はじめに
コスパがいいデッキということでペンデュラムデッキを使ったことがなかった筆者がNRフェスではじめて使い、ペンデュラム入門デッキとしてもおすすめだと感じたメタルフォーゼ真竜デッキについて自分なりに組んだものを書き連ねていきたいと思います。
デッキレシピ
使用UR,SRポイント |
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UR:30pt SR:270pt ※環境でよく使われる汎用カード、ストラクチャーデッキのカードはこの生成ポイントに含んでいません |



コスパアピールとしては汎用カード以外で必要なURが《竜剣士マジェスティP》一枚のみということです。《ドラゴニックD》を使う展開に拘らなければ《竜剣士マジェスティP》すらいらないのですが筆者が《ドラゴニックD》好きなのでできるだけ使いたくて入れました。
(《アストログラフ・マジシャン》、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》、《軌跡の魔術師》、《神聖魔皇后セレーネ》、《賜炎の咎姫》は汎用カードか微妙なラインか??と思いましたがPデッキ作ったことある人ならまあ持ってるだろと思い汎用カード扱いにしました。)
メタルフォーゼについて
メタルフォーゼ真竜デッキと名乗っていますがメタルフォーゼに真竜が出張している形なのでメインとなるメタルフォーゼのデッキがどういうものなのか軽く解説したいと思います。
メタルフォーゼの特色(問題点)
メタルフォーゼというテーマは基本的にはセルフブレイクと融合要素がある比較的スタンダードなペンデュラムテーマになります。
さらに特筆すべき点として
(1):1ターンに1度、このカード以外の 自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、デッキから 「メタルフォーゼ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
というP効果をほぼすべてのモンスターが持っています。
テーマの全モンスターが魔法罠にアクセスできるとか強くね??と思った方もいるとおもいますが、メタルフォーゼ魔法罠に単体で機能するカードは存在せずテーマ共通効果の破壊部分も重要なため最低3~4枚魔法罠をいれたいのですが、入れれば入れるだけに素引きが完全にゴミのカードが増えることになります。
このデッキは2~3枚の合わせ引きが初動になるので初手にメタルフォーゼ魔法罠を2枚引くだけで遊戯王を引退してしまいます。これを後述する真竜を混ぜることで強みに変えていきます。
《メタルフォーゼ・コンビネーション》について
(1):1ターンに1度、融合モンスターが融合召喚された場合、 その融合モンスターよりレベルが低い、 自分の墓地の「メタルフォーゼ」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「メタルフォーゼ」モンスター1体を手札に加える
このテーマにおいて最もアドバンテージが稼げるカードが最も扱いが難しい重要な永続罠カードになります。
このカードの(1)の部分は100戦に1回ぐらいしか使わない隠された効果なので忘れてしまって構わないのですが、(2)のサーチがメインの効果になります。
このサーチはターン1の制約がなく墓地に送れば送るほど手札にメタルフォーゼを加えられるがこのカードを場にセットしたターンに墓地に送る手段がテーマ内に存在しないという悲しい現実があります。
この問題を解決するために真竜を混ぜます。
真竜について
上記にある通り《メタルフォーゼ・コンビネーション》を墓地に送るために採用します。
真竜は共通効果で
このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、 モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。
があるためこれにより《メタルフォーゼ・コンビネーション》をアドバンス召喚のリリースにつかいます。召喚権が余るので無理なく真竜に召喚権を使えます。
また、最強真竜サーチカードの《ドラゴニックD》でも《メタルフォーゼ・コンビネーション》を墓地へ送れる点も相性がいいです。
これにより《メタルフォーゼ・コンビネーション》を素引きしても墓地に送れるようになります。
まとめ
このメタルフォーゼというテーマはセルフブレイクと魔法罠へのアクセスの良さという強みがあるが、
メタルフォーゼ魔法罠は単体では機能しない上アクセスが容易すぎるため素引きゴミである。
サーチカードである《メタルフォーゼ・コンビネーション》を墓地に送る手段がない。
という問題があるが真竜を混ぜることで強みにもなる。
展開(回し方)のポイント
回し方のポイント解説
メタルフォーゼの共通P効果で、メタルフォーゼ・コンビネーションを集めて墓地に送ることでメタルフォーゼの枚数を増やす。
ペンデュラム召喚で展開してリンク召喚で盤面を作っていく。
ペンデュラム召喚による毎ターンのリソースで勝利する。
だいたいこんな感じのデッキです。
展開例のポイント
このデッキの展開は特に決まった一枚初動などはなく複数枚の組み合わせで先行盤面を作っていくため決まった先行展開はありません。なので盤面の強度にかなりムラが出ます。
今回はその中でも上振れ寄りの初動を一つ紹介します。
初動
《マジェスペクター・ラクーン》+《マジシャンズ・ソウルズ》+メタルフォーゼPモンスター(《メタルフォーゼ・バニッシャー》以外)+《竜剣士マジェスティP》の手札コスト
《マジェスペクター・ラクーン》を召喚し《竜剣士マジェスティP》をサーチ
《マジシャンズ・ソウルズ》の効果で《イリュージョン・オブ・カオス》を墓地に送り自身を特殊召喚
メタルフォーゼPモンスターと《竜剣士マジェスティP》をスケールに発動
メタルフォーゼのP効果で《竜剣士マジェスティP》を破壊して《メタルフォーゼ・コンビネーション》をセット
