八汰烏がマスターデュエルで解禁されて1か月が過ぎました。実際にデッキを組んだ決闘者はどれくらいいるんでしょうね。

八汰ロック最終盤面

何でしょうこの絵面は...この企画で一番貧相な最終盤面かもしれません。

しかしよく見てみましょう。こちらと相手の手札、そしてExデッキの《トロイメア・ユニコーン》、全て含めて最終盤面です。つまり、

これがこのデッキの最終盤面です。

では何が起きたのか見ていきましょう。レシピはその次で。

ルートを全て記載するのは書く方も読む方もしんどいと思うのでXのポストを貼っておきます。2倍速なのでじっくり見たい人はX側の機能で0.5倍速にしてください。

《聖騎士の追想 イゾルデ》＋手札1枚コスト

《冥王結界波》も《サンダーボルト》もどうせ八汰ロックするので関係ないですし、よく言われる壊獣もラヴァゴも食らうとむしろキルターンが早まります。やったね！

ちなみに上振れとか下振れとかないのでこれしかできません。

創星八汰ロック_デッキ

展開ルートは示したので以下いくつか構築上のポイントや注意点です。

読み飛ばしていただいても構いません。

1枚でイゾルデ、もしくはインヴォーカーに繋がるカードは全て初動になります。

PUNK関連の9枚、《緊急テレポート》、《増援》、《昇華騎士エクスパラディン》、《H・Cモーニングスター》の計17枚が初動カードです。

現状の成功率が85%程度(NGパターン込み)なのでもう少し増やしてもよいかもしれません。

・《ダーク・ドリアード》＋《鎖龍蛇-スカルデット》のコンボについて

《ダーク・ドリアード》でトップ固定、スカルデットでの4ドローによる実質的なサーチ、3枚戻す効果によりその後の素引きケアもできる(特定の層で)有名なコンボですが、これを使うためには2つほど注意点があります。

1)望みのカードを複数加えるためには手札の枚数の確保が必要

　スカルデットの効果は「デッキから4枚ドローし、3枚戻す」です。

　当然ながら手札が0枚だと加えられるのは1枚のみです。つまり展開のコストや

　誘発等で手札を消費しきった場合、展開できなくなってしまいます。

　このデッキでは、《レスキューフェレット》と《ゴーティスの灯ペイシス》の2枚が必要に

　なりますので、《械貶する肆世壊》により《召喚僧サモンプリースト》のコスト用に

　《肆世壊ーライフォビア》をバウンスしつつ、墓地の《スケアクロー・ライヒハート》

　を回収することでスカルデットのコストに充てています。

　ちなみに3枚加えたい場合はライヒハートのサーチ後のドロー効果を使うことで

　1枚分余裕ができますが、後述の理由から今回は使用していません。

2)デッキに地水炎風の4属性が揃っていないと《ダーク・ドリアード》が発動しない

　こちらも当たり前ではありますが、特定の属性がデッキから尽きると《ダーク・ドリ

　アード》が発動しません。つまりデッキ構築段階で各属性の枚数に気を配る

　必要があります。特に水属性、風属性は初動に絡めづらく不足しがちです。

　また、《スケアクロー・ライヒハート》のドロー効果をうっかり発動してデッキのそれら

　の属性を引き切ってしまった場合も展開ができなくなってしまいます。

　このデッキでは風属性が《竜剣士マジェスティP》と《八汰烏》の計3枚、水属性

　が《ゴーティスの灯ペイシス》と《ナーガ》の2枚です。《竜剣士マジェスティP》は

　展開で必ず使用するため、風2枚もしくは水2枚が初手で来ると展開不可に

　なります。ただNGパターンが合わせて2%くらいなので目を瞑りました。

　ちなみにイゾルデを使用する都合上、初手でデッキの炎属性☆１が枯れた場

　合もNGパターンになります。

　Exデッキに余裕があれば《ゴヨウ・ディフェンダー》を採用し、《深海のディーヴァ》

　や《B・F-毒針のニードル》を初動とすることでケアすることができますが今回は

　Exデッキがカツカツなので採用を見送っています。

・《妖精伝姫-シラユキ》で除外するカードについて

　《ゴーティスの灯ペイシス》は最終盤面のために必ず除外する必要があります。

　逆に、墓地の魔法を除外してしまうと《神聖魔皇后セレーネ》の効果や

　《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》の効果が使えなくなったり、《焔聖騎士導-

　ローラン》を除外してしまうと《創星神ｔｉｅｒｒａ》の素材が足りなくなった

　りするので除外するカードには注意が必要です。

《創星神ｔｉｅｒｒａ》について

　そういえば主役の1体(?)であるこのカードの説明をしていませんでした。

　普段ランクマしかやらないような方には馴染みのないカードと思いますので、

　念のため解説しておきます。効果は以下の通りです。

ｔｉｅｒｒａ

　そこそこの召喚難易度の代わりにお互いの手札・場・墓地をリセットする強力

　な効果を持ちます。また、デッキに戻ることで効果を発動する《ナーガ》を巻き込

　むことにより、デッキから任意の☆3以下のモンスターをリクルートできます。

　10種のカードを揃えるのは一見難しそうに見えますが、現代遊戯王ならイゾル

　デさえ出せれば割と余裕です。コツとしてはフィールド魔法やPモンスターを上手

　く使うことと、セリオンズ等の装備カードを場に出力できるカードを活用すること

　です。このデッキでは《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》を活用していますね。

　セリオンズを採用する場合は、展開に使った戦士を装備できる《セリオンズ

　“ブルズ”アイン》や、《ナーガ》を装備扱いで場に出力でき、《キングレムリン》で

　サーチ可能な《セリオンズ“エンプレス”アラシア》あたりがかなり便利です。

　(まあ今回は使ってませんが…)

　また、《創星神ｔｉｅｒｒａ》のサーチ手段ですが、そのステータスから微妙に

　アクセスしづらいのが難しいところです。とはいえ以下の通り、やりようはいくらで

　《創星神ｔｉｅｒｒａ》サーチ手段の例：

　・《赫焉竜グランギニョル》等でデッキから墓地へ送って《聖光の宣告者》等で

　・《セフィラの信託》等でデッキトップに置いてドローする

　・《妖醒龍ラルバウール》でサーチする(このデッキではこちらを採用)

　《創星神ｔｉｅｒｒａ》にもし興味を持った方は参考にしてみてください。

《八汰烏》を何とか使おうとした人の多くは相手スタンバイ時に《攪乱作戦》を発動、チェーンして《神殿を守る者》を蘇生することによる先行全ハンデスギミック、【神殿ハンデス】への採用を検討したのでは？と思います。

【マスターデュエル】創星八汰ロック

遊戯王マスターデュエル

マスターデュエル

遊戯王

自慢の最終盤面

紙の遊戯王は10年くらい前に引退してMD復帰勢です。
たまに気晴らしに変なデッキでランクマ潜ったり、某vtuberさんの謎縛りルームマッチで創星神出したりして遊んでる人です。


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マスターデュエル大好き人間です、デッキ構築王決定戦のためにアカウントを作りました。それ以外でも何かしらしていくかもしれません。