戦闘耐性を与えます。

さらに、墓地には《サイバース・ディセーブルム》もいるので、上記のコンセプトを破壊してくる《ハーピィの羽根帚》や《拮抗勝負》のような魔法罠を1度だけ無効にできます。

効果無効系の妨害ではなく、永続的に相手の行動を縛るような盤面にしました。

初動に最低3枚必要ですが、「機塊3体+《サイバース・ウィッチ》用の魔法1枚+《サイバース・セイジ》儀式用モンスター1体」があればこの展開が可能なので、組み合わせは結構多いです。

余談ですが、後攻であれば《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》を素材に《アクセスコード・トーカー》をリンク召喚し8300を叩き込むことも可能です。

▲墓地のリンクモンスターは最大5属性！

まだ見ぬ世界へ繋がる風を掴め！

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》

召喚演出が増えてうれしい

言わずと知れた、他のカードの効果を受けない強力なモンスター。

このデッキでは基本的に4体でリンク召喚するので攻撃力は4000になります。

《メタルシルバー・アーマー》

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》に装備します。

「お互いの」フィールド・墓地・除外状態のモンスターに効果が及ぶため、相手のデッキによってはこれだけで展開を阻むことが可能。

まじでつよい

数多のデュエリストを混乱させ自爆特攻を誘ってきた(筆者経験談)、最強のリンク1モンスター。直接攻撃もできます。

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》の真下にリンク召喚し、相手モンスターの攻撃力を0にします。

なぜかEXが光らなくて困っているサイバースやドラゴンたちをしばけ！！

リンクモンスター以外の攻撃だけでなく、リンク5以下のリンク召喚も封じることができるため、《アクセスコード・トーカー》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》による突破を許しません。

元々はサイバースメタとしてリボルバーが使用したカードですが、逆にAIたちの助けになっているし、何なら

ドラゴンリンクにめちゃくちゃ刺さる

のが使っていて気持ちいいです。

展開途中の《聖騎士の追想 イゾルデ》の①の効果でサーチします。

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》を戦闘から守る最後の砦です。

《サイバース・ディセーブルム》

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》がいると、②の効果で魔法罠を1度無効にできます。

《メタルシルバー・アーマー》によって《墓穴の指名者》等を受けないので、効果は通りやすいと思います。

展開が通っていれば相手ターンにすることは他にないので、相手のデッキを見つつ、最もこちらの盤面に干渉してきそうな魔法罠を見極められるとベスト。

ベストバランスわからへん……

《サイバース・ウィッチ》用に魔法を多めにしています。素引きNGカードは1枚採用にしたけど、モンスターなら引いても儀式素材になるし複数の方がいいのかな……わからん……。

今回はテーマが「自慢の最終盤面」ということで、先攻での展開の安定性を重視した構築にしていますが、後攻も意識するなら捲りカードを入れたり手札誘発の枚数を調整した方がいいと思います。

ロボッピとAiも救う男

《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》で処理できない、戦闘・効果で破壊されないモンスター用。《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》はEXデッキに戻らないのでそのまま直接攻撃しましょう。

また、使用したEXをすべて回復できるので《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》が突破された場合の仕切り直しにも。

①の効果で任意の☆1機塊になれますが、《灰流うらら》がキツいので今回は《スモール・ワールド》の中継用に1枚採用。☆1機塊を《増殖するG》や《双星神a-vida》に変換できます。

こちらもほぼ《スモール・ワールド》用。☆1機塊が余っていれば《灰流うらら》に変換し《増殖するG》への対策ができます。

素引きゼロデイにキレなくていい！

「魔法をからめて機塊×3体+モンスター1体」があればいいので、今回は

《電幻機塊コンセントロール》

《コードブレイカー・ゼロデイ》

を例に回し方を紹介します。少々長いですがお付き合いください。

▲《計量機塊カッパスケール》は相互リンクさせないように注意！

ロボッピ→リンクリボーが最終的にAiに繋がる

ここらへんから急に怪しくなる

《サイバース・ウィッチ》の効果起動+儀式素材の供給を《計量機塊カッパスケール》1体でできるので、《電幻機塊コンセントロール》+《機械複製術》の2枚だけでも、《扇風機塊プロペライオン》以外は揃えることができます。

また、初手に魔法がない場合でも機塊を4体並べることができれば、《聖騎士の追想 イゾルデ》で墓地へ送った《メタルシルバー・アーマー》を《サイバース・ウィッチ》で除外し《焔聖騎士-リナルド》で回収できるので、同様の盤面になります。

「機塊リンクモンスターを使った最終盤面」と「ランク戦で通用する強さ」の両方を満たすために、《扇風機塊プロペライオン》と《計量機塊カッパスケール》以外入らなくなってしまったのが個人的反省点です。他の機塊リンクもみんなユニークな効果を持っていて魅力的なんですよ……！あとフィールド魔法も強い！

ですが、展開中に好きなフィールド魔法や装備魔法にアクセスできるギミック自体はきっともっと色々なことに使えると思いますし、サイバースの融合枠を☆5や☆7に変えればシンクロの択も広がります。

この記事をきっかけに機塊に興味を持つ方が増えれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回のデッキ構築王決定戦「自慢の先攻ワンキル」、

の記事でお会いしましょう。それでは。

【マスターデュエル】まもり-Ai-【機塊】

遊戯王マスターデュエル

マスターデュエル

遊戯王

自慢の最終盤面

機塊

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Season40マスター1到達【原石魔鍵デモンスミス】の補足説明

遊戯王マスターデュエルで魔鍵を使ったソリティアを研究しています。修士（文学）。
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