《マジシャンズ・ソウルズ》の効果で場の《メタルフォーゼ・コンビネーション》を墓地に送りドロー(ここでもう一枚素引きした《メタルフォーゼ・コンビネーション》や《錬装融合》を捨てることもできる)
墓地に送られた《メタルフォーゼ・コンビネーション》の効果で場にない方のスケールのメタルフォーゼをサーチ
《マジェスペクター・ラクーン》と《マジシャンズ・ソウルズ》で《軌跡の魔術師》をリンク召喚
《軌跡の魔術師》の効果で《アストログラフ・マジシャン》をサーチ
P召喚で《マジェスペクター・ラクーン》と《竜剣士マジェスティP》をP召喚
《竜剣士マジェスティP》の効果で《ドラゴニックD》をサーチ
スケールのメタルフォーゼP効果でもう片方のメタルフォーゼPを破壊して《メタルフォーゼ・コンビネーション》をセット
《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を特殊召喚してメタルフォーゼPをサーチ
《ドラゴニックD》を発動し効果で《メタルフォーゼ・コンビネーション》を破壊して《真竜の継承》をサーチ
《メタルフォーゼ・コンビネーション》の墓地効果で《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》をサーチ
《アストログラフ・マジシャン》と《マジェスペクター・ラクーン》で《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚、効果で《メタルフォーゼ・バニッシャー》をEXデッキに送る
《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》をスケールに発動し《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》を破壊して《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の強制効果、《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》の破壊時効果、《アストログラフ・マジシャン》の特殊召喚効果をそれぞれ発動、《アストログラフ・マジシャン》の効果で《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》をサーチ、《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》の効果で《メタルフォーゼ・バニッシャー》を手札に加える、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》でドロー
《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》をスケールに発動してP効果でもう片方のメタルフォーゼPを破壊して《混錬装融合》をセット
《混錬装融合》を発動し手札の《メタルフォーゼ・バニッシャー》とEXデッキのPモンスターで《メタルフォーゼ・ミスリエル》を融合召喚
《メタルフォーゼ・ミスリエル》の効果で墓地の《混錬装融合》と《メタルフォーゼ・コンビネーション》をデッキに戻し場の《ドラゴニックD》を手札に回収
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と《アストログラフ・マジシャン》で《賜炎の咎姫》をリンク召喚
《賜炎の咎姫》の効果で《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を特殊召喚
《賜炎の咎姫》と《メタルフォーゼ・ミスリエル》で《揚陸群艦アンブロエール》をリンク召喚
《メタルフォーゼ・ミスリエル》の効果で《メタルフォーゼ・バニッシャー》を墓地から特殊召喚
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果でスケールのメタルフォーゼモンスターを破壊して《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える
《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を特殊召喚しメタルフォーゼPモンスターをサーチ
《軌跡の魔術師》+《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》+《竜剣士マジェスティP》で《召命の神弓-アポロウーサ》をリンク召喚
《メタルフォーゼ・バニッシャー》+《アストログラフ・マジシャン》で《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚
手札のメタルフォーゼPモンスターをスケールに発動し《ドラゴニックD》を発動、効果でスケールのメタルフォーゼPを破壊して《真竜拳士ダイナマイトK》をサーチ
《真竜の継承》を発動し効果で《真竜拳士ダイナマイトK》をアドバンス召喚

採用したカードメタルフォーゼ編
メタルフォーゼ共通効果持ちPモンスター
(1):1ターンに1度、このカード以外の 自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、デッキから 「メタルフォーゼ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
基本的に4種類くらいは採用したいと考えています。《アストログラフ・マジシャン》の存在があるため最低一種類2枚以上は採用したいです。《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》はペンデュラム召喚できないので採用枚数は諸説
《メタルフォーゼ・バニッシャー》
ペンデュラム・効果モンスター 星9/炎属性/サイキック族/攻2900/守1900 【Pスケール:青1/赤1】
