DCにて使用したドレミコードです。『グランドレミコード クーリア』が未実装の段階のため、若干特殊な構築をしています！

　こちらがデッキレシピになります！

　まず、特筆すべきは王神鳥ギミックの搭載です！グランドクーリアがいない穴を、『王神鳥シムルグ』からの『霞の谷の巨神鳥』のリクルートで補うというのがコンセプトです！

　「ダークヴルム出張ギミック」や、『魔界劇団 カーテンライザー』のような特殊召喚ギミックを多く採用することで、ドレミコード特有の、「上級モンスターを引きすぎて動けない」という事故を相対的に起こしにくくしています。

　最高DPは13000と、爪痕を残すには至らなかったのですが、1stステージの突破という1つの目標は成し遂げたので、こうして形に残しておきたいなと思います。

　それでは、主力のカードの採用理由やギミックの解説をしていきます！

　基本的には一般的なドレミコードと同じであり、それに付随して採用理由も同じようなものになります。なので今回は、デッキの中核になる要素や、ギミックのパーツに注目していきます。

ドドレミコード・キューティア

　テーマ内の初動カードです。『レドレミコード・ドリーミア』や『ドドレミコード・クーリア』のサーチから、『ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム』へのリンク召喚を行い、Pテーマの基本展開へとアクセスするのが主な役割となります。

　後述する『ドレミコード・ハルモニア』との兼ね合いで、中盤以降もリソース確保の役割を常に持っているため、デッキに欠かせないパーツです。

　ドレミコードの魔法・罠サーチ担当です。

　『軌跡の魔術師』からのサーチ先になることが多く、ドレミコードのリソース源である『ドレミコード・ハルモニア』へアクセスできることが最大のポイントです。

　レベルが5のため、素引きをすると事故要因になり得るので、1枚採用という形に落ち着いていますが、特殊召喚ギミックとの合わせ引きでアドバンス召喚をすることで、『ドレミコード・エレガンス』へアクセスし、1-8スケールを揃えることもできます！

 　ドレミコードの召喚権枠です。①効果で『トリアス・ヒエラルキア』を墓地へ送り、ヒエラルキアの効果でリリース、そして誘発した②効果で『ドドレミコード・キューティア』へアクセスするのが主な動きです。

　また、増殖するGの適用下では、『ファドレミコード・ファンシア』を墓地に送ることでレベルを6にし、『魔界劇団 カーテンライザー』や『覇王眷竜ダークヴルム』とシンクロし、2ドローでバロネスを立てる動きなどにも貢献しています。

 　今回の構築の注目カードです。ドレミコードのテーマ内罠カードはソフトなものが多く、今回は採用に至らなかったため、『王神鳥シムルグ』のリクルート効果により、このカードへのアクセスが容易になっています。

　また、ドレミコードは1-8スケールになりやすいという点もシナジーとなっており、シムルグなしでもP召喚で毎ターン妨害として構えることができます。この場合はニビルケアにもなるので便利ですね。

 　主な役割は『アストログラフマジシャン』と合わせて、バロネスのシンクロ召喚です。

　また、0スケールという点も偉く、場合によっては下スケールの役割を持つこともあります。

　『音響戦士 ギータス』と一緒に採用されることが多く、そちらであれば2枚初動にもなるのですが、今回は手札コストを重く見て採用見送りとなりました。

 　『覇王眷竜ダークヴルム』を素引きしている場合の『竜の霊廟』の墓地肥やし先です。

　レベル7シンクロで『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』へのアクセスが可能であり、『ドレミコード・エレガンス』によって直接Pスケールに置いた『ドドレミコード・キューティア』をモンスターゾーンに出すなど、実質的なドレミコード初動としての役割を持っています。

　また、レベルが7である点を活かし、素引き時はエクシーズ召喚の素材として利用することで、特殊召喚効果を次ターンリソースに変えるなど、かなり器用に動けます。

 　『クシャトリラ・シャングリラ』の除去に最も貢献してくれたカードです。アライズハートが強制効果である点から、後手での発動条件を能動的に満たしやすく、このカードがなければクシャトリラに勝ちきれない場面はめちゃめちゃありました！

 　十中八九テーマ内最強カードです。うららを喰らわずに1-8スケールの確保が可能であり、『レドレミコード・ドリーミア』の特殊召喚条件を満たす役割もあります。

　強力な盤面を作るためにはかなり重要度の高いカードといえます。

 　簡単にいえば、これ1枚で復烙印と烙印の獣ができるカードです。ドレミコードのリソースの中核であり、『ドドレミコード・キューティア』をEXデッキからサルベージすることで、毎ターンデッキからドレミコードを供給できます。

　2つ目の効果はPスケールを9にする効果であり、『ドレミコード・エレガンス』で持ってきたキューティアのスケールを9にし、クーリアと特殊召喚したドリーミアと合わせて、1・7・9で奇数が3つ揃うので、ハルモニアの3つ目の効果を起動できます。

　展開と捲りを一任する強力なカードです。

オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン

 　今回の構築の最終盤面モンスターです。モンスターの効果と魔法・罠カードの発動を無効にできる制圧効果を有しており、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』から容易に出すことができる、名誉ドレミコードモンスターです。

　『アストログラフ・マジシャン』や『覇王門零』、『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』など、レベル7モンスターが多く採用されており、このモンスターへのアクセスはかなり簡単にできます。非常に優秀な制圧モンスターです。

 　『王神鳥シムルグ』を出せるようにする優秀なモンスターです！

　『軌跡の魔術師』からのP召喚展開から簡単に作ることができ、それなりに展開のできる手札ならば、とりあえずシムルグまで繋ぐことができます。

 　EXデッキ採用モンスターで唯一の2枚採用です。

　エレクトラム+アストログラフで出すことが多いのですが、誘発受けのためにあえてエレクトラムよりも先に出すこともあります。

　サーチ効果には名称ターン1がなく、1巡目で効果を無効にされた場合であっても、2体目を出すことで無理やりサーチを通すことが可能な点も優秀です。

　特に②の破壊効果は捲りとしてかなり重要で、ドレミコードの下スケールと合わせれば、チェーンを組ませずに相手フィールドに干渉することができます。

 　『霞の谷の巨神鳥』を呼び出してくれる鳥さんです。

　前述の通り、『グランドレミコード・クーリア』のいない穴を埋める役割が主であり、単純になんでも無効を構える事以外にも、下3マーカーもその役割を担っています。

　リンク素材にできないため、返しのターンにアクセスコードに変換できない点はネックですが、とにかくこの子のおかげで現環境でも戦えたといっても過言じゃないです。

　ここまでで記した通り、今回のドレミコードはシムルグギミック、オッドアイズギミックの採用により、質の高い妨害を構えることを意識しています。

　よほど事故っていない限り、展開の最低値としてシムルグを構えることができ、継戦能力も高めです。

 　この盤面はやや上振れではありますが、なんでも無効×3を構えることができ、妨害の質に関しては高いと言って差し支えないでしょう。

　ペンデュラムデッキ故にリソースも残りやすく、ターンが続けば続くほど、ジワジワと有利になっていく印象がありました。

　ラビュリンスの次元障壁、クシャトリラのPゾーン封鎖と除外、ピュアリィのバウンスなど、環境に対して強かったかと言われれば怪しいですが、DC時点でのドレミコードの構築としてはかなり完成度は高かったのでは？と思っています。

　ここまで読んでいただき、ありがとうございました！

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