【マスターデュエル】銅アイコン獲得。ヴァルモニカ
遊戯王マスターデュエル

【マスターデュエル】銅アイコン獲得。ヴァルモニカ

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スバルカツヤ

公開日:2024/07/06

更新日:2024/07/07

遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画!世界大会予選で使ったデッキはヴァルモニカ!デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。ヴァルモニカカードの効果がわからないという方はカード名称をクリックすることでカード説明にジャンプできますのでご活用ください。

目次

    デッキ名:ヴァルモニカ

    レシピ名

    ヴァルモニカ

    レシピ画像

    デッキコード

    791w5hq

    デッキレシピ

    先攻で目指す盤面

    先攻でこのデッキの目指す基本盤面は以下です。


    フィールド

    墓地 or フィールド


    この盤面の強み

    1. 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》でリンクモンスター以外のフィールドで発動したモンスター効果を無効にできる。

    2. 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の破壊を《ヴァルモニカの神異ーゼブフェーラ》の①の効果で守ることができる。

    3. EXデッキから特殊召喚されたモンスターが《S:Pリトルナイト》のリンク素材になる前に《ヴァルモニカの神異ーゼブフェーラ》の②の効果( 《律導のヴァルモニカ》をコピー)でバウンスできる。

    4. ターンが返ったとき、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》のX素材から取り除かれた《天魔の聲選姫》を回収できる。

    5. 盤面を構成するために必要な特殊召喚回数が計3回なので《増殖するG》が致命傷とならない。


    展開(回し方)のポイント

    回し方のポイント解説

    このデッキに1枚初動はなく、2枚初動で動くデッキです。

    初動に必要な手札のパターンは以下になります。


    パターンその1:以下のカードのうち2種


    パターンその2:


    パターンその3:


    パターンその4:


    展開例

    全てのパターンの展開を記載すると長くなるので大まかな流れを記載いたします。

    (手札によって下記のアクションの順番が前後します。)

    1. 《天使の聲》or《悪魔の聲》効果でPスケールを用意する。

    2. 《天魔の聲選姫》の通常召喚時の効果やPスケールがある状態で《ヴァルモニカ・シェルタ》を発動し、《ヴァルモニカ・インヴィターレ》or《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》を手札に加える。

    3. 《天魔の聲選姫》がフィールドに居る状態で、《ヴァルモニカ・インヴィターレ》を発動し、手札に《悪魔の聲》、EXデッキに《天使の聲》を加える。

    4. P召喚で《天使の聲》《悪魔の聲》を特殊召喚する。

    5. 墓地の《ヴァルモニカ・シェルタ》を除外し《悪魔の聲》の効果を発動、デッキから《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》を手札に加える。

    6. 《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》の効果を発動、墓地へ、《律動のヴァルモニカ》を墓地へ送る。

    7. 墓地の《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》を除外し《天使の聲》の効果を発動、デッキからヴァルモニカカードを手札に加える。

    8. 《天使の聲》《天魔の聲選姫》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》をメインモンスターゾーンに守備表示でX召喚する。

    9. 《悪魔の聲》《ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ》をリンク召喚する。


    後攻で目指す盤面

    後攻では《ヴァルモニカの異神-ジュラルメ》+αによるワンキルを目指します。

    必要な手札は前述した先攻で目指す盤面に必要な手札と同じです。

    また、以下の盤面構成に必要な特殊召喚回数は2回なので《増殖するG》が怖くありません。

    展開の大まかな流れ

    1. 《天使の聲》or《悪魔の聲》効果でPスケールを用意する。

    2. 《天魔の聲選姫》の通常召喚時の効果やPスケールがある状態で《ヴァルモニカ・シェルタ》のダメージを受ける効果を発動し、《ヴァルモニカ・インヴィターレ》or《ヴァルモニカ・ディサルモニア》を手札に加える。(Pゾーンの《悪魔の聲》の響鳴カウンターx1)

