この記事は自己満足のために【ドレミコード】でDCに参加していたプレイヤーが、後から本企画を知り作成したものです。本戦途中の記録や細部の調整を言葉にして残すようなことはしておりませんでした。したがって、ところどころ裏付けの情報が足らないところがあります。

※ 【ドレミコード】に理解のある方は　■展開の考え方　の項目は飛ばしてください。

　 途中で展開ルートが見たくなった場合は一度ページ上部に戻り、目次をご活用ください。

【ドレミコード】は音階と和音をモチーフとした、ペンデュラム召喚を主体としたテーマです。

彼女たちは天界の一つ「ドレミ界」におり、仲間の天使・妖精と共に大魔法で下界を浄化してくれます。

モンスターはスケール/scale（音階）を意識したデザインになっており、「ド」の音から「レ」 「ミ」と上がっていくにつれてレベルが一つずつ上がり、スケールは一つずつ下がります。

魔法・罠カードはコード/Chord（和音）を意識した3つの効果を持ち、それらの内から1つを選択、もしくは条件を満たすことで3つ全てを発揮できるようになっています。

ペンデュラム召喚を主体としたデッキですが、スケール効果は下級（レベル1～4）モンスターと上級（レベル5～8）モンスターで共通です。そのため動きはモンスター効果のみで成立しており、初めて触れるペンデュラム召喚デッキとしても理解し易い、比較的シンプルなテーマです。

こちらが今回のDC 2nd STAGEで使用したデッキリストです。

と言っても、これを見ただけではまだよくわからないと思います。ですが、安心してください。この記事では最後まで目を通していただけるだけで、【ドレミコード】の5割は理解できるように書いたつもりです。

今はこれから説明するデッキの全容をなんとなくの雰囲気で感じ取ってもらえれば十分です。

まずはこのデッキの理想の動きを見てみましょう。

《音響戦士ギータス》＋手札コスト1枚の3枚からの展開になります。

詳しい展開ルートは後述しますが、ここから作れる最終盤面は下記のものになります。

詳しい展開ルートは　【展開ルート】　❻-①参照

《グランドレミコード・クーリア》＋《ピットナイト・アーリィ》＋《スプライト・エルフ》＋《フルール・ド・バロネス》

（　《スプライト・エルフ》の②の効果で墓地の《宣告者の神巫》を特殊召喚。《宣告者の神巫》の効果で《旧神ヌトス》を墓地へ送る）

・モンスター効果・魔法・罠の無効

・スケール×300以下の攻撃力以下のモンスター効果無効＆破壊

《グランドレミコード・クーリア》の効果で特殊召喚された《ドドレミコード・クーリア》の③効果の発動にチェーンして《ピットナイト・アーリィ》

・特殊召喚されたモンスターの破壊

・Link3以下のモンスターが破壊されたときに破壊

の条件付きの6妨害を用意することができます。

妨害が盤面と墓地に分かれており、《グランドレミコード・クーリア》の効果で《ドドレミコード・クーリア》が、《スプライト・エルフ》の効果で《宣告者の神巫》が特殊召喚され盤面も全て埋まります。この状態から8000ダメージを受けることは非常に少なく、返しのターンで負けることもほとんどありません。

そうなれば相手プレイヤーはエンドフェイズに特殊召喚される《ピットナイト・アーリィ》や、上スケールの《音響戦士ギータス》といったこちらのリソースも削る必要がでてきます。

次にこの理想の動きができなかった場合について話したいと思います。

最も一般的な組み合わせである《ドドレミコード・キューティア》＋《ドドレミコード・キューティア》or《レドレミコード・ドリーミア》or《ミドレミコード・エリーティア》or《魔界劇団カーテン・ライザー》or《ドドレミコード・クーリア》or《ドレミコード・エレガンス》の手札2枚からの展開です。

詳しい展開ルートは　【展開ルート】　❶参照

《スプライト・エルフ》と《フルール・ド・バロネス》

が減った、条件付きの4妨害の盤面になります。

ここに追加でP召喚で特殊召喚できるモンスターが1体含まれると、最終盤面に《世海龍ジーランティス》が残せます。

詳しい展開ルートは　【展開ルート】　❷参照

・バトルフェイズ中にカードを2枚まで破壊

が加わり、《ピットナイト・アーリィ》の戦闘破壊を防げます。

この追加のモンスターが《音響戦士ディージェス》であれば、代わりに《フルール・ド・バロネス》がでます。

詳しい展開ルートは　【展開ルート】　❸参照

がもう一つ追加されての条件付きの5妨害といった形になります。

【ドレミコード】の特殊召喚できるPモンスター

今回の【ドレミコード】の特徴は

》を出し易くしている部分にあります。

【竜剣士】の特殊召喚できるPモンスター

これは同じようにペンデュラム召喚前に《

》を出すことを目標としている【竜剣士】の一般的なリストと比較しても明確な優位性があります。

一見、【竜剣士】でも同じようなことができそうに思えますが、《竜剣士マジェスティP》や《竜剣士ダイナマイトP》はもう片方のペンデュラムスケールに「竜剣士」の名前を要求します。ですので、

《音響戦士ギータス》を採用することは難しくなっています。

また、この条件を満たすためにデッキ内に「竜剣士」の名前を持つカードを相応の数用意する必要があることから、これだけのデッキスロット（デッキ内のカードを採用できる枠・スペース）を用意することが難しくなっています。

軌跡の魔術師

》を強く意識する理由は2つあります。

1つは【ドレミコード】が他のペンデュラム召喚を主体としたデッキと比較して、1枚から複数枚のカードが獲得できるカードや、それらを手札に加えられるようなカードの枚数で劣っている部分を改善できるからです。

》はリンク召喚に成功すると2つのリンク先と1枚のカードをもたらしてくれます。

》を経由する前と比較して、実質的に2枚のカードが増えていることを意味しています。

カードの獲得が苦手な【ドレミコード】にとってはまさに救世主といえる存在であり、《レドレミコード・ドリーミア》のような展開力を支えるカードが、同時にカードアドバンテージを獲得するカードとしても活用できるようになります。

》の②の効果を発動しやすいことです。

すべてのペンデュラムスケールとレベルが異なる【ドレミコード】の特徴とうまいこと調和しています。これは上記の【竜剣士】では難しいものです。

また上級の「ドレミコード」Pモンスターは

①：自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。

という共通のスケール効果を持ちます。これにより《

アポロウーサ》のようなタイミングを選ぶ発動・効果無効には干渉されず、《

》の②の効果を発動させることができます。

》を成立させることは【ドレミコード】の展開を大きく助けてくれます。そして、【ドレミコード】も《

》の能力を最大限に引き出すことができます。

【マスターデュエル】　ドレミコード　【デュエリストカップで使ったデッキ】

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マスターデュエル

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DC使用デッキ

【ドレミコード】を使います。

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マスターデュエル大好き人間です、デッキ構築王決定戦のためにアカウントを作りました。それ以外でも何かしらしていくかもしれません。