・デッキレシピ

・デッキコード
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・このデッキのきっかけ
今回の環境で自分の中で最も環境に多そうなデッキとして、炎王が多そうと思い、対炎王に対して強そうなカードで思い浮かんだのがヴァレルエンドでした。
ヴァレルエンドは戦闘、効果破壊されず、モンスター効果の対象にもならないため、リトルナイトの除外効果も受けないため、出せれば安易に突破されないと考えました。
そして、ヴァレルエンドを出しやすいデッキといえば「ドラゴンリンク」だろうと思い、ドラゴンリンクの展開方法としてレベル4以下含むドラゴン族2体を用意できるデッキとして新弾で強化された「覇王」に目をつけました。
・このデッキの仕組み
このデッキにはデッキ名の通りに「覇王」と「ドラゴンリンク」この2つの動きを中心にしたギミックが搭載してます。
覇王ギミック(初動)

覇王ギミックは①「ダークヴルムを墓地に送るカード」(8枚) + ②「ダークヴルムorライトヴルムor覇王門の魔術師or覇王門零or光翼の竜」(12枚)で構成されてます。
覇王ギミックはこのデッキの最強初動になり、①と②のカードを1枚ずつあれば理想の初動になります。
動きとしては、後述の展開例に記載しますが、ダークヴルム+Pモンスターで動き始め、エレクトラム→奇跡の魔導剣士→アポロウーサ+ボルテックス+ドラゴン族モンスター2体を作るのを目標にします。
ドラゴンリンクギミック

ドラゴンリンクギミックはとにかくフィールドにレベル4以下含むドラゴン2体並べることで、最終的にヴァレルエンド+サベージを作ることを目標にします。
ドラゴンリンクギミックの動きは、レベル4以下含むドラゴン2体を並べることで、ストライカードラゴン→ロムルス→渓谷→レムス→渓谷→トレーサー+リチャージャー→ピスティ+スリーバースト→ヴァレルエンド+スリーバースト装備サベージ(3カウンター)
で動くのを目標にします。
覇王とドラゴンリンクの繋がり
ドラゴンリンクのギミックはそもそもレベル4以下含むドラゴン族モンスター2体で動き出すため、如何にしてドラゴン族モンスターを用意するかが鍵になります。
そしてドラゴン
ドラゴンリンクは現在ワイバースターが禁止になってしまったため、コラブサーペントも使用し難い状況かと思います。
その中で、新しくコラブワイバーの動きの代替案として私が考えたのが覇王テーマのダークヴルムとライトヴルムになります。
特にダークヴルムは墓地からフィールドにモンスターがいなければ墓地から自己蘇生ができるので、ドラゴンリンクと相性の良い竜の渓谷も恩恵を強く得ることができます。
そのためダークヴルムを墓地に落とすカード+覇王テーマカードが手札にあれば覇王ギミックが展開でき、ドラゴンリンクの動きができます。
仮にダークヴルムを場に出したが、うららや抱擁等で覇王系のカードが他に手札に無くても召喚できるドラゴンが手札にあればドラゴンリンクの動きで最低限の動きが可能になりヴァレルエンドまでいけます。
細かい動き方は後述の展開方法を参考にして頂ければと思います。
初動にも貫通にもなるドラグニティ
このデッキで結構役に立つのがレムスとギザームになります。
レムスは竜の渓谷をサーチすることができ、ギザームは通常召喚すると墓地のレベル4以下のドラゴン又は鳥獣族を蘇生することができます。
竜の渓谷は手札1枚をコストにすることで好きなドラゴンを墓地に送るもしくはレベル4以下のドラグニティサーチカードになります。(しかもターン1がない)
つまり、レムスはダークヴルムになることができ、レムスとダークヴルムを同時に素引きしている場合は実質手札コスト無しでドラゴンリンクのギミックを成立させる事も可能です。
・展開方法
理想の展開
このデッキの理想は基本2枚以上の初動で理想は「ダークヴルムを墓地に落とすカード」+「覇王門の魔術師or光翼の竜orアストログラフor覇王門零orライトヴルム」の2枚初動が理想展開になります。
例 おろかな埋葬+覇王門の魔術師