    3. 《天魔の聲選姫》がフィールドに居る状態で、《ヴァルモニカ・インヴィターレ》を発動し、手札に《悪魔の聲》、EXデッキに《天使の聲》を加える。

    4. P召喚で《天使の聲》《悪魔の聲》を特殊召喚する。

    5. 墓地の《ヴァルモニカ・シェルタ》を除外し《悪魔の聲》の効果を発動、デッキから《ヴァルモニカ・ディサルモニア》を手札に加える。(Pゾーンの《悪魔の聲》の響鳴カウンターx2)

    6. 《ヴァルモニカ・ディサルモニア》の効果を発動、Pゾーンの《天使の聲》に響鳴カウンターを置き、LP回復する効果を発動、除外状態の《ヴァルモニカ・シェルタ》を手札に加える。(Pゾーンの《天使の聲》の響鳴カウンターx2)

    7. 墓地の《ヴァルモニカ・ディサルモニア》を除外し《天使の聲》の効果を発動、LPを回復する(Pゾーンの《天使の聲》の響鳴カウンターx3)

    8. 《天使の聲》《ヴァルモニカの異神-ジュラルメ》をリンク召喚し効果を発動、響鳴カウンターの数まで相手モンスターを破壊する。(現在の響鳴カウンターの数:5)

    9. 響鳴カウンターx3取り除き《ヴァルモニカの異神-ジュラルメ》の効果を発動、3回攻撃を可能とする。

    10. 《ヴァルモニカの異神-ジュラルメ》の3回攻撃(2500x3=7500)+《天魔の聲選姫》の攻撃(1200)でフィニッシュできる。


    先攻の妥協盤面について

    上記で紹介した手札がない場合の妥協盤面も紹介します。

    妥協盤面その1

     《天魔の聲選姫》 から以下の盤面で妥協します。

    運よく相手ターンをやり過ごしターンが返ってくればX素材として取り除かれた 《天魔の聲選姫》を墓地から回収でき、Pスケールがあるためヴァルモニカの展開が可能です。

    1.  《天魔の聲選姫》を召喚し効果を発動、デッキから《ヴァルモニカ・インヴィターレ》を手札に加える。

    2. 《ヴァルモニカ・インヴィターレ》の効果を発動、デッキから《悪魔の聲》を手札に加え、《天使の聲》をエクストラデッキへ送る。

    3. 《悪魔の聲》の効果を発動、《悪魔の聲》《天使の聲》をPゾーンへセットする。

    4. P召喚でエクストラデッキから《天使の聲》を特殊召喚する。

    5.  《天魔の聲選姫》《天使の聲》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》をX召喚する。


    妥協盤面その2

    《ヴァルモニカ・インヴィターレ》《ヴァルモニカ・シェルタ》から以下の盤面で妥協します。

    妥協盤面1と同じように運よくターンが返ってくればパターン1の展開ができ、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を除去、無力化されそうになっても《I:Pマスカレーナ》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》《S:Pリトルナイト》の妨害を用意できます。

    1. 《ヴァルモニカ・シェルタ》を発動、相手が適用する効果を選択します。(どちらが選ばれても良い)墓地に《ヴァルモニカ・シェルタ》がある状態にする。

    2. 《ヴァルモニカ・インヴィターレ》を発動、デッキから《悪魔の聲》を特殊召喚する。

    3. 墓地の《ヴァルモニカ・シェルタ》を除外し《悪魔の聲》の効果を発動、デッキから《天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』 》を手札に加える。

    4. 《天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』 》を発動、デッキから《天魔の聲選姫》を手札に加える。

    5. 《天魔の聲選姫》を召喚し効果を発動、デッキから《天使の聲》を手札に加える。

    6. 《天使の聲》の効果を発動、Pスケールに《天使の聲》《悪魔の聲》をセッティングする。

    7. 《天魔の聲選姫》《悪魔の聲》《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚し、墓地へ送られた《天魔の聲選姫》の効果を発動、自身を手札に回収する。

