ディアブロ4における、刈り取りネクロビルドを紹介します。心臓や取得スキル、パラゴンやおすすめユニークについても掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
刈り取りネクロビルドの概要
ビルドの紹介
操作が簡単で使いやすい
死食草による高クリティカル率が魅力
レベリングビルドから流用可能
完全な1対1ではダメージを出しにくい
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操作が簡単で使いやすい
▲死食草の発動位置には注意。画面外で発動することも
使用するアクティブスキルはほぼ「刈り取り」のみです。敵を引き寄せる「死食草」も採用していますが、後述する死体スキル自動発動がメインなので多用はしません。「ブラッドミスト」もあくまで緊急回避用で、基本スキルを含めた2ボタンだけで退屈なほど単調かつ強力なビルドが完成します。
死体を利用したシャドウ継続ダメージがメインの火力源になるので、敵を誘導するなどの位置取りは多少必要です。とはいえ「死食花」で敵を一箇所に引き寄せることもできるので、ほとんどの場合は気にせずともいいでしょう。
死食草による高クリティカル率が魅力
効果 | |
---|---|
貪欲なる触手の化身 | <死食草>を放つと、クリティカルヒット率が6秒間10-20%上昇する。<死食草>のダメージを受けた敵に対しては、クリティカルヒットダメージが10-20%増加する。 |
シーズン1ネクロ全般に言えることではありますが、死食草が冒涜の心臓(死体スキル自動発動)により高頻度で発動できるようになったため、全体的な火力が向上しています。「貪欲なる触手の化身」が必須ではありますが、死体さえ用意できれば常時10-20%のクリティカル率を稼げます。
なお、シャドウ継続ダメージにクリティカルは乗りません。高クリティカル率を実現できた場合は、コープスエクスプロージョンの強化先を害毒ではなく疫病に切り替えるのも一考です。
レベリングビルドから流用可能
Game8が紹介しているレベリングビルドから、ほとんどそのままプレイスタイルを流用できます。大きな変更点としては冒涜の心臓が必須になった程度で、方針はほぼ変わりません。
レベル50までの基本的な特徴やスキルの取得順などは以下の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
完全な1対1ではダメージを出しにくい
▲鎌切り(従者)などを採用しないと死体生成に苦労しがち
死体の生成が非常に重要なビルドなので、取り巻きなどを呼ばないタイプのボスとはあまり相性がよくありません。通常攻撃時に死体を生成するアビリティを複数取得してはいますが、完全な1対1はやや苦手と言えます。
コアスキルの刈り取りはシャドウダメージ、コープスエクスプロージョンはシャドウ継続ダメージでそれぞれ異なるので、自分がどちらを重視したいかで装備特性の比重などは調整する必要があります。
スキルやパラゴンなどの早見表
アクティブスキル | |||
---|---|---|---|
鎌切り(従者)
刈り取り(形而上)
コープスエクスプロージョン(害毒)
ブラッドミスト(戦慄)
死食草(疫病)
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パッシブスキル | |||
切り裂かれし血肉
孤高の誇り
影なる病魔
不完全な均衡
暗影
押し包む闇
メメントモリ
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死人の活力
残忍な収穫
死の抱擁
闇の追撃
死者の甲皮
死者を糧に
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化身 | |
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両手武器 |
病害の化身
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頭 |
爆発霧の
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胸当て |
不服従の化身
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腕 |
貪欲なる触手の化身
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ズボン |
腕力の化身
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脚 |
ゴーストウォーカーの化身
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首飾り |
腐敗の
