遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！デュエリストカップで使ったデッキはスターダスト！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

お読みいただきありがとうございます。

この記事は私がデュエリストカップ2ndステージで使用したスターダストデッキの紹介記事になります。

自分の好きなカードである「セイヴァー・スター・ドラゴン」を組み込んだデッキでどこまで環境デッキに抗えるか試すことをコンセプトとしてデュエリストカップに挑戦しました。

結果としては時間が無かったこともあり最終DPは12231Ptで銅アイコンすら取れない結果で終わってしまいました。

色々書いていたらそれなりに長い記事になってしまいましたが最後までお読みいただければ幸いです。

デッキ名・デッキレシピ・コンセプト

タイトルの通り【スターダスト】です。

勇者罪宝シンクロンのギミックをベースとして、最終盤面に「セイヴァー・スター・ドラゴン」「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」「シューティング・スター・ドラゴン」を並べます。

展開次第で+αで「フルール・ド・バロネス」を追加したり、墓地に「妖精伝記-シラユキ」を構えます。

下記画像は調整段階の時のものだがイメージとしてはこんな感じ

このパターンでは追加でスターダストドラゴンが出力されている。

セイヴァー・スター・ドラゴンについて

「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」や「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」はシンクロンデッキからはよく出るモンスターなのでご存知の方も多いと思いますが、「セイヴァー・スター・ドラゴン」についてはマスターデュエルから遊戯王始めた人などは知らない人もいるかもしれないのでこの場で解説しておきます。(知ってる人は読み飛ばしてね。)

これが「セイヴァー・スター・ドラゴン」だ!

要約するとシンクロ素材にモンスター3体かつその内2体に固定のモンスターを要求する代わりに相手の効果の発動を無効にして相手フィールドの全破壊や、相手モンスターの効果を無効にして自分の効果として使える強力なモンスターかと思いきやターン終了時にエクストラデッキに定時退社してしまうそりゃあ誰も使わないわとなるかなり残念なモンスターである。

現代遊戯王では「光来する奇跡」に隠された②の効果《お互いにフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻すことはできない。》を活用して「セイヴァー・スター・ドラゴン」に残業を強いることができるため初めてこのカードが収録された時よりはかなり使いやすくなっている。

余談だが「セイヴァー・スター・ドラゴン」は2012年8月11日発売のDUELIST EDITION Volume 4以降一切再録が無いため、テキストがずっと古いままで若干分かりにくくなっている。相手フィールドのモンスターの効果を無効にして自分の効果として発動する効果は相手モンスターを対象に取る効果だし、エンドフェイズ時に戻る際は墓地の「スターダスト・ドラゴン」を対象に取って発動する。(対象不在でも発動してEXデッキに戻るとこまでは処理する。)

この記事を投稿した後なんとデュエルリンクスで実装されているカードがほぼすべてが最新テキストとなった。「セイヴァー・スター・ドラゴン」も漏れなく対象のためここで紹介しようと思う。

リリースして発動する誘発即時効果とモンスター効果を無効にする起動効果の順が入れ替わっているのには何か理由があるのだろうか…

いずれにしても対象をとって発動する効果であることなどが明文化されかなり分かりやすくなったように思う。マスターデュエルも何とか最新化して欲しいものである。

お待たせしました。具体的な展開方法になります。主に「ジェット・シンクロン」+「Lv7の非チューナー」「Lv4の非チューナー」を使って「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」と「ジャンク・スピーダー」から展開するパターンA、とりあえず何でもいいから「ジャンク・スピーダー」を出して展開するパターンBがあります。が、実際は相手の手札誘発などの妨害によって上手くいかないことも多いので状況に応じて柔軟に対応する必要があることは抑えておいてください。また、とても長いので略称を使うこともありますがご容赦ください。

これで基本展開は終了です。盤面にはコズミックブレイザードラゴン、シューティングスタードラゴン、シューティングセイヴァースタードラゴン、セイヴァースタードラゴンが存在し、シグナルカウンターが11個余っているシンクロワールドと光来する奇跡が発動している状態になります。

これに加え想い集いし竜を除いて合計8枚ドローしているのと墓地のホイールのレベル変動効果と光来する奇跡のチューナーを手札から特殊召喚する効果が残っているのでそれらを駆使して追加できそうであればバロネスを追加します。