    8. P召喚を行いEXデッキから《悪魔の聲》、手札から《天魔の聲選姫》を特殊召喚する。

    9. 《悪魔の聲》《天魔の聲選姫》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》をX召喚する。


    ヴァルモニカカード以外に採用したカードについて

    このデッキでもっともの再現性の高いアクションは3~5のPスケールを用意することと考えます。

    そこで、P召喚と相性の良いレベル4モンスターを採用することで特殊召喚回数 ( 《増殖するG》によるドロー枚数)をそのままに、妥協盤面の底上げ、正規展開の上振れを目指しました。


    《死天使ハーヴェスト》《昇天の黒角笛》《昇天の角笛》

    《死天使ハーヴェスト》のP効果で《昇天の黒角笛》を、召喚、P召喚すれば《昇天の角笛》をサーチできます。

    前述した先攻展開手札or妥協展開手札+《死天使ハーヴェスト》で盤面に《昇天の黒角笛》《昇天の角笛》の妨害を追加できます。


    《《妖精伝姫-カグヤ》《妖精伝姫-ターリア》

    1stステージで採用していたカードです。

    《《妖精伝姫-カグヤ》を召喚し、《《妖精伝姫-カグヤ》をサーチ、その後P召喚すれば2妨害用意できます。後攻の場合は相手モンスターをバウンスして自身も手札に戻り、P召喚して再度バウンス効果を使用できるので後攻まくりにも使えます。

    仮想敵はカードを無差別除外する《クシャトリラ・アライズハート》、モンスター効果を無効にする《召命の神弓-アポロウーサ》です。

    《妖精伝姫-ターリア》はこのデッキが苦手な《拮抗勝負》を無効にできるカードです。


    EXデッキのカードについて

    《十二獣ライカ》《十二獣ワイルドボウ》《天霆號アーゼウス》

    後攻まくりカードその1

    レベル4モンスターを通常召喚+《ヴァルモニカ・インヴィターレ》によりデッキから特殊召喚されたレベル4ヴァルモニカモンスターで《十二獣ライカ》をX召喚→《十二獣ワイルドボウ》をX召喚しダイレクトアタック→《天霆號アーゼウス》(X素材x4)とつながります。( 《天魔の聲選姫》1枚で展開可能)

    《ヴァルモニカ・インヴィターレ》で特殊召喚した場合、そのターンはヴァルモニカモンスター以外のモンスター効果を使用できませんので相手ターンまで待って《天霆號アーゼウス》の効果を使うことになります。


    《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》

    後攻まくりカードその2

    元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を破壊できるXモンスターです。《天使の聲》《悪魔の聲》のP効果で相手の攻撃力が下がるので効果の発動条件を満たしやすいです。

    相手フィールドのカード枚数によって《天霆號アーゼウス》と使い分けます。


    《深淵に潜む者》

    《ヴァルモニカの異神-ジュラルメ》で破壊したモンスターの墓地効果を発動させたくない場合に先んじてX召喚しておくモンスターです。


    《アクセスコード・トーカー》

    後攻まくりカードその3

    《神聖魔皇后セレーネ》or《奇跡の魔導剣士》からATK5300の《アクセスコード・トーカー》をL召喚します。


    WCS2024を走った感想について

    ヴァルモニカには1枚初動がないですが、2枚初動の組み合わせが多く、1,2妨害はまぁまぁ乗り越えられる印象でした。

    また、使用している側の感想としては《ヴァルモニカ・インヴィターレ》の効果を止められるのが最もダメージが大きいと思います。( 《天使の聲》《悪魔の聲》を手札、EXデッキに持ってこれずP召喚できなくなるため)

    ですが、その前の 《天魔の聲選姫》《ヴァルモニカ・シェルタ》に妨害を撃たれる場面が多く、ヴァルモニカの展開ルートがあまり知られていなかったという利点もあったように感じます。

    結果は104戦中56勝48敗となりました。

    (先攻:43、後攻:61)

    もう少し先攻をもらえればもう少しやれたはずなんです・・・


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