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指輪1 |
不服従の化身
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指輪2 |
生贄の化身
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おすすめ装備特性 | |
・全ステータス ・近距離の敵へのダメージ ・クリティカルヒットダメージ ・クリティカルヒット率 ・コアスキルダメージ ・シャドウ継続ダメージ ・シャドウダメージ ・シャドウ継続の敵に対するダメージ ・脆弱ダメージ ・攻撃速度 ・各種ダメージ減少 |
おすすめ装備特性 | |
---|---|
・全ステータス ・近距離の敵へのダメージ ・クリティカルヒットダメージ ・クリティカルヒット率 ・コアスキルダメージ ・シャドウ継続ダメージ ・シャドウダメージ ・シャドウ継続の敵に対するダメージ ・脆弱ダメージ ・攻撃速度 ・各種ダメージ減少 | |
宝石 | |
武器 |
エメラルド
+%脆弱状態の敵へのクリティカルヒットダメージ |
防具 |
トパーズ
+%操作障害時のダメージ減少率 |
装飾品 | |
冒涜(悪辣)
死体の近くを通ると自動的に装備中の死体スキルが毎秒発動し、40~30%減少したダメージを与える。 | |
復讐(狂暴)
受けるダメージの10~20%が抑制される。防御、遁走または妖気スキルを使用すると、抑制されたダメージが250%増幅されて爆発し、付近の敵に最大1360~2040の火炎ダメージを与える。 | |
マリグナントの契り(激怒)
20キルごとにマリグナント・ボーナスが切り替わる。悪辣:攻撃速度が20%上昇する。邪悪:コアおよび基本スキルが15%の確率でプライマリリソースを完全回復させる。狂暴:21秒毎にダメージを85~102吸収する障壁を獲得する。 |
初期ボード | |
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【取得ノード】守る者・知識ある者 【グリフ】制御 | |
肉喰らい | |
【取得ノード】肉喰らい・鎮圧・特化型・博学なる者 【グリフ】闇 | |
萎縮 | |
【取得ノード】萎縮・呪詛・絶え間なき闇・さまよう影 【グリフ】災禍 | |
死の香り | |
【取得ノード】死の香り・荒廃・死に魅入られしもの・守る者・矯正 【グリフ】墓守 |
刈り取りネクロビルドのスキルとパラゴン
習得スキルについて
ブラッドミストは緊急脱出用
▲抑圧を解除して無敵化。継続ダメージと相性よし
ブラッドミストは使用した瞬間に抑圧状態を無効化し、3秒間無敵になれるスキルです。打たれ弱いので万が一の場合を考えて取得しておきましょう。継続シャドウダメージの時間を稼げるという意味でも、相性は良好です。
ボーンストームを取る選択肢もある
「ボーンストーム」は継続時間やクールダウンが難点ですが、使用中のダメージ軽減やクリティカル率上昇は魅力的な必殺技です。強敵に苦戦するようであれば採用の余地はあります。
ボーンストームを上級まで取るとポイントが3必要なので、「死者の甲皮」「闇の追撃」「闇の抱擁」などを削るのがいいでしょう。
不完全な均衡は2023/07/25時点不具合が発生中
「不完全な均衡」は本来3/3まで上げられるスキルですが、シーズン1アプデ時に告知もなく1/1に変更されてしまっています。不具合の可能性が高いので、修正が行われるまでは他のパッシブスキルに振り分けるなどで対処をお願いします。
パラゴンとグリフについて
ボードは「肉喰らい」「萎縮」「死の香り」が中心
▲Lv70前後の取得例。ボードは肉喰らいと萎縮を選択
パラゴンで優先すべきは「肉喰らい」「萎縮」「死の香り」の3種類で、いずれもレジェンダリーノードまで取得しましょう。レベル70前後の段階ではグリフの育成が満足に進められないので、レア・レジェンダリーノードの取得を優先するのが効率的です。
ボードの順番に特別な指定はありませんが、攻撃的なノードが多い肉喰らいと萎縮を優先し、死の香りで死体を利用したダメージ軽減効果を取得するのがいいでしょう。
グリフは「闇」「災禍」が中心
グリフで優先すべきなのは「闇」「災禍」の2種類です。シャドウ・シャドウ継続ダメージを大きく伸ばしてくれるので優先的にレベルを上げるべきです。
残りのグリフは自由度が比較的高く、「墓守」「制御」「搾取」「縄張り」「生贄の」「不屈」など、好きに選択して構いません。火力を高めたい場合は制御と縄張りが特におすすめです。
死者の書について
選択 | |
---|---|
スケルトンウォーリアー | リーパー・生贄 |
スケルトンメイジ | 冷気・生贄 |
ゴーレム | 鉄を打つ者・生贄 |
召喚は全て生贄
ミニオンはネクロマンサーの花形でもありますが、レベリングビルドでは採用していません。継続シャドウダメージを活かすには多少の位置取りが必要で、ミニオンがいると散らばってしまうことがあるからです。