このカードのP効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスターが効果で破壊された場合に発動できる。 自分の墓地から「メタルフォーゼ・バニッシャー」以外の 「メタルフォーゼ」カード1枚を選んで手札に加える。 【モンスター効果】 このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):「メタルフォーゼ」カードを含む、 自分フィールドの表側表示のカード2枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードが「メタルフォーゼ」カードの効果で特殊召喚に成功した場合、 相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。
共通効果を持たないメインに入る唯一のモンスター
自身の効果のほか《メタルフォーゼ・ミスリエル》の墓地効果や《メタルフォーゼ・カウンター》の効果で特殊召喚するとフィールド・墓地のカードを除外できます。P効果があまり強くないので《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》のモンスター効果で手札に加えるカードとしても有用です。
《メタルフォーゼ・ミスリエル》
融合・効果モンスター 星6/炎属性/サイキック族/攻2600/守1000 「メタルフォーゼ」モンスター+Pモンスター 「メタルフォーゼ・ミスリエル」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地の「メタルフォーゼ」カード2枚と フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 墓地の対象のカードをデッキに戻し、フィールドの対象のカードを持ち主の手札に戻す。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 自分のエクストラデッキの表側表示の「メタルフォーゼ」Pモンスターまたは 自分の墓地の「メタルフォーゼ」Pモンスター1体を選んで特殊召喚する。
バウンス効果と蘇生効果の二つを持つこのデッキのエースモンスター
バウンス効果は《メタルフォーゼ・コンビネーション》をデッキに戻しつつ相手のカードや自分の《アストログラフ・マジシャン》や《ドラゴニックD》をもどしたりできます。
蘇生効果はターン1がないため《賜炎の咎姫》や複数体展開でリンクを伸ばすことができます。
《メタルフォーゼ・オリハルク》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/サイキック族/攻2800/守2200 「メタルフォーゼ」モンスター×2 (1):自分の「メタルフォーゼ」モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
二倍貫通による甘えた守備モンスターを粉砕するほか墓地効果も地味に有用で《スキルドレイン》などのロック永続罠を突破するのに使えます。また《メタルフォーゼ・コンビネーション》で《メタルフォーゼ・ミスリエル》を吊り上げるために召喚したりします。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
リンク・効果モンスター リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800 【リンクマーカー:左下/右下】 Pモンスター2体 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 デッキからPモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。 (2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。 (3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローする。
言わずと知れた最強リンクモンスター。
《アストログラフ・マジシャン》にアクセスするほか、ほかのPテーマと違い融合素材や《メタルフォーゼ・ミスリエル》でデッキに戻して再利用などテーマに属している強みがあります。
《錬装融合》
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の手札・フィールドから、 「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 (2):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。 墓地のこのカードをデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
多分メタルフォーゼで一番使われているカード
《マジシャンズ・ソウルズ》や《ドラゴニックD》のコストとして優秀。
デッキに戻るためメタルフォーゼ魔法罠の枯渇を防ぐため採用
融合もできる。
《重錬装融合》
速攻魔法
(1):自分の手札・フィールドから、 「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
速攻魔法の融合
《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》のエンドサーチ+αで《フルメタルフォーゼ・アルカエスト》を融合召喚するためにつかいます。《パラメタルフォーゼ・アゾートレス》を採用していないため抜いてもいいかもしれない。
《混錬装融合》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の手札・フィールドのモンスター及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、 「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 その際、手札・フィールド・EXデッキからそれぞれ1体までしか融合素材にできない。
