カード名の略称を多用します。多分分かると思いますがご了承ください。今回の記事長いので公式データベースのリンク埋め込みはやめてます。

VSとはバウンスを活用してリソース循環を図るデッキ！

まずはVSに対してご法度の動きを挙げていこう

・軽率にVSモンスターを対象に取らない

まずフィールドのVSモンスターを対象に取った場合ヘヴィボーガー又はヴァリウスのバウンスにより対象を逃げられてしまう。ただしこの動きが出来るのはヘヴィボーガーとヴァリウスの一回ずつ計二回だけだ。そのためこの二回を使い切らせるために対象に取ったり逆に相手がこの効果を自発的に使ってきてから対象に取ることで効果を通すことが出来るようになる。ただし罠カードVS　龍帝ノ槍には注意が必要だ。その効果を無効破壊され手痛いバーンダメージを受けることになってしまう。相手に伏せがある場合に警戒すべき一枚だ。

・出来るだけラゼン以外のモンスターが居る縦列を利用して展開しよう

注意したいのがラゼンの手札公開効果に縦列のモンスター全破壊が存在することだ。ラゼンがモンスター版無限泡影であると取り敢えず認識しよう出来ればVSモンスター以外が並んでいる縦列を利用して展開していきたいところだ

・伏せカードがある？展開する前に罠カード・VS　裏螺旋流雪風と速攻魔法・VS　螺旋流辻風を警戒！

簡単に説明すると罠カードの方は条件を満たせば手痛いバーンとVSモンスター以外の全破壊、速攻魔法の方はVSモンスターの表示形式を変更し相手フィールドをVSモンスターの数だけ裏守備にされてしまう。どちらも一枚でこちらの盤面を大きく制圧出来るカードなので正直VSモンスターよりこの二枚を一番警戒したいまである。相手が一枚伏せながら属性を炎地闇一体ずつそろえるようなサーチをしてきたり相手の場にVSモンスターが多い状態で伏せカードがあるならば手痛い一撃を食らう可能性がある。特にマッドラヴやジャオロンでサーチされた魔法・罠は必ず確認しよう（ほとんどの場合ジャオロンはモンスターがサーチされるが）

・そのうらら本当に大丈夫？VS対面の正しい当て先

何も考えずにStake your soulにうららを撃ってないか？相手のラゼンへのアクセスがステイクのみとは限らない！ステイクで公開されたカードのパターン別にVS使いの動きを解説しよう

高確率でラゼンにアクセスするステイクであるが例えば別で増援を抱えていたり炎属性とラゼンをセットで持っている場合に投げられたステイクの可能性もある。しかし手札1:1交換は確実なのでラゼンをリクルートされてアドを増やされる前にうららがあるなら切っておきたい

まず公開されない、向こうが後攻の時、パンテラでこちらの魔法罠を先に割りたい場合か手札が良ければ、ヴァリウスにアクセスしてこちらのカードを破壊したり、展開を伸ばしてEXデッキからの召喚を狙うくらいか。魔法罠がどうしても割られたくないなら切ってもいいが後ろにラゼンなどのサーチカードが控えてる可能性があるため慎重になりたい

高確率でヘヴィボーガーへのアクセスでワンチャンドローの可能性が高い。つまり炎モンスターが手札にいなかったときの最終手段と見ていいだろう。ワンチャンドローで墓穴を引かれても困るのでうららは積極的に切りたい。

・相手ターンのGは１～２ドローに終わる可能性大！VS対面と分かったら自分ターンにGを切ると相手の動きを大きく抑制できる！

基本的にVSは相手ターンの特殊召喚の方が多くなることがある

ラゼン通常・ジャオロンサーチ→ラゼンの公開効果使ってジャオロン特殊召喚→ラゼンでロックをリンク召喚→墓地のラゼン回収→ジャオロンで手札にラゼンともう一枚炎があればサーチ

