ムゲンダイカップお疲れ様でした。オンライン予選を1位で抜けられた並びでもあるため、代表してシリーズ13の構築を紹介します。 【コンセプト】 ・共通認識を逆手に取る ・自分の1番得意な戦術で勝つ 【構築経緯】1.S35で使用した構築の難点として

ムゲンダイカップお疲れ様でした。オンライン予選を1位で抜けられた並びでもあるため、代表してシリーズ13の構築を紹介します。

1.S35で使用した構築の難点として、「ディアルガが展開要員であることを一点読みされる」というものが挙げられた。初手に挑発を撃たれて展開を阻害された場合、裏2体で捲り返すことが難しくそのまま通されるという試合展開になりやすいので、ディアルガに命の珠を持たせアタッカーとして運用することで相手の認識から外れた「大きな1ターン」を得られると考え、ムゲンダイカップには中身を変えつつもS35で使用した構築と同じ並びで臨むことにした。

2.ザシアンを前期よりも更に特殊方面に厚い調整に変更、イベルタルをマーシャドーに役割を持てるゴツゴツメットを持たせた耐久型に変更、ジガルデは本構築ではホウオウナット等に通すための駒として運用したいので塒を巻くと竜の舞の両採用、黒馬バドレックスはジガルデに繋げられそうな技構成に変更した。カイオーガは拘りスカーフが強すぎるため変更なし。

                                      ｰｰｰｰ↑予選ｰｰｰｰ

3.ムゲンダイカップ本戦ではジガルデの竜の舞を蛇睨みに変更して単独での詰ませを担えるようにし、黒馬バドレックスの技構成が弱かったので1番役割の増やせそうな構成に変更。

実数値:197(236)-191(4)-136(4)-×-167(252)-

技構成:巨獣斬 戯れ付く 噛み砕く 電光石火

◇C222カイオーガの潮吹きで~199 

◇戯れ付く+電光石火で175-111カイオーガに171~ 

◎環境に存在する大体のザシアン抜き

ザシアン枠。前期の調整だとカイオーガが特化だった場合に7割近くの確率で一撃で突破されてしまい、それが勝敗に直結して突撃チョッキ型のカイオーガに対する勝率が低かったので耐久を上昇させた。多くのザシアンに対し上から巨獣斬を撃ちたいため陽気で採用。技構成は反動無しでカイオーガを突破するために戯れ付くと電光石火、黒馬バドレックスを意識した噛み砕く。

実数値:209(60)-135-145(236)-152(4)-119(4)-

技構成:イカサマ デスウイング 挑発 羽休め

◇A194マーシャドーの岩石封じで~108 

黒馬バドレックス、ルギア、マーシャドー対策枠。ディアルガの型を変更したことで、上記の相手に隙を生みやすくなったのでアタッカーではなく対策枠としての採用。こちらも相手の認識から外れてマーシャドーをケア出来たりと便利である。

技構成:潮吹き 雷 波乗り 電磁波

カイオーガ枠。最強なので唯一の完全続投。拘りスカーフを持たせることで環境に多いHAザシアンを上から一撃で落とせる高火力+無効無しで後続への圧を掛けられるので替えがきかない。

技構成:雷 吹雪 大地の力 破壊光線

バレない命の珠は強いという自論に最も合致していたポケモン。ただし、本戦ではダイマックスケアの動きをされたので運用が難しい。

実数値:213(236)-121(4)-143(12)-×-116(4)-

技構成:サウザンアロー 蛇睨み 塒を巻く 身代わり

ジガルデを見せておくことで「ディアルガが麻痺撒きに見える」という誘導を行える。ホウオウ+ナットレイに対しての通りの良さも現環境においては注目すべきポイントである。 

技構成:アストラルビット リーフストーム マッドショット 悪巧み

S35から襷枠として続投。予選ではリフレクター、光の壁、怖い顔という構成でジガルデに繋げられそうな構成にしていたが、そのような場面は発生しなかったため拘りスカーフカイオーガに勝てる可能性の高い構成で採用した。

予選では調子が良かっただけに、勝てなかったことがとにかく悔しいです。もし9世代でも今回のような招待制の大会が開かれた時には、予選免除で招待されるような安定して好成績を残せるプレイヤーになっていたいと思います。

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