遊戯王マスターデュエルWCS2024予選にて使用した【オルターガイスト】について

発作的に使いたくなったからです。

環境的に立ち位置が云々は特に考えてなかったです。

1st突破ぐらいなら行けるだろうという考えです。

というわけで今回の目標は【オルターガイスト】を使用し、1st突破ということになりました。

2ndは全く別のデッキを使用しました。

【オルターガイスト】は主に大きく

の2つに分けることができます。

それぞれの型について簡単に羅列

今回私が選択したのは罠型です。

展開型はメインギミックで敷ける妨害の質の高さが罠型に対する優位性として挙げられます。

しかし、罠型の場合先攻時に食らうことのない《

モンスター主体の遊戯王において、展開に寄せると言うことは自らメタられに行くようなもので、それ相応の貫通力を要求されることに加え、競合となるテーマがモンスター主体の"普通のデッキ"になります。ここでいうところの"普通のデッキ"とは今期でいう【R-ACE】や【炎王】などが該当します。

”普通のデッキ”で2枚初動で貫通力が低くて攻め手が少ないという環境全体で見ても優位性の乏しいデッキを使用することに耐えることが出来ないと判断。

しかも、展開型を使用する場合、【罪宝】や【スネークアイ】ギミックを搭載することになりますが、他デッキがこれらギミックを単体初動としている中で、これらを使用しても2枚初動のこのデッキを使用するのはあまりにアホらしかったです。

罠型ならば、環境全体で見た場合の独自性や優位性もある程度は確保できますし、メインギミックで敷ける盤面の脆弱性も外付けの汎用罠で補填することが可能です。

手札誘発を全て抜いています。

先攻時のパワーが罠より低いからです。

パワーの低いデッキで手札誘発を採用するのは先攻に誠意が足りていないと思います。

先攻9割後攻2割取れれば、1stやランクマの形式ならば抜けることが出来ます。

今回の目標は1st突破に設定している為、このアプローチを取りました。

特に【オルターガイスト】というデッキは《

オルターガイスト・マルチフェイカー

》というカードの性質上、罠が多いことは良いこととされています。

構築の方針として先攻を絶対に落とせないので、事故負けを軽減する為に《

》を2枚採用しました。魔法使いなので《

》との兼ね合いでどう転んでも《

》より優先されます。先攻1ターン目以外くそ雑魚なのがネック。

【オルターガイスト】モンスターの採用枚数について

オルターガイスト・メリュシーク

オルターガイスト・シルキタス

》の効果で出して妨害にしたい為、デッキにいてほしいので2枚

オルターガイスト・マルウィスプ

オルターガイスト・プークエリ

オルターガイスト・マリオネッター

》は初動ではないけれど3ターン目以降のリソースを広げる動きで必要なので1枚

【勇者】ギミックはの採用理由は

》を食らわないはずなのですが《

》という打ち所を作ってしまいます。構築段階では、相手ターンに相手がカードを場に出してから《

》を特殊召喚すればいいと思っていましたが、《

》の制約が重すぎて叶わないことに後から気が付きました。しかし、構築を練り直すのが怠かったのでそのまま走り切りました。

》と迷いましたが、3ターン目以降のリソースを回すフェーズで非常に重要な役割を持つ《

》の効果が使用出来なくなり、プレイの難易度が上がると思ったので断念。

オルターガイスト・ヘクスティア

》の効果によるサーチなので、《

》を既に持っている場合などは、《

オルターガイスト・プロトコル

》をサーチして罠を集めます。

》のところから分岐で、この2体で作れるLモンスターなら状況に応じて好きなモンスターをL召喚して構いません。

》を食らっても耐えることが出来ますが、【勇者】ギミックなどで完全単体初動の場合よりモンスターを出している場合は全てを失うので注意です。

》を食らうと本来触れていたはずの《

》に触れなくなるので、ラグで有無を確認してからこの展開を行うか決めましょう。

2枚初動展開で最も手札誘発の受けが良い展開です。

罠型で先攻でこの展開を行えることはほぼないですが、【オルターガイスト】のみでリソースを広げるこの展開は、3ターン目の展開に流用出来る部分が多いので、感覚として身に着けておくと良いでしょう。

》抱え込みながら罠を構えることを目指します。

罠の発動に反応して特殊召喚した《

》をリクルートして妨害を追加したり、余裕がある場合は《

》をリクルートして3ターン目のリソースを厚くします。

》に食らうと触れていたはずの《

》に触れなくなるので脳死で《

》にするのは間違ったプレイです。

このカードをアクティブにする為にプレイが歪んでキモかったです。

》の効果まで出来ていないので、《

》変換用のリンク1モンスターを《

》をアクティブにする為に魔法使い族である《

》にする択が発生します。これらリンク1モンスターはリンクマーカーが下に向いていない為、《

》1枚展開が出来ません。ラグによる《

》のチェックが済んでいるのに強展開が出来ないのがもどかしい。

あくまでも択なので他の手札が弱すぎて《

》を割り切って強展開をしないといけない場面はあります。

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