アンワドーハとは?


これ。
この記事を見ている方でアンワドーハを見たことない方など一人もいないと思われるため、詳しい説明は割愛。
これまでのアンワドーハ
アンワドーハ登場時は、《水晶機巧-ハリファイバー》が現役であったため、手札2枚からアンワドーハをだす展開が主流であった。
また、《ワイトベイキング》が登場してからは、《ユニゾンビ》1枚からアンワドーハを展開することができるようになった。
《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止になってからは、アンワドーハを最終目標にするデッキは減り、「エルドリッチ」や「魔妖」などに採用することでメイン展開のついでにアンワドーハを出すデッキが主流となった。
近年のアンワドーハ
アンデット族の強化がいくつか来たため、アンワドーハを手軽に出す展開が増えてきた。特にメジャーなのは、《BF-魔風のボレアース》から《幽合-ゴースト・フュージョン》につなぐ展開である。
基礎展開
《BF-魔風のボレアース》をシンクロ召喚。
《BF-魔風のボレアース》効果で《BF-刻夜のゾンダ》を墓地に送る。
《BF-刻夜のゾンダ》の効果で手札、デッキから《A BF-霧雨のクナイ》を特殊召喚して自身に2100LPのダメージ。
《A BF-霧雨のクナイ》の効果で《BF-魔風のボレアース》のレベルを1に変更し、《イモータル・ドラゴン》をシンクロ召喚。
《イモータル・ドラゴン》の効果で《劫火の眠り姫 ゴースト・スリーパー》を墓地に送り、《劫火の眠り姫 ゴースト・スリーパー》の効果で《幽合-ゴースト・フュージョン》をサーチ。
《幽合-ゴースト・フュージョン》を発動し、フィールドの《イモータル・ドラゴン》とデッキの《霊道師チャンシー》で《共鳴の翼ガルーラ》を融合召喚。
墓地のアンデット族モンスターを除外して《霊道師チャンシー》を特殊召喚。
《霊道師チャンシー》効果でデッキから《屍界のバンシー》を墓地に送り、《屍界のバンシー》効果で《アンデットワールド》を発動する。
《共鳴の翼ガルーラ》と《霊道師チャンシー》で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚し、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》効果で《死霊王ドーハスーラ》を墓地へ送る。
この展開で一番ストレスに感じる部分は《BF-魔風のボレアース》と《イモータル・ドラゴン》がデッキからしか墓地に送れないため 《BF-刻夜のゾンダ》、《劫火の眠り姫 ゴースト・スリーパー》が手札に来てしまった場合、展開できなくなることである。

手札に来ると本当に嫌な気分になる
そんなアンワドーハ使いの悩みを解決するカードが最近マスターデュエルに追加された。
それが、このカードである。

展開例2
《レスキューヘッジホッグ》を召喚。
効果で《ゾンビキャリア》と闇属性、星2、アンデット族通常モンスターを特殊召喚。
2体で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚。
《ゾンビキャリア》効果で手札を一枚デッキに戻して墓地から特殊召喚。
《虹光の宣告者》と《ゾンビキャリア》で《BF-魔風のボレアース》をシンクロ召喚。
基礎展開へ
《レスキューヘッジホッグ》により《ゾンビキャリア》を展開にからめることができるようになり基礎展開の不満点を一部解消することができた。
デッキ名・レシピ・コード
デッキコード「3cq4x9m」



展開結果
初動 《レスキューヘッジホッグ》+手札コスト1枚
最終盤面 1素材 《永遠の淑女ベアトリーチェ》+墓地に《死霊王ドーハスーラ》》
手札に《古聖戴サウラヴィス》+《共鳴の翼ガルーラ》による1ドロー

基本展開以外のカードの採用理由
①《召喚僧サモンプリースト》
《レスキューヘッジホッグ》をサーチするために採用。
②ホルスギミック
《真血公ヴァンパイア》から《レスキューヘッジホッグ》、《召喚僧サモンプリースト》の特殊召喚を狙うために採用。テーマの魔法カードをサーチできるため、《召喚僧サモンプリースト》の魔法コストとしても活用。
初動安定度
本デッキを用いて手札事故がどのくらい起こるのか検証してみた。100回検証を行ったところ24回アンワドーハまで展開できない手札事故がおきた。本結果はあくまでも手札事故の確率を調べたものであり、相手の妨害は想定していないためあくまでも参考程度に。
おわりに
本デッキはアンワドーハを強く使うためのデッキではなく、アンワドーハを最終盤面に安定して出すためのデッキである。そのため強さに関しては少々心もとない部分もあるためご了承いただきたい。
また、本デッキは新パック『アウトローズ・フロム・インフェルノ』前に作成したデッキである。
アンワドーハ(というかアンデット族デッキ)は今回の追加パックで百鬼羅刹というアンデット族強化テーマが来たため、新たな展開ルートが生まれると考えられる。
昔懐かしのアンワドーハ、興味持った方は是非使っていただき新たな構築を生み出していただきたい。
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【投稿企画の説明ページ】