前回の記事が重すぎたので、展開ルートを含めて20,000文字に収めました。

※前回の記事を読んでくださった方は　■ 展開ルート　を飛ばしてください。

みなさんは『P召喚』と言われてどのようなイメージを持つでしょうか？

真っ先に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》や《アストログラフ・マジシャン》を思い浮かべたあなたは……【ドレミコード】の才能があります。どちらもとてもよく使うカードたちですので、これはきっと運命の出会いでしょう。

「振り子の演出が綺麗……」と思ったあなたは……【ドレミコード】の才能があります。賑やかながらも繊細なイラストと、数多くの召喚演出はきっとあなたの感性に訴えかけるものがあるでしょう。

そして「テキストが長い」　「なんかよくわかんないけど、難しそう……」と思ったそこのあなたは……【ドレミコード】の才能があります。とても。

【ドレミコード】はシンプルで、簡単なデッキです。

ということで、今回、私が紹介するのは『P召喚』から【ドレミコード】です。

P召喚を主体としたデッキでありながら、40枚の構築に纏めつつ、2種類の《指名者》まで採用できるところは【ドレミコード】の優れた部分です。

リストを変更する際には展開に貢献しないカードの枚数だけは意識するといいでしょう。上記の10枚（ 《灰流うらら》　《墓穴の指名者》　《抹殺の指名者》　《増殖するG》　《トリアス・ヒエラルキア》　《三戦の才》 ）に加えて、多くとも追加で1枚までに抑えることをお勧めします。

《ドドレミコード・クーリア》

おすすめポイント①　動きがシンプル

【ドレミコード】はP召喚を主体としたデッキですが、スケール効果が

何かを生み出すことはありません。

ですので、展開には通常のデッキと変わらずモンスター効果のみを考えれば成立します。

その効果も《シドレミコード・ビューティア》と《ドドレミコード・クーリア》を除き、②の効果は覚えていなくとも

また、その数も【エンディミオン】などとは違い②までしかありません。したがって、ほとんどのカードには

覚えるべき効果は一つしかありません。

おすすめポイント②　プレイが簡単

上記の通りに効果は一つしかないので、取れる行動も一つしかありません。何かを生み出す能力もモンスター効果しか存在しないので、ただ

その上で《軌跡の魔術師》をリンク召喚できるなら動けます。

先行なら通常の展開デッキと同じように覚えた展開ルートをなぞりましょう。

後行なら《軌跡の魔術師》の②の効果が使えるので、それで妨害を使わせた後に《

ジーランティス》によるワンキルを狙いに行きます。

特定のカードから同じルートを辿るわけではありませんが、

場に出したモンスターは全てEXデッキの素材となります。

ですので、「Pモンスター」　「チューナー」　「アストログラフ・マジシャン」　「そのた」の区別がつき、

5までの数が数えられれば問題ありません。

おすすめポイント③　構築に幅がある

ここまでを読んで　「動きがシンプルで、プレイが簡単ならすぐに飽きてしまうのではないか？」　と心配する方もいるでしょう。

しかし、【ドレミコード】にはそれらを覆すことのできる大きな特徴があります。それは

デッキ構築の幅がとにかく広い

展開の中で縛りが付くカードがありません。

P召喚を主体としたデッキにありがちな、

もう1枚「テーマ」の名前を必要とするカードもほとんどありません。

したがって、数多くのテーマ、カードと調和します。

中には一部構築を制限するカードもありますが、

別にそこまでカードパワーが高くないので無理に採用する必要はありません。

・　《ドレミコード・ムジカ》軸

詳しいカード名は下記にある　※補足　《ドレミコード・ムジカ》軸　をご覧ください。

《ドレミコード・ムジカ》を軸にした【ドレミコード】です。先手の妨害数が増え、《増殖するG》に対してドロー枚数を抑えて止まりどころを作れます。

・　《シドレミコード・ビューティア》軸

詳しいカード名は下記にある　※補足　《シドレミコード・ビューティア》軸　をご覧ください。

《シドレミコード・ビューティア》を軸にした【ドレミコード】です。1と8の上下スケールが揃う《超重神童ワカ－U4》を採用しています。P召喚したカードが1枚で相手の1枚の妨害を突破できることから、後攻での打開能力があります。

・　《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》軸

詳しいカード名は下記にある　※補足　《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》軸　をご覧ください。

《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》を軸にした【ドレミコード】です。先行に強く、手札の組み合わせで動きを覚えるので、通常の展開デッキに近いプレイ感覚を味わえます。

おすすめポイント④　召喚演出が多い

テーマに足らない部分を外付けで拡張しているので、様々なデッキで使われている汎用性の高いカードが集合しています。そのため、

例として、基本展開での演出の回数を数えてみましょう。

 1回目　《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》

 2回目　《アストログラフ・マジシャン》

 4回目　《アストログラフ・マジシャン》

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