となる。ここで特殊召喚を行った回数はたったの二回。では回った場合の相手ターンの動きを確認しよう

ジャオロンサーチ→（あれば）スノーデビルで特殊召喚・ロックの効果で手札からラゼン特殊召喚＋サーチ・ヘヴィボーガー+ヴァリウスのバウンス特殊召喚計二回

と４回の特殊召喚が飛んでくる（相手の手札誘発でさらに増える可能性あり）自分ターンに投げた方が相手の動きへの抑制になるため、VS対面と分かってしまえばGは温存しておきたい。

VSには墓穴にチェーンして墓地から回収する効果がロックとコンティニューの二つ存在するのを念頭において欲しい。VSからは高確率で誘発が飛んでくるのでそちらに対して割きたいところだ。

・召喚素材条件が厳しいデッキやエクシーズデッキはとあるカードに気をつけろ！？

接触するGというカードをご存じだろうか？地属性なのでVSの色合わせ込みで使われることがあるのだが、このカードは手札誘発効果で相手フィールドに特殊召喚されこのカードを素材に使わなければ融合シンクロエクシーズリンク召喚が出来なくなる。リンクやシンクロデッキなら素材が増えて嬉しいくらいになることもあるが、融合やエクシーズはランクや素材制限次第で致命傷になりうる。特にクシャリラ等のEXからの召喚制限が厳しいところに投げられると完全に動けなくなるので、召喚権を残してアドバンス召喚の素材にするか、モンスターを召喚するたびに相手にチェーンが来るなら召喚制限を付けないように展開する必要がある。

以上やってしまいがちなご法度行為を紹介したところでVSの攻略法を挙げていこう

・そもそも無効破壊などマシマシの制圧盤面を先行で作ればまず突破できる手数がない

VSは手札を増やすことにおいてはトップクラスだが、展開の手数そのものはお世辞にも多いわけではない。ステイクはターン１だしテーマ内で盤面を伸ばせるのはジャオロンくらいであとはラゼンの召喚とサーチを軸にしている。ただしヴァリウスの公開効果による耐性付与だけは注意が必要だ。公開効果はバウンス特殊召喚と同じチェーンブロックで発動できないのを利用して、ここで無効などを割いて止めてしまえば良い。つまり斬機やドラゴンリンクなどの制圧デッキで先行制圧してしまえばかなり突破は厳しいだろう。

・手札を増やすのが得意ならあのカードで止まるよね！！

言ってしまうとVSはドロバを撃たれるとかなり苦しい状況に立たされる。勿論相手ターンにもサーチ＆展開が可能なため完全に止まるとは言えないが自分ターンの最大２サーチがなくなるのはVSの特性上かなりの痛手となる。

・破壊耐性や対象耐性にめっぽう弱いよ！

VSのテーマ内にある相手ターン妨害は基本的にバーンダメージ、対象を取らない全体破壊、対象を取る破壊、対象を取った裏守備化だ。これに加え永続罠などによるロックと手札誘発がある。（一応マッドラヴによる対象を取らないバウンスもあるが、、）つまり後攻で勝つにはバーンで削りきられる前にリーサルを取れて破壊耐性+対象耐性のあるテーマを用意すれば勝ちやすくなるだろう。その三つの条件を満たすテーマとしてVSの後攻でも勝てるメタデッキは御巫なんかが当てはまるかもしれない。アラベスクをロックに掛ければ上手くVSの妨害を抜けられるかもしれない。

・とにかく自分がVSで一番怖いと思うのは伏せ！

スノーデビル・ダストデビルこの二枚が伏せられているとかなり危険だ。さらに龍帝ノ槍のバーンも怖いが、後攻でも羽箒を引いてしまえば永続罠も突破できるためかなり有利にやっていけるはずだ。（もしOCG同様大嵐が解禁されたら母数倍になるよ！やったね）ちなみにラゼン・ヴァリウスの公開効果やスノーデビルの効果によりサンボルの通りはめっぽう悪いので注意だ。

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