最強融合カード
《パラメタルフォーゼ・メルキャスター》の効果でこのターンスケールに発動できないメタルフォーゼモンスターとEXデッキのモンスターで融合して《メタルフォーゼ・ミスリエル》を融合召喚して《メタルフォーゼ・ミスリエル》の効果発動のためにデッキ戻します。
《メタルフォーゼ・カウンター》
通常罠
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「メタルフォーゼ」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分のEXデッキから表側表示の「メタルフォーゼ」Pモンスター1体を手札に加える。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
破壊をトリガーにリクルートができるカードメタルフォーゼモンスターが舐められすぎてよく共通効果でセットしてあっても無視されることがよくある《メタルフォーゼ・バニッシャー》をリクルートして相手のカードを除外できる。墓地効果も返しで有用なので採用は好みのカード。
《メタルフォーゼ・コンビネーション》
永続罠
(1):1ターンに1度、融合モンスターが融合召喚された場合、 その融合モンスターよりレベルが低い、 自分の墓地の「メタルフォーゼ」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「メタルフォーゼ」モンスター1体を手札に加える。
上記で解説しているので割愛。ターン1のないサーチカード。
採用したカード真竜編
真竜は永続魔法罠をリリース出来れば何でもいいのですが個別で利点の紹介
最小枚数は
《真竜戦士イグニスH》×1
《真竜の継承》×2
《真竜凰の使徒》×1
《ドラゴニックD》×1
の5枚出張
《真竜戦士イグニスH》
効果モンスター 星5/炎属性/幻竜族/攻2400/守1000 このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、 モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。 (1):1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。 デッキから「真竜」永続魔法カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。
アドバンス真竜の中では優先度低めのこのカードだがこのデッキは真竜永続魔法が有用のため優先度が高い。理由は後述の《真竜の継承》の解説に。
《真竜導士マジェスティM》
効果モンスター
星5/風属性/幻竜族/攻2300/守1500 このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、 モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。 (1):1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。 デッキから「真竜」モンスター1体を手札に加える。
真竜罠を採用するなら相手ターンに真竜を手札に加えるために採用する
《真竜拳士ダイナマイトK》
効果モンスター 星6/水属性/幻竜族/攻2500/守1200 このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、 モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。 (1):1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。 デッキから「真竜」永続罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。
罠による妨害が欲しい場合に採用ただし真竜罠は単体では機能しないので真竜を多めに採用したい。
《真竜騎将ドライアスIII世》
効果モンスター 星6/地属性/幻竜族/攻2100/守2800 このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、 モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。 (1):アドバンス召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。 デッキから「真竜」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカード以外のフィールドの「真竜」モンスターは 相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
今回は採用していませんがこのデッキは永続罠リリースがメリットなので《メタルフォーゼ・コンビネーション》をリリースしつつ召喚してリンク召喚の素材にしてフィールドを離れた時の効果で真竜を特殊召喚すれば実質二体分のリンク素材にすることができます。なのでリンクに寄せるなら非常に優秀です。
《ドラゴニックD》
フィールド魔法 (1):フィールドの「真竜」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 アドバンス召喚した「真竜」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、 デッキから「真竜」カード1枚を手札に加える。
何故か1枚しか入れられないカード。
《メタルフォーゼ・コンビネーション》《錬装融合》を割りつつ真竜をサーチする最強カード。
マスターデュエル運営さん無制限にしてくださいお願いします!!!!!!!!
