遊戯王マスターデュエルのデッキ投稿企画！世界大会予選で使ったデッキは六花！デッキレシピやコンセプトも書いてあるので、ぜひ見てください。

前回、記事にまとめることで考えが整理できたことと、読んでいただいたことで気づきを得、デッキの改善に大変役立ったことから、今回も参加させていただきます。

WCS(DC)ですが、以下の目的・目標で参加しています。

昔から植物デッキを愛用していますが、時間の都合で紙の大会は出られないので、実際大会でどこまでやれるか？を知りたく思い、これまでのDC形式は全て六花を使っています。結果、今回も1st突破し目標は達成しました。(2ndは時間が取れないので感触を確かめる程度に走っています)

六花の詳細な記事は過去にありましたので、今回の採用カード・立ち回り・使用感を中心に記載したいと思います。

六花

9割5分ストレナエ・ティアドロップ・アルセイしか使いません。ストレナエとティアドロップは3枚必要な試合が無かったためずっとこの枚数でした。（今回、対面のクシャトリラユニコーンは大抵リトルナイトを狙い、六花が飛ばされることはありませんでした・・・）

六花のデッキの特徴を分析すると以下のようになります。

六花は1枚初動のため誘発多量型も取れますが、1枚初動で高展開力の環境デッキが多数ある中であえて六花を使うにあたり、差別化として弱みをカバーした永続罠を構える方針としていました。（以前はみるとんさんが紹介していた型と同型になります。）

六花絢爛をリリース付きで3回打てるよう、選定しています。

（プリム、クローザー、ティタニアル）これ以上だと初動への影響が重いです。

ローンファイア・ブロッサムは初動のかさましですが、止められるリスクが大きすぎるため、これでしか動けないとき以外は発動しません。（大抵、ひとひらもしらひめも無いときにボタンのリリース用として召喚するのみとなります。）

ティタニアルは採用しないレシピも多いですが、絢爛の理由に加え、①貴重な打点である、②対象無効化は思いのほか範囲が広くターン1もないため優秀である、ということから使用しています。

永続罠の採用で誘発の枠を減らしているため、相手の先攻を覆すカードを優先しました。ただ六花は不要札を捨てて活用できないので、腐りやすいものは避けました。

迷って採用したカードと、見送ったカードを挙げます。

展開例

場：六花来々＋六花モンスター＋できれば六花の薄氷

基本的な六花の展開盤面になります。他記事等でもわかるため流れは割愛しますが、ポイントとしては、以下になります。

増Gを打たれた場合、無視してボタンの特殊召喚で止まります。しらひめを打つ構えをすればよいので、ひとひらで止める場合もあります。

・六花来々が初手にあれば、ひとひら発動前にセット効果まで使う

初手にひとひらと来々が両方ある場合、ひとひら召喚→来々発動→来々のセット効果→ひとひらの効果　の順で使用します。

理由は2つあり、①γ対策（ひとひらを破壊されると来々のセット効果を使えない場合が多いため）、②幽鬼うさぎ対策（来々を割られるとボタンで来々を再度サーチする必要があるため）です。

以前は、誘発そらしのため(ボタンのサーチへのうららを期待して)手札に温存していましたが、ホルスの影響などでγとうさぎが使われているのと、六花への打ちどころを間違えない人が増えたため、順当に低リスクの発動順とします。

・初手でストレナエを目指さない

今回のDCでは、初手でストレナエの召喚を狙わないことにしました。

前提として、六花の理想展開では初手でストレナエを着地できます。

（ひとひら召喚→ボタン特殊召喚→絢爛でボタンリリース・しらひめとプリムサーチ→しらひめとプリム特殊召喚→ストレナエをX召喚）

メリットは、①妨害数を増やせる、②墓地の絢爛を回収し備えられる。

一方、デメリットは、①ニビルを受ける、②絢爛で相手をリリースできる回数が1回減る、

③絢爛にうららを打たれると無妨害になる

ニビルは、打たれてもストレナエで妨害が残るのですが、トークンが邪魔になる場合があるのと、ニビル＋拮抗勝負を受けるひどい試合が何度かあったことから、踏まないほうが良いと考えました。また、今回はデメリットの③を狙われる試合が何度かあり、リスクのほうが高いと判断しました。

六花来々があれば、来々発動から六花絢爛orボタン発動でモンスター1体を除去してから動けますが、めくり能力は決して高くありません。

ドロールや増Gで展開を抑えることが前提の場合が多いです。

展開例２

場：六花来々＋サボウクローザー＋六花モンスター＋できれば六花の薄氷

絢爛・ボタンのコストで相手モンスターを除去しながら返していきます。相手エンドフェイズにひとひらが蘇生していれば召喚権が残るので、絢爛でしらひめ・サボウクローザーをサーチし、サボウクローザーを召喚します。その後はしらひめと六花の薄氷でモンスターを除去しつつサボウクローザーを守ります。

1ターンで8000ダメージを出せないため、多くは1～2ターンをサボウ・クローザーで止めてダメージ蓄積後、残りライフを取ります。

攻勢に移るときは絢爛でサボウ・クローザーをよけ、スノードロップ＋ティタニアルをサーチして展開します。

サボウ・クローザーで1回攻撃した次のターン、相手ライフは6200。

しらひめやひとひらを含め4体展開できるなら、スノードロップですべてLv.8にし

ティタニアル2800+アルセイ2300+スノードロップ1200=6300

3体しか展開できない場合は、ティタニアル2800+ティアドロップ2800～3200となり、

6200を取り切れないため、サボウで次のターンまでやり過ごし、残りライフ4400を取ることになります。

展開例３

トップを走る炎王スネークアイやR-ACEなど、今の展開系は展開スピードがありながらリソース回復力も六花よりも断然高いです。長期戦を余儀なくされる六花では、先攻だったとしても押し負けてしまいます。そのためサモンリミッターあるいは群雄割拠でスピードを落とし、その間にサボウクローザーを出すことで縛りを2重化し、リカバリされる前に勝つことを目指します。

スネークアイ系のデッキは多くの場合、エクセル、ポプルス、リンクリボーのうち2体が出てから展開を開始するので、リンクリボーが出たタイミングでサモンリミッター・群雄割拠を使えば隙が生まれます。炎王系であればその後ポニクスから神天焼のサーチを狙ってきますので、しらひめでポニクス自身をリリースして無効にすればケアされることも無く猶予が生まれます。

ティアラメンツやホルスに対しても永続でのスピード落としが有効で、かつコストリリースではティアラメンツもホルスも効果が誘発しないので、処理しながら展開を抑えていけます。

デッキが非常にばらけていた印象です。

特に想定より閃刀姫とラビュリンスと対面したことが、スムーズに進めない原因となりました。

閃刀姫は、後攻捲り型で羽根帚・ライストでバックを割って動くため、六花では対応力を大きく削がれ、魔法罠対策も少ないためかなり勝つことは難しかったです。

ラビュリンスは、うららを抜いているためビッグウェルカムが重くなっていること、コズサイを抜いておりバック処理が難しくなっていることで苦戦を強いられました。

なお、私は基本的に午前3:00-5:00ごろプレイしていますが、この時間のプレイヤーは総じてプレイングのレベルが高く、練習にはなりますが突破の難易度も高い印象でした。（たまたま午後にプレイしたときあっさり1stを抜けました。）

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マスターデュエル大好き人間です、デッキ構築王決定戦のためにアカウントを作りました。それ以外でも何かしらしていくかもしれません。