1、おろかな埋葬でダークヴルムを墓地に送る
2、ダークヴルム墓地efで自己蘇生しダークヴルムefで覇王門の魔術師①サーチ

3、覇王門の魔術師①Pゾーン設置efで覇王門零を設置
4、手札の覇王門の魔術師②efでEXのシンクロドラゴン墓地へ送りss
5、覇王門の魔術師②efでライトヴルム①サーチ

6、ライトヴルム①をPゾーン設置
7、ダークヴルム+覇王門の魔術師②でエレクトラムls
8、エレクトラムefでアストログラフをEXへ
9、エレクトラムefでPゾーンのライトヴルム①破壊しEXアストログラフサーチ

10、エレクトラムefで1ドロー+アストログラフefでssしライトヴルム②サーチ
11、ライトヴルム②Pゾーン設置

12、エレクトラム+アストログラフで奇跡の魔導剣士ls
13、奇跡の魔導剣士lsefライトヴルム①サーチ
14、奇跡の魔導剣士efライトヴルム①ss

15、ライトヴルム①ef覇王門の魔術師②EXからサーチ
16、奇跡の魔導剣士+ライトヴルム①でアポロウーサls

17、ダークヴルム+ライトヴルム①+覇王門の魔術師①をEXから,
覇王門の魔術師②手札からps

18、ダークヴルムでストライカー・ドラゴンls lsefでリボルブート・セクターサーチ
19、覇王門の魔術師①+②でアブソリュートxs

20、アブソリュート+ストライカー・ドラゴンでロムルスls lsef竜の渓谷サーチ
21、竜の渓谷設置、efアブソルーター墓地へ
22、アブソルーターefトレーサーサーチ

23、ライトヴルム①でピスティls
24、ピスティefアブソリュートss
25、アブソリュート+ロムルスでスリーバーストls
26、アブソリュートef ボルテックスss
27、リボルブートセクター設置 efトレーサーss

28、トレーサーefリボルブートセクター破壊リチャージャーss
29、ピスティ+トレーサー+スリーバーストでヴァレルエンドls

30、ヴァレルエンドefリチャージャー効果無効トレーサーss

31、トレーサー+リチャージャーでサベージss
32、サベージef スリーバースト装備

以上で、ヴァレルエンド+2素材アポロウーサ+スリーバースト装備サベージ(3カウンター)+ボルテックス+手札3枚の5妨害を構えることが理想になります。
・使用してみて気付いたこのデッキの改善点や注意点
WCS 1st STAGEでは前回使用したヴィサスGSやクシャトリラを使用して遊び、2nd STAGE直前に今回のデッキが思い浮かび遊んでみてたので調整不足が多く最初はビーステッドやその他ドラゴンリンクと相性の良さそうなカードを入れた60枚にしてました。
その為、研究や調整がまだまだ終わらず、未完成の状態です。
それを踏まえて現在思い浮かんでる改善点や使用してみての感想を箇条書きしておきます。
・竜の渓谷を何度も使えるけどその分手札消費が激しいので手札の使い過ぎに注意(ドラゴンリンクの動きの際に竜の渓谷の手札コストが必要になります。)
・竜の渓谷で落として嬉しいカードはもう少しあってもイイかも?
・初動でダークヴルム蘇生の前の誘発弾くようにγを使用した場合のフィールドを空けるカードとしてΩを採用すべき
・レムスはシンクロ素材にする際にドラグニティシンクロモンスターにしか素材にできないので注意!
・ホルス対面の際に最優先で妨害すべきは王の棺!(戦闘の際に墓地に送る効果はヴァレルエンドにブッ刺さるので!)
・アルバスとGはホントムリッ!!
・バロネスは抜いて良し!それよりディスパテルの方が良い!
・バックに触れる手段が皆無なのでビーステッドを採用するのもアリ!
・展開力強化及び抱擁や拮抗対策として、ヴァリアンツワールドの採用もアリ!
・妨害を受けなかった場合、展開の最後まで召喚権を使わない事が多いので初動太くするためにドクロバットジョーカーはあっても良さそう?
以上を踏まえて、WCS予選後に改善してみたレシピが下記になります。

デッキコード
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・終わりに
このデッキは2枚以上の初動にはなりますが、引いて嬉しいカードが多いので、意外に事故は少ないかなと思います。
結果こそ出せなかったのですが、使ってみると結構楽しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。