《真竜の継承》
永続魔法 「真竜の継承」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 このターンにフィールドから墓地へ送られた 「真竜」カードの種類(モンスター・魔法・罠)の数だけ、自分はデッキからドローする。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。 (3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、 フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
(1)がドロー効果、真竜永続魔法を重ね引きしてもドローに変換できる。(2)が真竜をアドバンス召喚する効果、このデッキだと《マジェスペクター・ラクーン》に召権を使うときがあるので+で召喚する時に有用。(3)が墓地に送られた時に魔法罠を破壊する効果、この効果はメタルフォーゼ共通効果で《真竜の継承》を破壊して《メタルフォーゼ・コンビネーション》をセットした場合(3)の効果で《メタルフォーゼ・コンビネーション》破壊してメタルフォーゼモンスターをサーチすることができる。
《真竜凰の使徒》
永続魔法 「真竜凰の使徒」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地の「真竜」カード3枚を対象として発動できる。 そのカードをデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。 (3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、 フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
(2)(3)は《真竜の継承》と同じなので割愛。
(1)は墓地の真竜をデッキに戻してドロー。
真竜永続魔法はすべてターン1がついているため両方採用推奨。
《真竜の黙示録》 《真竜皇の復活》
永続罠 「真竜皇の復活」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、 (1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できない。 (1):自分の墓地の「真竜」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。 (2):相手メインフェイズに発動できる。 「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。 (3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、 フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
永続罠 「真竜の黙示録」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、 (1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できない。 (1):このカード以外の自分フィールドの「真竜」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。 (2):相手メインフェイズに発動できる。 「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。 (3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、 フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
真竜罠二種類。
(2)の効果で自身をリリースして(3)の効果で除去を行う。
それ以外の採用カード
かいつまんで紹介します。
《Kozmo-エメラルドポリス》+《Kozmo-ダーク・エルファイバー》
フィールド魔法 (1):1ターンに1度、除外されている自分の「Kozmo」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に戻し、自分はそのモンスターの元々のレベル×100LPを失う。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札の「Kozmo」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。 その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。 (3):フィールドゾーンのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「Kozmo」カード1枚を手札に加える。
効果モンスター 星5/闇属性/サイキック族/攻2200/守1800 「Kozmo-ダーク・エルファイバー」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。 手札からレベル6以上の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 (2):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時、 1000LPを払って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
二枚で完結するコズモ上振れ出張セットです。
《Kozmo-エメラルドポリス》をメタルフォーゼの共通P効果で破壊して《Kozmo-ダーク・エルファイバー》をサーチP召喚で展開して妨害を増やします。
ペンデュラム召喚の天敵である《原始生命態ニビル》をケアできる上に、《Kozmo-ダーク・エルファイバー》と《Kozmo-エメラルドポリス》を両方引いてしまった場合でも《Kozmo-エメラルドポリス》の効果で《Kozmo-ダーク・エルファイバー》をデッキに戻しドローに変換できるのがとてもありがたいです。
《マジシャンズ・ソウルズ》《イリュージョン・オブ・カオス》
効果モンスター 星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが手札に存在する場合、 デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●このカードを特殊召喚する。 ●このカードを墓地へ送る。 その後、「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を自分の墓地から特殊召喚できる。 (2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。 墓地へ送った数だけ自分はドローする。