これで基本展開は終了です。パターンAとの違いはこちらでは想い集いし竜を除いて合計11枚のカードをドローしていること、シューティングライザードラゴンを経由していないため、墓地にシラユキが落ちていないこと、シンクロワールドのシグナルカウンターの残りが9になっていることの3つになります。

このデッキを使用して展開するうえで共通して抑えておくべきポイントは以下の2つです。

前者については上述のパターンA、パターンBの展開の中でも説明があるが、光来する奇跡を発動後、最初のS召喚でドロー効果を使用しないようにしています。これは想い集いし竜の効果がドローした

発動する効果のため、ドローした瞬間に他の処理が残っているとタイミングを逃し、効果を発動できないためです。今回採用した展開ではハイパーライブラリアンで必ずドローがチェーン1で入るため、想い集いし竜をドローするタイミングでは他にドロー処理やデッキに触る処理が入らないように注意する必要があります。逆にハイパーライブラリアンを出していない時は必ず光来する奇跡のドローをチェーン1に持ってこないとタイミングを逃すので想い集いし竜が絡む時はチェーン順を意識することが大切です。

後者についてはEXモンスターゾーン含めて面の数がギリギリであるため、EXモンスターゾーンのモンスター使用してS召喚する際にはEXモンスターゾーンに出すことを意識しないとモンスターゾーン足りなくて上手くいかなくて大変なことになります。

ここではこのデッキの魅力やこの構築になった経緯、実際使用してみた感想、採用カードや不採用のカードについて語ろうと思う。

このデッキ最大の魅力は何といっても最終盤面のかっこよさである。展開が通った時、遊戯王5DSの主人公不動遊星のエースモンスターの面々が並ぶのは圧巻である。(まあ関係ないバロネスが並ぶこともそれなりにあるのだが)

ただかっこいいだけでなく何でも無効を複数回打てるのでまだ妨害打たなくていいやなどと様子見することなく相手の一挙手一投足すべてを無効にしていけるのも魅力と思っている。

また、シンクロデッキ特有の大量展開とハイパーライブラリアンによる大量ドローは脳内麻薬ドバドバで気分が高揚する。50枚デッキであるにもかかわらず先攻1ターン目でデッキが残り15枚まで減ったりするのもデッキを余すところなく使っているような気になり自己満足に浸れる。

この構築や展開に至るまでの経緯

何故「セイヴァー・スター・ドラゴン」活用でこのデッキ、この展開になったかについて説明しようと思う。先ず、「セイヴァー・スター・ドラゴン」を出して場に維持することを考える。これは簡単で「スターダスト・シンクロン」と非チューナーのLv4モンスターをそろえれば「光来する奇跡」の発動、「スターダスト・ドラゴン」のS召喚、「セイヴァー・スター・ドラゴン」のS召喚まで流れで行うことができる。が、冷静に考えてみて欲しい。現代遊戯王で「セイヴァー・スター・ドラゴン」1体立っているだけのたった1妨害の盤面が果たして通用するだろうか?

ただ友達とワイワイ遊ぶだけならそれで充分かもしれないがデュエリストカップで使われるような本気で勝ちに来てるデッキには悉く蹂躙されてしまう。

また、仮に1妨害やその他手札誘発などで相手の展開を止められたとしても「セイヴァー・スター・ドラゴン」は他のスターダスト系列のモンスターと違い、自身をリリースして無効効果を使用した後フィールドに帰ってこないため次のターンに勝ちきることはかなり難しいものとなってしまう。

そうすると「セイヴァー・スター・ドラゴン」の他に複数の妨害を構えて圧をかける必要がある。そして「セイヴァー・スター・ドラゴン」を出すために「スターダスト・シンクロン」へのアクセスは絶対条件であることを鑑みると「ジャンク・スピーダー」での大量展開を使って「セイヴァー・スター・ドラゴン」+αを出力するという結論を出した。そうして「セイヴァー・スター・ドラゴン」の他に並べる妨害を考えた時、どうせならそれっぽい盤面にしたいということで「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」と「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」を並べることを目標にしたわけである。

また、「セイヴァー・スター・ドラゴン」と「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」を同時に並べるうえで「想い集いし竜」を1ターンに1度しか特殊召喚できない効果がネックとなるため、「赤き竜」を採用して片方は「赤き竜」の効果で出すこともここで決定した。

