はじめに
今回僕はEMを主軸にしたデッキで銅アイコンを獲得することを目標にDCに挑みました。
最初はもっと枚数を絞った構築で挑んでいたのですが、《増殖するG》等の誘発を撃たれた際の対策になるカードをもっと採用したくなり、その上で初動率も落としたくない、という考えから60枚にしてその分初動に繋がるカードの割合も増やして構築しました。
最終スコアはDP15464です。
デッキ名・レシピ・コード
レシピ名
主にEM
レシピ画像

デッキコード
3996hb9
展開(回し方)のポイント
回し方のポイント解説
先攻展開は始動パターンは多いですが、最終的に目指す盤面は同じです。《スプライト・エルフ》、《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》、《ゴーティスの大蛇アリオンポス(と、そこから繋がる《ゴーティスの双角アスカーン》)》、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》、墓地に《賜炎の咎姫》が最終盤面になります。上振れるとそこに《EM五虹の魔術師》、《時空のペンデュラムグラフ》などが加わります。
後攻の時は相手の盤面を荒らしてから《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》で蓋をする、または《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》と《EMラディッシュ・ホース》のコンボでワンショットしてしまう、のどちらかが主な勝ち筋になります。
誘発を打たれた際に手数で貫通したり妥協盤面で止まったりとある程度アドリブしやすい構築にしてあります。例えば、とりあえず出せれば実質1妨害になる《ゴーティスの大蛇アリオンポス》や手札検査に持ち込んでしまう《EM五虹の魔術師》に加え、《三戦の号》とそこからの選択肢となる《オメガの裁き》も採用しています。
先攻で上振れてもゲームを終わらせるほどの盤面はそうそう作れず、しっかりと1:1交換で相手の展開に向き合う必要があります。これは自分のプレイの好みとの兼ね合いもあります。
展開例のポイント
よく使うP召喚前にリンク召喚を行う展開と召喚権使用前に《EMペンデュラム・マジシャン》のP召喚を行う展開の2つの例をざっくりと解説します。
[P前リンクのパターン]
召喚権(《EMドクロバット・ジョーカー》など)+《EMオッドアイズ・バトラー》と並べて《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を出す。送るのは《アストログラフ・マジシャン》。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と、その効果による破壊をトリガーに特殊召喚した《アストログラフ・マジシャン》を素材に《軌跡の魔術師》をリンク召喚。ここで《EMペンデュラム・マジシャン》をサーチ。
《EMペンデュラム・マジシャン》、《アストログラフ・マジシャン》、あとなんかしらのEMをP召喚。《EMペンデュラム・マジシャン》でスケールを破壊し《EMオッドアイズ・シンクロン》と捨ててアドに繋げるためのEM(今回はセカンドンキー)の2枚をサーチ。
ペンデュラム・マジシャンをオッドアイズ・シンクロンのP効果で1チューナーにし、アストログラフとで《爆竜剣士イグニスターP》をシンクロ召喚し、効果で《竜剣士マジェスティP》を特殊召喚し、更に《天空の虹彩》をサーチし、《EMセカンドンキー》を捨てる。
《賜炎の咎姫》を出してエレクトラム蘇生、エレクトラムでアストログラフ回収(出せない)。
《揚陸群艦アンブロエール》を出して《天空の虹彩》で割りながら《EMオッドアイズ・ディゾルヴァ―》をサーチ。アンブロエールでエレクトラム蘇生、この時アストログラフも出す。
アストログラフとイグニスターPで《クロシープ》。ディゾルヴァ―のP効果で《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》を手札融合。この時オッドアイズシンクロンを融合素材にしておく。捨てておいたセカンドンキーを《クロシープ》で蘇生。後続となる《EM》をサーチできる。
《スプライト・エルフ》を出して効果で融合素材として墓地へ送っておいたオッドアイズシンクロン蘇生。セカンドンキーとシンクロし《ゴーティスの大蛇アリオンポス》。この時シフ除外。
[召喚権前P召喚のパターン]
ペンデュラムマジシャンをP召喚。効果で《EMモンキーボード》と《EMジェントル―ド》をサーチ。サーチした2枚をPゾーンに発動し、モンキーボードで《EMセカンドンキー》をサーチ。
セカンドンキーを召喚し、オッドアイズバトラーをサーチし、そのままジェントル―ドを破壊しながらオッドアイズバトラーを特殊召喚。破壊されたジェントル―ドでオッドアイズシンクロンを置く。
エレクトラムリンク召喚。アストログラフを送る。オッドアイズシンクロンでセカンドンキーを1チューナーにしてからエレクトラムでオッドアイズシンクロン破壊、アストログラフ回収して特殊召喚。
アストログラフとセカンドンキーでイグニスターP。ここから上の例の4からと概ね同じ展開が可能。
より詳しい解説
特筆しておきたいカード
《EMセカンドンキー》

ドクロバットジョーカーの4枚目的な運用ができる他、なんかターン1が無いので《クロシープ》で蘇生したりすると美味しいです。
《EMシール・イール》

魔術師における紫毒と双璧をなす後手まくりの要です。
このカードのP効果のおかげでこのデッキはアポロウーサやバグースカ、パキケジョウゲンなんかが苦になりにくいです。
モンスター効果側も優秀で、これとサクリファイスアニマで超階乗とネオテンペスト無力化して勝ったことがあります。
《EMラディッシュ・ホース》

ワンショットキルのお供です。
容易に特殊召喚でき、バフとデバフをかける起動効果を持ちます。
このカードが真価を発揮するのは《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の隣に立ててコピーさせた時です。
覇王スターヴの攻撃力は2800あるので、当然バフとデバフの数値が2800になります。
その2800バフを本来のこのカードに乗せれば、追加でこのカードが3300のバフとデバフをかけます。
そうなれば6600と2800で殴ってだいたいリーサルです。後手でよくやるムーブです。
《ゴーティスの大蛇アリオンポス》

最初はこのデッキの先攻妨害用シンクロはバロネスだったのですが、風属性だったのでボルテックスと超融合でドロゴンにされた事にブチ切れてこっちに変えたという経緯があります。
アリオンポスとシフなら超融合されても1妨害しか踏まれていませんし、出てくるのもガルーラです。ドロゴンの対象耐性付与で咎姫もケアされるの結構致命的なので重要な要素です。
シンクロ素材になった時にシールイール持ってきてくれるのも評価ポイントです。
入れ替えても良さそうなカード
《相剣大公-承影》

アリオンポス→アスカーンからの返しのターンでのダメ押し想定で採用しましたが、あまり出番はなかったです。そこまで行けてたら承影出すまでもなくだいたい勝ててました。
入れ替える先の候補としては盤面を無力化しつつ涅槃を2回攻撃にしてシンクロプランでもワンショットしやすくする《インフェルニティ・ヘル・デーモン》か、Gの止まり所になる《召命の神弓-アポロウーサ》なんかがいいと思います。
【投稿企画の説明ページ】