基本的には攻撃に関するタイプの生贄でいいですが、防御面に不安を感じる場合はゴーレムの血を選んでもいいでしょう。
刈り取りネクロの心臓と装備
心臓について
冒涜の心臓(死体スキル自動発動)は必須
心臓 | タイプ/入手条件/効果 |
---|---|
冒涜 |
タイプ:悪辣 死体の近くを通ると自動的に装備中の死体スキルが毎秒発動し、40~30%減少したダメージを与える。 |
とにもかくにも、冒涜の心臓です。冒涜の心臓は、威力が低下する代わりに近くの死体がセットされている死体スキルを自動的に発動する効果を持ちます。シーズン1ネクロの強さ象徴する要素であり、冒涜の心臓を採用しないビルドはほぼほぼありえないでしょう。冒涜の心臓は悪辣(オレンジ)なので、装飾品の厳選時には留意が必要です。
なお、複数の死体スキルをセットしている場合はいずれかのスキルが発動します(死食草など発生までにクールタイムが設けられているものもある)。
残りの心臓は復讐とマリグナントの契りが安定
他の心臓はなんでも構わないくらい冒涜が強力ですが、残りは復讐(青)とマリグナントの契り(黒)がおすすめです。特に復讐はネクロの貧弱な耐久面をフォローしてくれるので優先度は高めです。
ヴァーシャンの心臓がない場合は、闇の舞踏(オレンジ)も強力です。火力を伸ばせる反面ライフを消費するので、キル回復がある両手鎌と組み合わせたり、あえてレベル1のライフ消費量が少ないもんを採用したり工夫は必要です。
一方で生存力を伸ばしたい場合、獅子心(青)や策士(紫)も選択肢になります。
ユニーク装備について
下からの咆哮は快適性が大幅アップ
名称 | 装備効果/ユニーク効果 |
---|---|
下からの咆哮
(手袋) |
・メイン効果なし ・幸運の一撃発生率 ・死体の攻撃速度 ・スタンダメージでの幸運の一撃発生率 ・恐怖ダメージでの幸運の一撃発生率 〈コープスエクスプロージョン〉が即座に爆発せず、爆発性のスケルトンを召喚して、ランダムで敵に突撃させ爆発させる。〈コープスエクスプロージョン〉のダメージがX%増加する。 |
下からの咆哮は、シーズン1ネクロにとって最も重要なユニークの1つと言ってもいいでしょう。死体スキルは死体の位置に依存するのが欠点ですが、下からの咆哮を装備していれば死体が敵をある程度追尾してくれるようになります。
ダメージ上昇効果も見逃せませんが、それ以上にダンジョンなどの周回において尋常ではない快適性を提供してくれます。恐怖状態を付与するので敵が散らばってしまうデメリットはありますが、継続シャドウダメージや「死食草」の存在によってそれほど気にはなりません。
その他採用価値のあるユニーク装備の例
名称 | 装備効果/ユニーク効果 |
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空の墓のすね当て
(ブーツ) |
・最大回避チャージ ・知力 ・精髄のコスト減少 ・シャドウダメージでの幸運の一撃発生率 ・継続シャドウダメージの影響の敵からのダメージ減少率 〈刈り取り〉の亡霊が移動した地面を穢し、複数の敵に2秒間、Xのシャドウダメージを与える。 |
懺悔のグリーヴ
(ブーツ) |
・回避によって移動速度が1秒間50%上昇 ・移動速度 ・操作障害持続時間 ・出血の持続時間 ・冷気耐性 敵を冷気状態にする霜を残す。冷気状態の敵は受けるダメージがX%増加する。 |
「ハーレクインの紋章」のような結論ユニーク装備を除けば、他に採用を検討すべき装備はブーツのみです。「空の墓のすね当て」は単純な火力増強手段として、懺悔のグリーヴは移動や生存力強化手段として採用の価値があります。
刈り取りネクロビルドの立ち回り
1 | 鎌切りと刈り取りでダメージを与える |
---|---|
2 | 撃破や切り裂かれし血肉などの効果で、死体が生成される |
3 | 死食草で敵をまとめて、刈り取りで倒すorコープスエクスプロージョン |
4 | 行動不能状態になったらブラッドミストで逃げる。精髄が不足しているようなら、コープスエクスプロージョン連打で一時的に回復が可能 |
減った精髄は死体の利用で回復
基本的にはコアスキルの刈り取りを連打し、死体が溜まってきたらコープスエクスプロージョンを使用して精髄を回復し、以降繰り返しです。基本スキルの鎌切り派生効果には死体生成の効果があるので、4秒に1回の目安で振りましょう。
鎌切り(従者)の確定死体生成は道中で活かす
基本スキルの鎌切り(従者)は、攻撃時に確定で死体を生成する効果を持ちます。4秒のクールタイムが設定されているものの、鎌切り→手動で死食花を発動すれば集団戦で意図的に敵を集められます。ナイトメアダンジョンの周回などで積極的に活用しましょう。
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