最初に思いついたのがパターンBの展開でスピーダーから5面展開しないと無理かなあと思い、勇者やディアベルスターのギミックは入れずに回していたが、誘発受けがあまりにも悪すぎたため無敵スピーダーを使った展開にできないか試行錯誤した結果パターンAの展開を思いつき最終的な構築が固まった。

各対面の有利不利はいまいちよくわからなかった。理由は単純明快でスピーダーを通した試合(増Gや通った後にニビルをくらっていないことも含める)はすべて勝った。前に妨害が集中しているデッキではあるもののこの環境では冥王結界波などのカードを採用しているデッキはほとんど無かったため先攻展開の破壊力は凄まじいものがあった。超融合は何回か発動されたが手札2枚と2妨害を交換しているだけというのがほとんどで普通に妨害する場合と比べてこちらのモンスターが減るものの結局2回妨害使うのとほぼ変わらない結果となったため効果はなかった。

唯一アルバスセットからアルバレナトゥスだけは手札一枚から防ぎようもなく面を返されるのでやばかったが1度もくらうことはなかった。

逆にスピーダーが通らなかった試合はかなり苦しく、すべて負けたというわけではないがかなり厳しいものがあった。誘発についてはほぼどれも辛かったが特にディメンションアトラクターやドロール&ロックバードは即負けレベルで辛かった。(墓地の活用、サーチとドローが展開の基本のため)

エースモンスターとして据えた「セイヴァー・スター・ドラゴン」を採用する価値があったかどうかだがこれは大いにあったと思う。とくにラビュリンス対面で後攻から何とかスピーダーが通った時に相手のフィールドリソースをすべて吹き飛ばせたり、以下の動画のようなに「セイヴァー・スター・ドラゴン」を採用していたからこそニビルをくらいながらも3妨害を残せたりという場面があったため、ただの1妨害の1つというわけではなく明確に「セイヴァー・スター・ドラゴン」だから助かったというのを感じることができた。

バロネス+セイヴァースター+アサルトのセイヴァースター蘇生で3妨害

採用カードの採用理由、採用枚数について簡単に説明する。

ここでは採用を検討して見送ったカードや調整段階では入れていたが抜けたカードについて簡単に解説する。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

色々語っていたらめちゃくちゃ長くなってしまいましたが少しでもシンクロンやスターダストに興味を持ってくれた方やガチ向けに研究してくれる方が増えてくれていたら幸いです。

最後に願望になりますがどなたか「波動竜騎士ドラゴエクィテス」を超融合で出す以外の役割で救ってください。長年考えていますが私には救えません。

【マスターデュエル】スターダスト

遊戯王マスターデュエル

マスターデュエル

遊戯王

DC使用デッキ

Hiromi

遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！各召喚方法のおすすめデッキは【メガリス】！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

【マスターデュエル】メガリスルイン【儀式召喚】

-1cf4eb0d

枠が余ってるならコレ！といっつもテキトーに入れているカード達。自分がブックマークに登録してるカードの中でも汎用性のあるものを羅列してみました。

遊戯王・汎用カード一覧

Cburnetiiaka

遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！各召喚方法のおすすめデッキは竜輝巧を使用したエクシーズ召喚！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

【マスターデュエル】竜輝巧１軸＆機械天使６軸【エクシーズ召喚】

儀式召喚は良いぞ！

私の記事のうち、【マスターデュエル】と付いた物はほぼ「デッキ構築王決定戦」の記事で、
【遊戯王OCG】と付いた物は企画と関係無いOCGとしての記事です。
(没案)と付いた物は企画用に書いたものの持ち込まなかった記事です。

ootukiyosihiro

遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！各召喚方法のおすすめデッキはドライトロン！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

【マスターデュエル】竜輝巧の竜輝巧による竜儀巧の為の儀式デッキ【儀式召喚】

遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！各召喚方法のおすすめデッキはトランソニックバード！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

【マスターデュエル】スターダスト

【マスターデュエル】メガリスルイン【儀式召喚】

遊戯王・汎用カード一覧

【マスターデュエル】竜輝巧１軸＆機械天使６軸【エクシーズ召喚】

【マスターデュエル】竜輝巧の竜輝巧による竜儀巧の為の儀式デッキ【儀式召喚】

【マスターデュエル】音速の鳥と天の川【儀式召喚】