儀式・効果モンスター 星7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守2500 「カオス・フォーム」により降臨 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 儀式モンスターを除く、「ブラック・マジシャン」またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。 その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。 (2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。 フィールドのこのカードを手札に戻し、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚し、 その発動した効果を無効にする。
メタルフォーゼ共通効果で《メタルフォーゼ・コンビネーション》を集めて《マジシャンズ・ソウルズ》の(2)の効果で《メタルフォーゼ・コンビネーション》2枚を墓地に送ることで《マジシャンズ・ソウルズ》の2ドローに加えてメタルフォーゼモンスターを二枚サーチすることができます。
《マジェスペクター・ラクーン》
ペンデュラム・効果モンスター 星3/風属性/魔法使い族/攻1200/守 900 【Pスケール:青5/赤5】 【モンスター効果】 このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚した時に発動できる。 デッキから「マジェスペクター」モンスター1体を手札に加える。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
《竜剣士マジェスティP》をサーチするために採用。また、このデッキはP効果モンスターがほぼ存在しないので《軌跡の魔術師》を出すために必要になる上レベル3なので《軌跡の魔術師》の破壊効果のために必要になります。
《竜剣士マジェスティP》
ペンデュラム・効果モンスター 星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500 【Pスケール:青2/赤2】 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):もう片方の自分のPゾーンに「竜剣士」カードまたは「マジェスペクター」カードが存在する場合に発動できる。 そのカードとは元々のカード名が異なる「竜剣士」Pモンスター1体をデッキから手札に加える。 その後、自分のPゾーンのカード1枚を選んで破壊できる。 【モンスター効果】
このカード名はルール上「マジェスペクター」カードとしても扱う。 このカード名の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。 このターン、自分フィールドの「竜剣士」モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。 この効果は相手ターンでも発動できる。 (2):このカードがP召喚または「竜剣士」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。 その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
《ドラゴニックD》にアクセスするカード。
《軌跡の魔術師》
リンク・効果モンスター リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1200 【リンクマーカー:左下/右下】 Pモンスターを含む効果モンスター2体 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。 デッキからPモンスター1体を手札に加える。 このターン自分はP召喚に成功しない限り、 モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。 (2):このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、 フィールドのカード2枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
主に《マジェスペクター・ラクーン》+《マジシャンズ・ソウルズ》で出すモンスター。
このデッキは通常モンスターが多いのでマジェスペクターを採用しないなら抜いてしまってもいい。
《賜炎の咎姫》
リンク・効果モンスター リンク3/炎属性/悪魔族/攻2700 【リンクマーカー:左/右/下】 効果モンスター2体以上 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 自分の墓地から炎属性モンスター1体を特殊召喚する。 (3):このカードが墓地に存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、 自分フィールドの炎属性モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を再利用して《アストログラフ・マジシャン》を複数回起動する暴れ最強カード。炎属性縛りもこのデッキはほぼ無傷。
妨害がそこまで強くないこのデッキに置いて墓地効果もありがたい。
《揚陸群艦アンブロエール》
リンク・効果モンスター リンク4/炎属性/機械族/攻2600 【リンクマーカー:左/右/下/右下】 効果モンスター2体以上 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地のリンクモンスターの数×200アップする。 (2):このカードが破壊された場合、自分または相手の墓地のリンク3以下のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 (3):このカードが墓地に存在し、フィールドのリンク3以下のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
《賜炎の咎姫》の縛り解除カード。
採用を見送った、出来れば採用したいカード、
《チキンレース》
一枚ドローしつつメタルフォーゼの共通効果で破壊するカードになるため余裕があれば入れたいカードですがURで汎用カードかどうか微妙なラインでコスパのいいデッキの趣旨から外れるかなと思い採用を見送りました。必須とまでは行かないカードなので。
竜剣士、竜魔王系のカード
《竜剣士イグニスP》《爆竜剣士イグニスターP》《竜呼相打つ》などを採用すると《ドラゴニックD》に触りやすくなったり、ターン1のない《爆竜剣士イグニスターP》を《賜炎の咎姫》で使いまわして展開及び除去を複数回行ったりして紹介デッキとは違った強みを引き出せるのですがコスパのいいデッキではなくなってしまうため今回は見送りました。
最後に
デッキ紹介は以上になります。このような構築記事を書くのははじめてで至らない点あったと思いますが最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを書いている現在リミットレギュレーションで《命削りの宝札》が禁止発表されて真竜の強いデッキタイプの一つの命削り真竜のコンセプトが消滅して悲しい気持ちになりましたが、OCGでは《ドラゴニックD》の無制限や永続魔法扱いや炎属性と相性がいいスネークアイ、罪宝のテーマの登場で真竜やメタルフォーゼにマスターデュエルでも新しい流れでがくるのではないのかと楽しみにしています。
この記事を読んで真竜やメタルフォーゼに触れてみたいと思ってくれる方がいてくれたらうれしいです。改めてここまで閲覧いただきありがとうございました。
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